《必要?いらない?》うさぎペット保険の必要性~私が「ペット保険に入らない」を選択した理由も紹介

《必要?いらない?》うさぎペット保険の必要性~私が「ペット保険に入らない」を選択した理由を8つ紹介

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10年以上ウサギ3匹と暮らして感じた「幸せ」と「苦労」をもとに、お悩み解決案を提案します。記事最下部にコメント欄あり。気軽に育兎相談どうぞ。愛玩動物飼養管理士(登録番号241110200号)

「ウサギにペット保険は必要?保険加入しないといけないほど、何度も通院したり、治療費が高かったりするの?」

結論から言うとペット保険は入っていた方が安心ですが、自分で積立貯金できるなら入らない選択もアリです。

私自身はウサギ貯金を用意しているのと、1代目ウサギを11年間飼育した経験から「我が家にペット保険は必要ない」と判断し未加入です。

まい

今回はペット保険の見積もりも体験した上で、「なぜ保険未加入を選んだのか」理由を7つ紹介しますね。

私が伝えたいこと

今回私は「ペット保険に入らない方がいい」と言いたいのではありません。「こういう選択肢もあるよ」と伝えたくて1つの文章にまとめました。
 
できれば私の意見を見た後は、「ペット保険を勧めている人」の意見も見てください。
 
ペット保険代は月々の支払いは少額でも、トータルコストは高い商品です。必ず複数意見を比較し、じっくり考えてから最終決定してくださいね。

うさぎにペット保険は必要?いらない?

《前提》うさぎのペット保険は入っていた方が安心ではある

ペット保険は必要?いらない?

動物の医療費は100%自己負担。病気の検査・治療・薬の処方には万単位のお金がかかるケースもあるので、ペット保険は入っていた方が安心ではある。

ウサギの治療費は、

  • 簡単な診察なら1,300円程度
  • ちょっとした検査や薬の処方なら3,000円~5,000円程度

とそんなに高くないです。

ただ骨折や内蔵の病気などで検査・手術・入院が必要になると、一気に万単位のお金が発生します。

トータルで10万円以上のお金が吹っ飛ぶケースも少なくありません。

まい

突然、万単位のお金が何度も必要になったら困りますよね。

まい

ウサギに適切な医療を惜しみなく受けさせるために、ペット保険は入っていた方が安心なのです。

うさぎはペット保険に入るべきなの?

ペット保険に入るべき?

保険は入っていた方が安心ではあるが、ウサギがあまり病気をしなかった場合はムダになる。損得で考えるとかなり難しい選択になる。

ウサギがあまり病気をしなかった場合、保険加入はただただ損になります。

実際に我が家の1代目ウサギは11歳で斜頸になり、あっという間にお空に帰ってしまったのですが、斜頸以外の病気を1度もしなかったです

我が家の1代目ウサギのような子だと、保険加入で損してしまいます。

保険は万が一を考えると加入した方がいいけど、損得で考えると迷う買い物なのです。

まい

ペット保険に入って得・損は結果論でしかないです。ウサギが寿命を全うするまで損得は誰にもわかりません。

まい

メリット・デメリットを比較して「必要だと思ったら保険加入する」が今できる1番後悔しない選択ですよ。

うさぎ用ペット保険に入るメリットとは?

ペット保険のメリット
  1. 手術や入院時の高額な医療費への備えになる
  2. 長引く通院で膨れる医療費負担の軽減
  3. 怪我で予期せぬ高額医療費が発生した時に心強い

