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「ウサギの寒さ対策は何がある?オススメはどれ?」
今回は予算2,000円以内でできるウサギのオススメ寒さ対策を3つ紹介します。
- 寒さ対策する際の注意点
- オススメしない寒さ対策
についても紹介するので、ぜひ目を通してくださいね。

- 寒さ対策を始めるタイミングは?
- 24時間暖房は必要?
- オススメの寒さ対策は?
目次
うさぎの寒さ対策はいつから必要?

人間が部屋で過ごす際に、
- 「半袖だと寒い。軽めの上着が欲しい」
- 「毛布を出さなきゃ」
など肌寒さを感じ始めたらウサギにも寒さ対策が必要。
ウサギは寒さに強いと言われていますが、それは野生下のウサギであってペットのウサギはそれほど寒さに強くないからです。
まい
【予算2,000円以内】うさぎのオススメ寒さ対策3選

寒さ対策で真っ先に浮かぶのはペットヒーターですよね。
でもウサギの寒さ対策は家にある物や、100均で売られている物など、身近な物で手作りもできます。
まい

- ケージ内にペットヒーターを入れる
- ダンボールなどで手作りする
- 毛布やフリースでケージを覆う
寒さ対策①うさぎ用ペットヒーターを設置

- ヒーターの温度はウサギの体温に近い38度。
- 粗相してしまっても簡単に洗える
- 意外と電気代が安い(1時間あたり0.22円)
- 導入コストが安い(約2,000円)
- 本体(ヒーター部分)は硬いのでウサギが壊せない
ヒーターの大きさによって価格に違いがありますが、人間の暖房器具と比べると安いです。
また24時間つけっぱなしにしても1日の電気代は約5円。
1ヶ月(31日計算)24時間使い続けても月155円と電気代が安いのも魅力!
まい
ウサギ同士が体を寄せ合って、体を温め合うのと同じような「丁度いい温度」です。
「青い水玉模様のマット」の下にペットヒーターを設置。気持ちいいみたいで、よくウトウトしています(冬場の部屋んぽ中はほぼココにいる)
ペットヒーターでうさぎの寒さ対策する注意点
- ウサギがコードを齧るようであれば齧り対策必須
- ウサギが体温調整できるようヒーターから逃げられる場所を作る
- 真冬はペットヒーターだけでは足りないかもしれない
ペットヒーターのコードは金属チューブで覆われているので、万が一齧られてもコードが切れたりする心配はありません。
ただし金属チューブを更に覆っている「ピンク色のカバー」は柔らかく、簡単に齧れるのでウサギが誤飲する恐れが…
ペットヒーター設置後はしばらく様子見して、齧るようであれば固定しましょう。
我が家では針金で固定しています。ペンチと針金さえあれば10分程度で固定可能です。最初から固定金具がついているヒーターもあります。
またペットヒーターの温度は38度ぐらいの製品が多いですが、真冬だと寒さ対策として不十分な可能性があります(住んでいる地域にもよる)
とくにヒーター自体には乗りたがらないウサギだと、真冬の寒さに負けるかもしれません。
まい
おすすめのうさぎ用ヒーターは?
寒さ対策②ダンボールで手作りする(材料費0円)

- 大きめのダンボールへ、ウサギのケージをそのまま入れる。
- ケージの前・後・横を覆うような「カバー」を作成する。
ダンボールは風を遮り、保温性にも優れています。
私は子供とよくダンボールハウスを作って遊ぶのですが、中に入ると思っている以上に暖かいです
加工もしやすいので、ウサギの防寒対策にかなりオススメですよ。
まい
ダンボールでうさぎの寒さ対策する注意点
- ダンボールがケージにピッタリくっついている状態だとウサギが齧る
- 住んでいる地域によってはダンボールでの寒さ対策だけでは不十分
ウサギは齧ることに関してはとてつもない努力をします。
ケージの「内」ではなく「外」にあるダンボールであっても、内側から必死で齧ります(経験済み)
ウサギに齧られないようダンボールでケージを囲う際は、ダンボールとケージとの間に適度なスキマを持たせてくださいね。
また住んでいる地域によっては、ダンボールだけだとウサギが寒い可能性があります(我が家のような積雪地域など)
室温によっては「ペットヒーター」も入れて防寒対策を強化してくださいね。
寒さ対策③うさぎケージを毛布やフリースで覆う(100均にもある)

我が家ではバスタオルでウサギのケージを覆っていますが、ウサギのケージを覆えるものなら何でもOK!
寒くなってくると百均にもフリース素材のひざ掛けなどが売られているので要チェックです。
まい
毛布やフリースでうさぎの寒さ対策する注意点
- 布がケージにピッタリくっついている状態だとウサギが齧る
- 覆う布の種類によっては密封されすぎるため、完全に覆わない方がいい
- 住んでいる地域によっては布で覆う寒さ対策だけでは不十分
齧るの大好きなウサギは布がケージの「外側」にあっても関係なしに、「内側」から必死で引きずり込み齧ります。
数日でボロボロになる可能性大です(経験済み)
ケージを布で覆う際は、布とケージとの間に適度なスキマを作りましょう。
また住んでいる地域によっては、毛布だけだとウサギが寒い可能性があります(我が家のような積雪地域など)
室温によっては「ペットヒーター」も入れて防寒対策を強化してくださいね。
【予算2,000円以上】うさぎのオススメ寒さ対策3選

