【初心者向け】飼いやすいうさぎの種類はどれ?おすすめ人気品種をランキング紹介

【初心者向け】飼いやすいうさぎの種類はどれ?おすすめ人気品種をランキング紹介

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10年以上ウサギ3匹と暮らして感じた「幸せ」と「苦労」をもとに、お悩み解決案を提案します。記事最下部にコメント欄あり。気軽に育兎相談どうぞ。愛玩動物飼養管理士(登録番号241110200号)

「飼いやすいウサギの種類は?オススメはどれ?」「ウサギの人気品種はどれ?」

結論から言うと、初心者さんでも飼いやすいウサギの種類は以下条件に当てはまるような子です。

飼いやすいウサギの特徴
  • 性格が穏やか
  • 友好的
  • 賢くトイレを覚えやすい
  • 病気をしにくい
  • 毛が短い(短毛種)
  • 体が大きくなりすぎない
  • うるさくない

上記条件に当てはまるウサギほど「飼いやすい特徴を備えている」と言えます。
<<飼いやすいウサギの特徴・条件の詳細へ

本記事では「飼いやすいウサギの条件に当てはまる人気品種(超絶可愛い…!!)」を紹介します。

「どんなウサギなのか?」についても、写真付きで詳しく解説するのでよかったら参考にしてくださいね。

<<飼いやすいウサギの種類ランキング詳細へ

まい

お伝えする情報はあくまで傾向です。人間と同様にウサギにも個体差があります。

まい

「100%完璧なウサギはいない(思っていたよりも飼いやすくないかもしれない)」という可能性があることを前提に読み進めていただけると幸いです。

初心者が飼いやすいうさぎの特徴・条件とは?

初心者が飼いやすいうさぎの特徴・条件とは?

人によって「飼いやすい」の基準は違うと思いますが、多くの人は「性格が良い・イタズラが少ない・手間が少ない」をイメージするのではないでしょうか。

具体的には以下の条件に当てはまるようなウサギです。

飼いやすいウサギとは?
  1. 性格が穏やか
  2. 友好的
  3. 賢くトイレを覚えやすい
  4. 病気をしにくい
  5. 毛が短い(短毛種)
  6. 体が大きくなりすぎない
  7. うるさくない

飼いやすいウサギの条件として上記を挙げ理由を、実体験もまじえながら更に詳しく解説していきます。

後半でなるべく条件に当てはまる「飼いやすい人気種類」も紹介するので、よかったらザザッとチェックしてくださいね。では順番に見ていきましょう!

飼いやすいうさぎの条件1.性格が穏やか

飼いやすいうさぎの条件1.性格が穏やか

「穏やかな性格だとお世話がしやすい◎」

飼いやすいウサギの条件1つ目は性格が穏やかです。

性格が穏やかなウサギはお世話が比較的しやすかったり、優しいと感じる行動が多かったりと、一言にすると扱いやすいからです。

まい

我が家の1代目ウサギはケージに手を入れるだけで噛みついてきたりと、神経質な性格でした。

それでも可愛かったのですが、暴れて手がつけられないので爪切りは動物病院にお任せ状態でしたし、投薬しようものなら指の肉がえぐれるほど噛みつかれるなど、非常に苦労しました・・・

性格が穏やかだとお世話(爪切り・投薬・ブラッシングなど)を嫌がりはしても、飼い主が何とかできる範囲の抵抗で収まる可能性が高いので、初心者さんにオススメなのです。

まい

お世話で心が折れるウサ飼いさんが多いので「性格が穏やか・おおらかで、比較的扱いやすい」という点はかなり重要と言えます。

※穏やかな性格と言われている種類のウサギでも狂暴な個体はいます(個体差がある)

飼いやすいうさぎの条件2.友好的

飼いやすいうさぎの条件2.友好的

「僕はパパさんが大好きッスよ」

飼いやすいウサギの条件2つ目は友好的です。

友好的な性格のウサギは、

  • ウサギの方から寄ってきてくれる
  • 飼い主とのスキンシップを好む
  • 遊び好きが多い

など懐きやすい(仲良くなりやすい)傾向があるからです。

まい

懐きやすい個体と、懐きにくい個体だったら、やはり懐きやすい個体の方が飼いやすいですよね。

まい

あと個人的には懐いてくれると愛しさが増すので、多少イタズラをしたとしても「くそぅ…でも可愛いから許す!」と思えやすいです。

※友好的な性格と言われている種類のウサギでも懐きにくい個体はいます(個体差がある)