まい

もう少し詳しくペット保険加入のメリットについて紹介しますね。

①うさぎの手術や入院で心配な高額な医療費への備えになる

ペット保険はうさぎの手術や入院で心配な高額な医療費への備えになる

保険に入るメリット

ペット保険は高額になるウサギの手術費用や、入院費用の心強い備えになる。

ウサギが病気をして入院や手術が必要になると、軽く10万円以上のお金が吹っ飛びます

大げさな話ではありません。数万円で済めば超ラッキーレベルなので、保険加入は心強い備えになるのです。

ウサギの命には変えられないとはいえ、この出費は痛いですよね…

入院費用は1日2万円と言われました。 処置は別途費用がかかるそうで、だいたい一日2万円~3万円かかるそうです。 保険がきかないのである程度費用がかさむことは承知でしたが あまりの金額に驚いてしまいました。

用元:知恵袋

②うさぎの長引く通院で膨れる医療費負担が減る

うさぎの長引く通院で膨れる医療費負担が減る
「薬代もバカになりません」

保険に入るメリット

通院が長引いたり、何度も同じ病気を繰り返したりで大きくなる医療費の負担が減る。

ウサギの病気は通院が長引いたり、何度も同じ病気を繰り返しやすいです。

ウサギによっては毎月の通院が欠かせなくなるケースもあります。

薬代と診察代で毎月1万円前後かかる話も珍しくありません。

まい

1回だけなら何とかなっても、毎月となると大きな負担になってしまうので、保険加入していると安心なのです。

③うさぎ予期せぬ怪我での高額医療費は保険があると心強い

うさぎ予期せぬ怪我での高額医療費は保険があると心強い
「私たちは骨が脆いのよ」

保険に入るメリット

ウサギは予期せぬ怪我(とくに骨折)をしやすい。治療費が高いため保険加入しておくと心強い。

ウサギの骨は脆いので、「ちょっとした高さから落下して骨折」が珍しくありません。

部屋んぽ中に何かの拍子で転んで骨折するケースもあります。

まったく予期せぬ怪我だと、お金の備えが心細いですよね。

まい

ペット保険に加入していれば、予期せぬ怪我でもお金の心配がないのです。

うさぎペット保険に入るデメリットとは?

保険に入るデメリット
  1. 病気をしなければ払い損になる。
  2. 治療費を全額保証してもらえない
  3. 利用の限度回数がある
  4. 保険適応外の病気が多い
  5. 健康な若いウサギ以外は加入できない

まい

ペット保険はメリットの多い契約ですが、デメリットもあります。順番に説明しますね。

①うさぎが大きな病気をしなければペット保険は払い損

うさぎが大きな病気をしなければペット保険は払い損
「大きな病気以外は意外と治療費が安い」

保険に入るデメリット

ウサギが大きな病気せず、病気の回数も少なければペット保険は払い損になる。健康に寿命をまっとうすれば、払ってきた保険料の方が圧倒的に高くなる。

ウサギ=病気ばかりとは限りません。

  • 1代目ウサギ(11歳)は斜頸が原因でお空に帰るまで病気ゼロ。 
  • 2代目ウサギは目のトラブルが1回あり(3,000円で済んだ)
  • 3代目ウサギはお腹が弱い(とくに治療なし)

我が家のウサギたちはわりと健康に過ごしているからです。

まい

私の飼育経験だけで話すと、大きな病気以外は3,000~8,000円程度の治療費で完治するケースが多いです。

②うさぎのペット保険は治療費を全額保証してもらえない

うさぎのペット保険は治療費を全額保証してもらえない
「色々と条件があるッスよ」
保険に入るデメリット
ペット保険に入っても治療費は全額補償してもらえない。保証の限度額が決まっている。

私が見積もりをしてもらったペット保険会社だと、「治療費の50~70%が、保険の支払限度範囲内で支払われる」という内容でした。

私はペット保険に入れば、入院・手術・薬代・診察料でかかったお金が、全額補償してもらえると思っていました…

かなり負担は軽くなりますが、「毎月お金を払うのに全額補償してくれないんかいっ!!」と感じてしまったんですよね。

まい

支払い限度額・補償割合はペット保険会社によって異なるので、見積もりをとった時にしっかりチェックしましょう!