少しお金はかかりますが、寒さ対策を強化したい方にオススメの防寒アイテムを紹介します。
ちなみに我が家では今のところ「電気毛布でケージを覆う」で防寒対策しています。
ウサギが歳をとったら「マイカヒーター」を導入しようか検討中です。
まい

- 電気毛布でケージを覆う
- マイカヒーターをケージの側に置く
- 木製ハウス+ペットヒーターをケージ内に置く
寒さ対策①電気毛布でうさぎのケージを覆う

- 汚れたら洗濯機で洗える(洗った経験あり)
- 室温に合わせて毛布の温度を変えられる
- 温度を「強」で8時間使用しても電気代5円以下
- そんなに高くない(値段は2,400円ぐらい)
電気毛布は毛布そのものが温かくなる防寒アイテム。
我が家ではケージに電気毛布をかけた上に、更に布をかぶせ「こたつ」のような状態にしています(換気のため一部は開けている)

室内のエアコンやストーブを切った状態でもケージの中はあったかポカポカ。
真冬でもケージの中でゴロゴロしている姿をよく見かけます。
まい
まい
電気毛布でうさぎの寒さ対策をする注意点
- ウサギが毛布やコードを齧る恐れあり
- 齧られると感電や火事の恐れあり
- ケージ内の温度が上がりすぎる恐れあり
ハッキリ言って電気毛布は「齧り癖ひどいウサギ」にはオススメしません。
毛布内に電線が入っているので、ウサギが齧ると非常に危ないからです。
齧り癖のない子でもケージへ電気毛布をかける時は、電気毛布とケージとの間に適度なスキマを作って、ウサギの歯が届かないよう対策してください。
また電気毛布はスイッチを入れた直後と、30分後の温度が全然違います。
「今日は寒いから」と温度を「強」にしたら、思っている以上にケージ内が熱くなる恐れが…
電気毛布のスイッチを入れたら、15~30分後にケージ内の温度を再チェックしましょう。
できればケージ内に温度計を設置するとより安全です。
寒さ対策②マイカヒーターを置く(ケージへの設置可)
- 保温球と比べて火事の心配が少ない
- 長時間のお留守番も安心
- 遠赤外線効果で「空気」ではなく「ウサギの体温」を温めてくれる
- 意外と電気代が安い(1ヶ月連続使用で約1,000円)
- ウサギが齧れない
マイカヒーターとは普通の暖房器具と違って「空気」ではなく「ウサギの体温」を温めてくれるアイテム。
値段は高いですがウサギの寒さ対策としては1番優秀です。
電気代も安いですし、1度買えば長く使えるのでコスパも◎
まい
まい
マイカヒーターでうさぎの寒さ対策する注意点
- マイカヒーターの近くにスプレー缶やプラスチック製品を置かない
- マイカヒーター本体を布などで覆わない
マイカヒーターは熱を発するので、近くにスプレー缶などを置いていると爆発する恐れがあります。
またマイカヒーターを設置したウサギのケージを、布などで覆うと高温になり非常に危険です。
マイカヒーターを使う時は周囲に余計な物を置かない・かけないようにしましょう。
まい
まい
寒さ対策③ケージ内に木製ハウス+ペットヒーターを設置
- ダンボールより更に防風・保温性が高い
- ペットヒーターとの併用で冬に負けない暖かさ
- 木製なのでウサギが齧っても安心
木製ハウスの種類によっては、ハウス内にペットヒーターを設置できるタイプの商品があります。
木製ハウスにペットヒーターのコードを外に出せる「穴」が空いているので、「ウサギ用」と書かれているペットヒーターと組み合わせが可能!
暗くて少し狭い場所が好きな子にはピッタリの防寒アイテムです。

木製ハウスでうさぎの寒さ対策する注意点
我が家でも「木製ハウス+ペットヒーター」を使っていましたが、今はまったく使っていません。捨てました。
実はどれだけ寒くてもウサギがハウス内に入ってくれなかったんです…
私が住んでいる地域は1~3月の間は雪が積もる日もあるぐらい、それなりに寒い地域。
「寒くないから」ではなく、「気に入らないから」入らなかったのだと思います。
ハウス設置後しばらくすると使い出す子もいますが、我が家のウサギの場合は1ヶ月経っても使わなかったので諦めました…
また粗相するウサギだと衛生面の心配もあります。
とくに木製商品はオシッコが染み込みやすく、洗ってもニオイが落ちにくいです。
トイレを覚えていないウサギにはオススメできないなとも感じました。
ちなみに底なしタイプの木製ハウスもありますが、「ペットヒーターを組み合わせて使えるハウス」は私が探した限り見当たらなかったです。
まい
誤飲の恐れあり!おすすめしないうさぎの寒さ対策方法
- ダンボール製の手作りハウス
- 布製のハウスやクッション
は誤飲する恐れがある。
ウサギは何でも齧り、中には食べちゃう子もいます。
もちろん中には齧らないウサギもいますが、齧る子の方が圧倒的に多いです。
- ケージを布やダンボールなどで覆う
- ペットヒーターやマイカヒーターなどで温める
などの寒さ対策がオススメですよ。
ウサギが食べてしまった量が少しであれば、急を要するような症状は出ないかもしれません。
しかし大量の布・紙を日頃から食べてしまうと、消化・排出しきれずウサギのお腹が詰まってしまう可能性があります。
ダンボールハウスや、布製ハウスが悪いわけではありませんが、「よく齧る子」には使わない方が安心ですよ。