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「ウサギにペット保険は必要?保険加入しないといけないほど、何度も通院したり、治療費が高かったりするの?」
結論から言うとペット保険は入っていた方が安心ですが、自分で積立貯金できるなら入らない選択もアリです。
私自身はウサギ貯金を用意しているのと、1代目ウサギを11年間飼育した経験から「我が家にペット保険は必要ない」と判断し未加入です。
まい

今回私は「ペット保険に入らない方がいい」と言いたいのではありません。「こういう選択肢もあるよ」と伝えたくて1つの文章にまとめました。
できれば私の意見を見た後は、「ペット保険を勧めている人」の意見も見てください。
ペット保険代は月々の支払いは少額でも、トータルコストは高い商品です。必ず複数意見を比較し、じっくり考えてから最終決定してくださいね。
目次
うさぎにペット保険は必要?いらない?

動物の医療費は100%自己負担。病気の検査・治療・薬の処方には万単位のお金がかかるケースもあるので、ペット保険は入っていた方が安心ではある。
ウサギの治療費は、
- 簡単な診察なら1,300円程度
- ちょっとした検査や薬の処方なら3,000円~5,000円程度
とそんなに高くないです。
ただ骨折や内蔵の病気などで検査・手術・入院が必要になると、一気に万単位のお金が発生します。
トータルで10万円以上のお金が吹っ飛ぶケースも少なくありません。
まい
まい
うさぎはペット保険に入るべきなの?
保険は入っていた方が安心ではあるが、ウサギがあまり病気をしなかった場合はムダになる。損得で考えるとかなり難しい選択になる。
ウサギがあまり病気をしなかった場合、保険加入はただただ損になります。
実際に我が家の1代目ウサギは11歳で斜頸になり、あっという間にお空に帰ってしまったのですが、斜頸以外の病気を1度もしなかったです
我が家の1代目ウサギのような子だと、保険加入で損してしまいます。
保険は万が一を考えると加入した方がいいけど、損得で考えると迷う買い物なのです。
まい
まい
うさぎ用ペット保険に入るメリットとは?
- 手術や入院時の高額な医療費への備えになる
- 長引く通院で膨れる医療費負担の軽減
- 怪我で予期せぬ高額医療費が発生した時に心強い
まい
①うさぎの手術や入院で心配な高額な医療費への備えになる

ペット保険は高額になるウサギの手術費用や、入院費用の心強い備えになる。
ウサギが病気をして入院や手術が必要になると、軽く10万円以上のお金が吹っ飛びます
大げさな話ではありません。数万円で済めば超ラッキーレベルなので、保険加入は心強い備えになるのです。
入院費用は1日2万円と言われました。 処置は別途費用がかかるそうで、だいたい一日2万円~3万円かかるそうです。 保険がきかないのである程度費用がかさむことは承知でしたが あまりの金額に驚いてしまいました。
引用元:知恵袋
②うさぎの長引く通院で膨れる医療費負担が減る

通院が長引いたり、何度も同じ病気を繰り返したりで大きくなる医療費の負担が減る。
ウサギの病気は通院が長引いたり、何度も同じ病気を繰り返しやすいです。
ウサギによっては毎月の通院が欠かせなくなるケースもあります。
薬代と診察代で毎月1万円前後かかる話も珍しくありません。
まい
③うさぎ予期せぬ怪我での高額医療費は保険があると心強い

ウサギは予期せぬ怪我(とくに骨折)をしやすい。治療費が高いため保険加入しておくと心強い。
ウサギの骨は脆いので、「ちょっとした高さから落下して骨折」が珍しくありません。
部屋んぽ中に何かの拍子で転んで骨折するケースもあります。
まったく予期せぬ怪我だと、お金の備えが心細いですよね。
まい
うさぎペット保険に入るデメリットとは?
- 病気をしなければ払い損になる。
- 治療費を全額保証してもらえない
- 利用の限度回数がある
- 保険適応外の病気が多い
- 健康な若いウサギ以外は加入できない
まい
①うさぎが大きな病気をしなければペット保険は払い損

ウサギが大きな病気せず、病気の回数も少なければペット保険は払い損になる。健康に寿命をまっとうすれば、払ってきた保険料の方が圧倒的に高くなる。
ウサギ=病気ばかりとは限りません。
- 1代目ウサギ(11歳)は斜頸が原因でお空に帰るまで病気ゼロ。
- 2代目ウサギは目のトラブルが1回あり(3,000円で済んだ)
- 3代目ウサギはお腹が弱い(とくに治療なし)
我が家のウサギたちはわりと健康に過ごしているからです。
まい
②うさぎのペット保険は治療費を全額保証してもらえない