③うさぎのペット保険は利用の限度回数がある

うさぎのペット保険は利用の限度回数がある
「契約内容としっかりチェックするッスよ!」

保険に入るデメリット

補償してもらえる通院・入院・手術には、1年あたりの限度回数がある。限度回数を超えれば、来年まで一切補償してもれない。

私が見積もりを出してもらったペット保険会社の、補償限度回数は以下の通り。

補償の例限度回数・日数
入院・通院1年間に利用できる回数は20日まで
手術1年間に利用できる回数は2回まで

わりと手厚いですし、毎月のように通っている人にとっては心強い味方だと思います。

ただ私は「どれだけ通ってもキチンと補償してくれる」と思っていたので、少し残念だなと思いました。

まい

限度回数は保険会社によって変わるので、しっかりチェックしてくださいね。

⑥うさぎはペット保険適応外の病気が多い

うさぎはペット保険適応外の病気が多い
「契約内容は細かくチェックするのよ」

保険に入るデメリット

保険会社によって異なるが、せっかく加入してもウサギは保険適応外の病気が多い。

たとえばウサギに多い「歯の伸び過ぎによる定期的な歯切り処置」は保険適応外であるケースがほとんど。

他にも持病や予防目的の避妊・去勢手術も保険適応外です。

まい

ウサギは保険適応外の病気が多いので、「毎月自分で貯金した方が確実かな?」と思ったのも、私が保険未加入を選んだ大きな理由の1つです。
この意見スゴく参考になりました!

⑦ペット保険は健康な若いうさぎ以外は加入を断られる

ペット保険は健康な若いうさぎ以外は加入を断られる
「3~4歳以上は保険に入れないみたいよ」

タイトル

ペット保険に入れるのは「健康な個体」が第一条件。加入年齢にも制限がある。

保険会社にもよりますが3~4歳以上であったり、持病があったりすると保険加入を断られる可能性が高いです。

おまけに保険に入っても10歳以上になると、保険の更新を断られる可能性まであります。

最近は10年以上生きるウサギも少なくないので、「いつまで契約更新してくれるのか?」はしっかりとチェックしてくださいね。

まい

持病があっても保険会社によっては、「特別条件」を設けて加入させてくれるケースもあります。

私(まい)がペット保険に入らない理由とは?

私が保険に入らない理由
  1. 避妊去勢済みだから
  2. 生活習慣で予防できる病気が多いから
  3. 毎月ウサギ貯金しているから

まい

ペット保険に入るメリット・デメリットを比較した結果、私が「保険未加入」を選んだ理由を3つ紹介しますね。

①うさぎが避妊去勢手術済みだからペット保険に入らなかった

うさぎが避妊去勢手術済みだからペット保険に入らなかった
「とくに女の子は子宮の病気が多いのよ」

保険に入らない理由

ウサギに避妊手術と去勢手術を受けさせて、ウサギに多い生殖器系の病気を予防済みだから(子宮疾患、精巣疾患など)

ウサギは高齢化とともに、生殖器系の病気にかかる子が多くなります。

  • 男の子ウサギは加齢とともに精巣疾患の割合が増える
  • 女の子ウサギの約8割は3~8歳の間に子宮疾患になる

生殖器系の病気になると検査・手術・入院などで、10万円前後の高額な治療費が発生するケースが多いです…

まい

我が家ではすでに避妊去勢済みなので「大きな出費は発生しないだろう」と考え保険未加入なのです。

②うさぎに多い病気は生活習慣で予防できるから保険は必要ない

保険に入らない理由

ウサギに多い病気は生活環境・食事・日々のケアである程度は予防できる。

体の強さは個体差があるので100%完璧にではありませんが、ウサギに多い病気はある程度予防できます。

  • 牧草中心の食生活
  • 定期的な爪切りとブラッシング
  • 毎日の部屋んぽ
  • 温度管理の徹底
  • 定期的なボディチェック…etc.