飼いやすいうさぎの条件3.賢くトイレを覚えやすい

飼いやすいうさぎの条件3.賢くトイレを覚えやすい

「トイレを覚えてくれるとお世話が超楽!」

飼いやすいウサギの条件3つ目はトイレを覚えやすいです。

ウサギを飼い始めて、1番最初にぶち当たる問題はトイレの躾なんじゃないかと私は思っています(それぐらい、トイレの躾に難航する飼い主さんは多い…)

  • さっき掃除したのに「次はこっちで粗相!?」と際限なくトイレに失敗される。
  • どれだけ頑張ってもトイレを覚えてくれない。

と悩む飼い主さんは相当多いので、とくにウサギ初心者さんは「トイレを覚えやすい種類」を選んでおいた方が無難です。

まい

個人的にはウサギのトイレ躾は、犬猫と比べて難しい(なかなか覚えてくれない)と感じています。

まい

ちなみに今ではトイレ完璧な2代目ウサギも、トイレをマスターするのに半年以上かかりました。

※トイレを覚えやすいと言われている種類のウサギでも、トイレを覚えない個体はいます(個体差がある)

飼いやすいうさぎの条件4.病気をしにくい

飼いやすいウサギの条件4つ目は病気をしにくいです。

ウサギのなりやすい病気の1つに「不正咬合(歯並びが悪くなる病気)」があります。

不正咬合は食欲不振を起こしてうっ滞(お腹の病気)になったり、病院で定期的な歯切り(ウサギへの負担が大きい…)が必要になったりと、かなり厄介な病気です。お金も労力もたくさんかかります。

間違った飼育方法をしていると高確率で不正咬合になってしまうのですが、「顔の作り的に不正咬合になりやすい種類のウサギ」もいます。

不正咬合になりやすい種類とは「顔がペチャっと潰れているウサギ」です。写真のような顔立ちのウサギは不正咬合になりやすいと言えますl

飼いやすいうさぎの条件4.病気をしにくい

逆に鼻が長い「馬面なウサギ」は不正咬合になりにくい顔立ちと言えます。写真のような子ですね。

飼いやすいうさぎの条件4.病気をしにくい

不正咬合は適切な環境・食事で飼育すれば高確率で予防できるので、過剰に心配する必要はありません。

ただ、なるべくリスクを避けたいのであれば「面長で馬面」なウサギを選んでおくと安心ですよ。

まい

不正咬合になりにくい種類のウサギを選んでも、正しく飼育していないと高確率で不正咬合になります。

まい

しっかりと飼育方法を勉強してからウサギをお迎えしてあげてくださいね。

※病気をしにくいと言われている種類のウサギでも病気がちな個体もいますし、まったく病気をしないという意味ではありません(ウサギ特有の病気のリスクが比較的低いとお考えください)

飼いやすいうさぎの条件5.毛が短い(短毛種)

飼いやすいウサギの条件5つ目は短毛種です。

ウサギの毛並みは大きく分けて短毛種と長毛種の2つがあるのですが、ハッキリ言って長毛種はお手入れがとても大変です…

  • こまめにブラッシングしないと毛が絡まり、毛玉ができる。
  • 排泄物で毛が汚れやすいので、必要に応じて毛のカットやお風呂が必要になる。

文字だけだと「何だ、そんなこと」と簡単に感じるかもしれませんが、基本的にウサギは嫌がって暴れるので、かなり苦労します(そのため動物病院やペットサロンにお任せする飼い主さんも多い)

長毛種はこんな感じの毛並みのウサギです。すごく可愛いのですが、グルーミングの大変さは覚悟しましょう。
飼いやすいうさぎの条件5.毛が短い(短毛種)

短毛種とはこんな感じの毛並みのウサギです。ちなみに短毛種であってもブラッシングは必須なので、「長毛種と比べると楽程度」に考えてくださいね。
甘えん坊でなつきやすいうさぎの特徴

飼いやすいうさぎの条件6.体が大きくならない(小型種)

飼いやすいうさぎの条件6.体が大きくならない(小型種)

「大型ウサギは6~10kgを超えます」

飼いやすいウサギの条件6つ目は体が大きくならないです。

日本で多く飼われているウサギの体重は約1~2.5kgの小型ウサギが多い(大きくても3~4kg程度)ので、基本的に飼育用品はこのサイズに合わせて作られていることが多いです。