実際に1代目ウサギは11歳でお空に帰るキッカケになった「斜頸」以外は、1度も病気をしなかったです。

まい

1代目ウサギの経験があったので、「高齢になるまでは大きな医療費はかからないだろう」と予測したのも、保険に入っていない大きな理由の1つです。

③毎月うさぎ貯金をしているからペット保険が必要ない

毎月うさぎ貯金をしているからペット保険が必要ない

保険に入らない理由

ペット保険は「いざという時」の備え。自分でキチンと貯金して、突然の出費に備えられるならペット保険は必要ない。

私はウサギをお迎えしたいと思った時から、お迎えするまでにウサギ用貯金を30万円用意しました。

現在はウサギが2匹に増えたので、ペット保険に入った気分で「毎月3,000円ずつ貯金」しています。

まい

ある日突然ウサギに何かあっても大丈夫なように自分で備えているので、ペット保険の必要性をあまり感じないです。

うさぎのペット保険がおすすめな飼い主とは?

うさぎのペット保険がおすすめな飼い主とは?
「ペット保険=備えッスよ」

ペット保険加入がオススメな人
  • 貯金が苦手な飼い主
  • 体調面に不安があるウサギと暮らす飼い主

ウサギが「病気しやすい個体なのか?」は一切予測できません。

何年か一緒に暮らさないと体の強さはわかりませんが’、下記条件に当てはまるウサギは体が弱い傾向があります。

  • 近親交配を繰り返した個体
  • 劣悪な環境で育った個体
  • 適切ではない飼育方法で飼われている個体

上記に当てはまるウサギはペット保険加入を前向きに検討した方がいいかもしれません。

まい

「貯金が苦手な飼い主さん」に関しては、絶対にペット保険に入っておいた方がいいですよ。

うさぎのペット保険が入らなくていい飼い主とは?

うさぎのペット保険が入らなくていい飼い主とは?
「私の飼い主は貯金大好き人間よ」

保険に入らなくてもいい人

万が一に備えてウサギ用貯金ができる飼い主

ペット保険=万が一の備えです。

万が一の備えを自分でできるのであれば、ペット保険に入る必要はないのです。

まい

ペット保険に入る・入らないに正解はありません。

今現在私はペット保険に入っていなくても不自由していませんが、8年後ぐらいに「入っていれば良かった」と後悔する日がくるかもしれません。

「やっぱり入らなくて良かった」と、自分の選択を褒めるかもしれません。

まい

どんな選択をしても飼い主として、1つの命に責任を持てればオールオッケーだと私は考えています。

うさぎペット保険の必要性は補償内容を十分にチェックしてから決めて!

うさぎペット保険の必要性は補償内容を十分にチェックしてから決めて!

補償内容のチェック項目
  1. 月々いくらでどこまで補償してくれるのか?
  2. 補償してくれる病気の範囲は?
  3. そもそも自分のウサギは加入条件をクリアしているのか?

ペット保険に入るなら、まずは見積もりを出してもらいましょう。

そして1番重要なのは、月々の保険料でどこまで補償してくれるかです。

「保険会社が教えてくれるだろう」と思わずに、自分で補償内容を細かくチェックしてくださいね。

下記は私が実際に保険会社に見積もりをとって、提示してもらった保険料です。よかったら参考にどうぞ。

見積もり例プランAプランB
支払割合70%
(残り30%は飼い主負担)
50%
(残り50%は飼い主負担)
月々の保険料月額3,340円
(年36,470円)
月額2,500円
(年27,310円)
通院・入院1日最高14,000円まで
(1年の利用回数は20日まで)
1日最高10,000円まで
(1年の利用回数は20日まで)
手術1回最高140,000円まで
(1年の利用回数は2回まで)
1回最高100,000円まで
(1年の利用回数は2回まで)

まい

私の経験談が皆さんのより良い選択の助けになれば幸いです。

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