そのため大型ウサギだと一般的に売られている飼育用品が体のサイズに合わなかったり、丁度いいサイズを見つけるのが難しかったりします。

大型ウサギはチワワやポメラニアンの2倍以上の体重をしています。大きさ的にはでかめの小型犬を飼うようなイメージをしてもらえるとわかりやすいかと思います。ちなみに夫の足元で寝転んでいるウサギは体重1.8kgと、ごく一般的な小型ウサギです。

飼いやすいうさぎの条件6.体が大きくならない(小型種)

また大型ウサギは大きい=重いので、小型ウサギと比べるとお世話が大変です。

「ウサギ初心者でも飼いやすいウサギは?」と聞かれれば小型ウサギと言えます。

まい

大型ウサギも可愛いですが、初心者さんには少しハードルが高いかもしれません。

※小型と言われている種類のウサギでも、少し大きめに育つ個体もいます(極端に大きくなる心配はないものの、平均より少し大きめになる可能性はある)

飼いやすいうさぎの条件7.うるさくない

飼いやすいうさぎの条件7.うるさくない

「僕たちは鳴かないから基本的には静かッスよ」

飼いやすいウサギの条件7つ目はうるさくないです。

と、言いましたがペットとして飼われているウサギは基本的に鳴きません。

甘える時に聞き逃してしまうような小さな声で「プープー」と鳴く程度なので、鳴き声のうるささに関しては皆無です(つまりどの種類のウサギを選んでもうるさくない◎)

まい

言わなければ、アパートの隣室の人にも気づかれないレベルです。

「どの種類のウサギが静か?うるさくない?」とよく聞かれますが、種類によってうるささは変わりません。

なので条件として挙げましたが、「うるささ」に関してはどのウサギも変わらない=どのウサギを選んでも同じと考えてくださいね。

まい

紹介してきた「飼いやすいウサギの特徴・条件」になるべく合致する種類を、紹介するので、よかったらこのまま読み進めてください。

初心者におすすめ!飼いやすいうさぎの種類ランキング

初心者におすすめ!飼いやすいうさぎの品種ランキング

現在様々な種類のウサギがいますが「比較的お迎えが容易(ペットショップでわりとよく見かける)」で、「飼いやすい特徴・条件に合致するウサギの種類」をランキングで紹介します。

実際の育兎経験なども交えながら紹介するので、お迎えするウサギの種類に悩んでいる人は、よかったら参考にしてくださいね。

おすすめ種類ランキング
  • 1位ミニレッキス
  • 2位ホーランドロップ
  • 3位ミニウサギ
  • 4位ネザーランドドワーフ
  • 5位パンダウサギ

※注意:ランキングは飼育書も参考にしていますが、1人のウサ飼いとしての個人的な意見も多々混じっています。お迎えする子の種類を最終決定する際は、ぜひ他の人の意見も見聞きしてくださいね(1人の意見より、色んな人の意見を取捨選択して決めた方が、色んな目線で考えられるのでオススメです◎)

私がオススメする飼いやすいウサギの種類について、

  • どんな見た目のウサギなのか?
  • どんな性格のウサギなのか?

など更に詳しく解説してきます。では一緒に見ていきましょう!

飼いやすいうさぎの種類1位:ミニレッキス

飼いやすいうさぎの品種ランキング1位ミニレッキス
ミニレッキスについて
特徴1 光沢のあるビロードのような美しい毛並み。触り心地抜群です。
特徴2 体重約1.4~2kgと比較的小柄。
特徴3 好奇心旺盛で触られることが大好き!「なんか知らんけど勝手に懐く」と感じる飼い主さんもいるぐらい、よく懐きます。
特徴4 ウサギの中ではトップクラスで賢いと言われています。トイレを早く覚える子が多い印象があります。
特徴5 面長なので顔立ち的には不正咬合になりにくいです。ただ、ソアホックになりやすいと言われているので、足裏のハゲには注意してあげましょう。
特徴6 短毛種なので長毛種と比べるとブラッシングが楽です。

もし私が友人に「ウサギ飼いたいんだけど、オススメの種類は?」と聞かれてたら、真っ先にミニレッキスを挙げます。

ウサギ界No.1の賢さとの呼び声高く、活発で友好的な性格をしているので、まさに初心者さん向けのウサギだからです。学習能力が高いのでお世話するうえで「賢くて助かる」と感じる場面が多いかもしれません。

筋肉質なむっちりボディ、少しオッサン顔で、長く一緒にいればいるほど愛着が湧く見た目も大きな魅力と言えるでしょう。

個体差ももちろんありますが「賢い」「懐きやすい」という声が多いです。また1度お迎えすると、「もうミニレッキスじゃないとダメ!」とハマる人が多いのもミニレッキスの特徴です。

まい

ミニレッキスは本っっっ当に性格が良いウサギです。個人的には1番飼いやすいウサギだと思います。

飼いやすいうさぎの種類2位:ホーランドロップ

飼いやすいうさぎ2位:ホーランドロップ

「私は飼い主にくっつくことが大好きなの」

ホーランドロップについて
特徴1 大きな頭に垂れた耳、むっちりムチムチなボディ。ぬいぐるみと見間違えるような可愛らしい顔立ちをしています。
特徴2 体重約1.8kgと比較的小柄。
特徴3 寂しがりや、温厚で活発、警戒心が少なく、スキンシップ好きが多いです。
特徴4 超甘えん坊!ベタベタに甘える、飼い主への独占欲が強い個体が多い傾向があります。
特徴5 耳が垂れているので、耳の病気に注意と言われています。また顔が潰れているので、面長の種類と比べると不正咬合のリスクが高く、あと食い意地がはっている子が多いです。
特徴6 短毛種なので長毛種と比べるとブラッシングが楽です。

ホーランドロップはウサギ界の甘えん坊代表です。

飼い主へくっつき、ストーカーし、いつまでもナデナデを催促し、他のウサギをかまえばヤキモチを妬くなど、ウサギにしてはベッタリとした付き合いができます。

またおおらかで多少のことには動じない気質を持っているので、扱いやすいという点も初心者さん向きの理由です(神経質なウサギと比べると断然お世話しやすい◎)

「犬みたいな性格のウサギ」とよく言われるのもホーランドロップの大きな特徴です。見た目の可愛らしさも相まって、メロメロになる飼い主さんが多いですよ。

まい

ホーランドロップは良い意味でウサギらしくないウサギ(野性味が少ない)品種ですよ。

飼いやすいうさぎの種類3位:ミニウサギ

飼いやすいうさぎの種類3位:ミニウサギ

「色んな性格の子がいるッスよ」

ミニウサギについて
特徴1 様々な品種がミックスされているので、毛色・体格など見た目の統一感がありません。色んな見た目の子がいます。
特徴2 体重約1.2~2.5kgと比較的小柄ですが、個体差が激しいです。ペットショップにいるミニウサギは1.5~1.8kg前後まで成長する子が多い印象があります。
特徴3 色んな品種がミックスされているので性格は様々ですがマイペースで、飼い主に従順な子が多いと記載している飼育書もあります。
特徴4 「ミニウサギ」という名前がついていますが、簡単に説明すると雑種です。体が小さいウサギという意味ではないのでお間違いなく!
特徴5 あくまで個人的な感想ですが、色んな品種体が丈夫な個体が多い印象があります(純血種よりも特定の体質的なトラブルが少ない)
特徴6 ミニウサギは短毛種も長毛種もいるので、毛の短い子を選んだ方がブラッシングが楽です。

ミニウサギは色んな品種がミックスされた、いわゆる雑種です。雑種と聞くと響きが悪いですが、色んな見た目・性格の子がいて、個人的にはとても魅力度が高いウサギだと感じています。

正直に言うと個体差が激しいウサギなので「こんな性格の子が多いよ」とは言えませんが、わりと体が丈夫な子が多く、気難しさが少ないので、そういった意味では初心者さん向けのウサギです。

あと現実的な話をすると、他品種のウサギは数万円なのに対し、ミニウサギは数千円と安いので、お迎えしやすい点も考慮して第3位として紹介しました。

※安いからと安易にお迎えするのはオススメしません。飼い主・ウサギにとって良くない結果を生む元です。

我が家のミニウサギはボール遊びをしたり、布に潜ったりと活発に動くので見ていて楽しいです。ごくたま~に、気まぐれで私の腕枕で寝てくれるので「…天使?」と錯覚する時があります。

飼いやすいうさぎの種類4位:ネザーランドドワーフ

飼いやすいうさぎの品種ランキング5位ネザーランドドワーフ
ネザーランドドワーフについて
特徴1 短い耳と潰れ気味な顔に、短足でコンパクトなボディが激しく可愛い!不動の人気No.1ウサギです。
特徴2 世界最小サイズのウサギです。体重は約0.9~1.1kg。
特徴3
特徴4 よく懐きますが、野生種の血が入っているためか、臆病・神経質・きかん坊な面を持つ子もいます。
特徴5 顔が潰れているので、面長の種類と比べると不正咬合のリスクが高いと言えます。またストレスに弱い個体が多い印象があります。
特徴6 短毛種なので長毛種と比べるとブラッシングが楽です。

ネザーランドドワーフは飼いやすいウサギとしてよく紹介されていますが、やや気難しい気質があるので、個人的には「初心者向け」とは言いづらい品種だと考えています。

ですが、ネザーは本っっっ当に可愛いんですよ…まるで生きているぬいぐるみのように愛くるしいので、お世話の大変さも苦にならないぐらいです。

まい

私は初代ウサギ(ネザー)に噛まれて流血し、化膿して切開した経験もありますが、可愛すぎて余裕で許せました。

それに気難しいと言いましたが、ストレスに弱いことを理解してお世話すれば長生きしますし、しっかりと愛情を注いでいれば懐きます。

なので「この子の下僕になりたい!」と思うのであれば、お迎えを検討してみるといいかもしれません。

個人的な感想ですが、ネザーはツンデレが多いというか、たまに見せるデレがとっても可愛いウサギです。あと「小さいから飼いやすい」という意見が多いですよ。

まい

ネザーは人気No.1品種なので、たいていのペットショップにいます。なので比較的お迎えが容易です。

飼いやすいうさぎの種類:ダッチ(パンダウサギ)

飼いやすいうさぎの種類:ダッチ(パンダウサギ)
ダッチについて
特徴1 白と黒のツートンカラーのウサギで、見た目の特徴から「パンダウサギ」とも呼ばれます。
特徴2 体重約1.5~2.5kgと比較的小柄です。
特徴3 人に懐きやすく、性格も温和な子が多いので、飼いやすいウサギとしてよく耳にする品種です。
特徴4 個人的にはかなりオススメの品種ですが、あまりペットショップで見かけないので、お迎え難易度がやや高めかもしれません。
特徴5 ウサギの中では比較的病気に強く、丈夫で飼いやすいと言われています。
特徴6 短毛種なので長毛種と比べるとブラッシングが楽です。

ダッチはツートンカラー(ハチワレ)が特徴のウサギです。

温和・穏やか・人懐っこい・甘えん坊で、比較的病気に強いなどポジティブなワードをよく目にするので、初心者さんにオススメの種類ではあるのですが…ダッチウサギはお迎え先がわりと少ないです。

「ダッチ良いな。でも近隣のペットショップ・ブリーダーでは全然見かけない…一体どこにいるの!?」といった声が少なくありません。

そのため初心者向きのウサギではあるものの、お迎え難易度の高さから5位として紹介しました。

ダッチは性格が良いですし、見た目も可愛いですよね。ハマる飼い主さんが多いのも納得です。

飼いやすいうさぎの種類について3つのアドバイス

飼いやすいうさぎの種類について3つのアドバイス

お迎えするウサギの種類が決まったら、やっておいて欲しいことが3つあります。

個人的にはウサギの種類を決めることよりも、重要な部分だと思っているので、ザっと目を通してもらえると嬉しいです。

3つのアドバイス
  1. お迎えする子の健康状態をチェックしよう
  2. ウサギを診れる動物病院を探しておこう
  3. ウサギの飼育用品を揃えておこう

では、一緒に「なぜ上記3点を挙げたのか?」について順番に見ていきましょう!!

ポイント1.うさぎの健康状態をチェックしよう

飼いやすいうさぎの種類について1つ目のアドバイス

「目・口元・被毛をよ~く観察しよう」

お迎えするウサギの種類が決まったら、ペットショップ・ブリーダーのところへウサギを見に行きますよね。人によっては「良い子がいたらお迎えしようかな」と思いながら。

その際には必ずウサギの健康状態をチェックしてください。

まい

悲しいことに、ペットショップにいる時から健康状態が悪い子がいます。

健康状態が悪いウサギ(とくに子ウサギ)は短命で終わる可能性が高かったり、体調不良が長引いたりする子が多いので、ウサギ初心者さんにはハードルが高いと言わざるを得ないからです。

「良いな」と思うウサギがいたら、

  • 目の周りや口元は汚れていないか?
  • 鼻水は出ていないか?
  • 被毛が汚れていないか?
  • 耳から異臭がしていないか?

などをチェックしましょう(1つでも該当するようであれば要注意△)

まい

もちろん根気よく看病できるのであれば、健康状態が悪いウサギを「あえてお迎え」するのもアリですよ。頑張ってくださいね。

ポイント2.うさぎを診れる動物病院を探しておこう

うさぎを診れる動物病院を探しておこう

ウサギをお迎えする時って、「どんな子をお迎えしようかな?」ばかりを考えてしまうと思います(私もそうでした)

もちろん種類も大事なのですが、お迎え前にウサギを診れる動物病院を探しておくことも絶対に忘れないで下さい。

まい

意外とですがウサギを診れる病院は少ないですし、「ウサギ診療可」と記載されていてもあまりウサギの診察が得意ではない獣医さんが多いからです。

「ウサギが病気になったから早く受診しないといけないのに、良い動物病院が見つからない…」と、慌てる飼い主さんを本当によく見かけます。

ウサギの病気は緊急性が高い(スグに受診しないと命の危険がある)ものが多いので、ウサギの診療が得意な獣医さんを事前に見つけておくことは重要です。

まい

お迎えする前に、地域のウサ飼いさんの評判が良い動物病院を探しておいてくださいね。

3.うさぎの飼育用品を揃えておこう

飼いやすいうさぎの種類について3つ目のアドバイス

「飼育費用を把握しておくことも大事です」

ウサギをお迎えしてから飼育用品を揃えると、かなり慌てて用意することになるので大変です。

お迎え前に、ある程度揃えておきましょう。

必要な飼育用品一覧表

エサ(ペレットと牧草)、ケージ、トイレ、牧草入れ、水入れ、エサ入れ、部屋んぽ用マット、サークル、グルーミング用品(爪切りとブラシ)、キャリーは最低限用意しておきましょう。

だいたいですが、飼育用品を揃えるのに約3~5万円ほどかかります。

もう1つ大事なのは「毎月どれくらいの飼育費用がかかるのか?」を把握しておくことです。

ウサギをお迎えできたとしても、毎月の飼育費用を払っていけなければウサギも飼い主も不幸になります。

「毎月の飼育費用を、これから先10年以上(もしくは11年以上)支払っていけるのか?」を今一度よく考えてみてくださいね。

まい

ウサギの寿命は伸びていて、長寿な子は10年以上生きます(ギネス記録には18年生きたウサギも!!

まい

我が家の初代ウサギは11年生きたので、「思ったよりも長生きする生き物であり、その分お金もかかる」と覚悟しましょう。

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月々いくらで飼える?うさぎ飼育にかかる《初期費用と毎月費用》お金の目安・内訳を解説!いくらで飼える?うさぎ飼育にかかる《初期費用と毎月費用》お金の目安・内訳を解説!

【最後に】飼いやすい種類のうさぎはないと思ってお迎えした方が良い

【最後に】お迎えを決めたならうさぎを飼いやすい環境を整えておくのも大事

最後に元も子もない話をしますが、もし本気でウサギ飼育を検討しているなら、「飼いやすいウサギの種類はない」と思ってお迎えしてあげてください。

ウサギは本っっっ当に個体差が大きい動物なので、飼いやすいと言われている種類でも、狂暴で懐きにくい子が少なくありません。

ぶっちゃけ個体によるので、飼いやすいと思い込んでお迎えするのは危険だからです。

まい

「思っていたよりも飼いやすくない。懐かないし可愛くない。」とウサギを捨てたり、里親に出してしまったりする人が多いのも、ウサギの飼いにくさを物語っています。

1度想像してみてください。思っていたより懐かなくても、狂暴でも、オシッコをまき散らしても、ウサギを大事にし続けることができますか?

「人間だって個人差があるんだから、ウサギだって個体差があるよね」と受け入れてあげられますか?

もしできないのであれば…キツイ言い方で大変申し訳ないのですが、ウサギ飼育は諦めることをオススメします。万が一、飼いにくい個体だった場合に飼育を後悔する可能性が非常に高いからです。

まい

逆に「なるべく飼いやすい子がいいけど、そうじゃなくても気長に付き合う気でいるよ」と柔軟に考えられるのであればウサギ飼育が合っている可能性が高いです。

後悔して欲しくないので、デメリットばかりを強調して話しましたが、ウサギって本当に可愛いです。

月単位・年単位で根気よく接していれば、信頼して色んな姿を見せてくれます(ウサギならではの奥ゆかしい甘え方もたまらなく愛しい!!)

個人的には犬猫に負けない、人生のかけがえのないパートナーになってくれる存在だと感じています。

まい

本日はココまで!長々とお付き合いいただきありがとうございました。では、また別の記事でお会いしましょう。

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