私が見積もりをしてもらったペット保険会社だと、「治療費の50~70%が、保険の支払限度範囲内で支払われる」という内容でした。
私はペット保険に入れば、入院・手術・薬代・診察料でかかったお金が、全額補償してもらえると思っていました…
かなり負担は軽くなりますが、「毎月お金を払うのに全額補償してくれないんかいっ!!」と感じてしまったんですよね。
まい
③うさぎのペット保険は利用の限度回数がある

補償してもらえる通院・入院・手術には、1年あたりの限度回数がある。限度回数を超えれば、来年まで一切補償してもれない。
私が見積もりを出してもらったペット保険会社の、補償限度回数は以下の通り。
補償の例 | 限度回数・日数 |
---|---|
入院・通院 | 1年間に利用できる回数は20日まで |
手術 | 1年間に利用できる回数は2回まで |
わりと手厚いですし、毎月のように通っている人にとっては心強い味方だと思います。
ただ私は「どれだけ通ってもキチンと補償してくれる」と思っていたので、少し残念だなと思いました。
まい
⑥うさぎはペット保険適応外の病気が多い

保険会社によって異なるが、せっかく加入してもウサギは保険適応外の病気が多い。
たとえばウサギに多い「歯の伸び過ぎによる定期的な歯切り処置」は保険適応外であるケースがほとんど。
他にも持病や予防目的の避妊・去勢手術も保険適応外です。
まい
我が家も入ってないです!
— Mizuki🍎こむぎ🍎ココ🍎こまめ (@komugi0113) September 27, 2017
病院の先生に相談したところうさぎ特有のものは保険に入ってないし、入っている子の方が少ない印象だから毎月自分で貯金する方がいいかもって教えてもらいました!
うさぎをご自身で飼っている先生でうさぎさん連れてきている方もよく見かけるので確かな印象なのかなぁと
⑦ペット保険は健康な若いうさぎ以外は加入を断られる

ペット保険に入れるのは「健康な個体」が第一条件。加入年齢にも制限がある。
保険会社にもよりますが3~4歳以上であったり、持病があったりすると保険加入を断られる可能性が高いです。
おまけに保険に入っても10歳以上になると、保険の更新を断られる可能性まであります。
最近は10年以上生きるウサギも少なくないので、「いつまで契約更新してくれるのか?」はしっかりとチェックしてくださいね。
まい
私(まい)がペット保険に入らない理由とは?
- 避妊去勢済みだから
- 生活習慣で予防できる病気が多いから
- 毎月ウサギ貯金しているから
まい

①うさぎが避妊去勢手術済みだからペット保険に入らなかった

ウサギに避妊手術と去勢手術を受けさせて、ウサギに多い生殖器系の病気を予防済みだから(子宮疾患、精巣疾患など)
ウサギは高齢化とともに、生殖器系の病気にかかる子が多くなります。
- 男の子ウサギは加齢とともに精巣疾患の割合が増える
- 女の子ウサギの約8割は3~8歳の間に子宮疾患になる
生殖器系の病気になると検査・手術・入院などで、10万円前後の高額な治療費が発生するケースが多いです…
まい
②うさぎに多い病気は生活習慣で予防できるから保険は必要ない
ウサギに多い病気は生活環境・食事・日々のケアである程度は予防できる。
体の強さは個体差があるので100%完璧にではありませんが、ウサギに多い病気はある程度予防できます。
- 牧草中心の食生活
- 定期的な爪切りとブラッシング
- 毎日の部屋んぽ
- 温度管理の徹底
- 定期的なボディチェック…etc.
実際に1代目ウサギは11歳でお空に帰るキッカケになった「斜頸」以外は、1度も病気をしなかったです。
まい
③毎月うさぎ貯金をしているからペット保険が必要ない

ペット保険は「いざという時」の備え。自分でキチンと貯金して、突然の出費に備えられるならペット保険は必要ない。
私はウサギをお迎えしたいと思った時から、お迎えするまでにウサギ用貯金を30万円用意しました。
現在はウサギが2匹に増えたので、ペット保険に入った気分で「毎月3,000円ずつ貯金」しています。
まい
うさぎのペット保険がおすすめな飼い主とは?

- 貯金が苦手な飼い主
- 体調面に不安があるウサギと暮らす飼い主
ウサギが「病気しやすい個体なのか?」は一切予測できません。
何年か一緒に暮らさないと体の強さはわかりませんが’、下記条件に当てはまるウサギは体が弱い傾向があります。
- 近親交配を繰り返した個体
- 劣悪な環境で育った個体
- 適切ではない飼育方法で飼われている個体
上記に当てはまるウサギはペット保険加入を前向きに検討した方がいいかもしれません。
まい
うさぎのペット保険が入らなくていい飼い主とは?

万が一に備えてウサギ用貯金ができる飼い主
ペット保険=万が一の備えです。
万が一の備えを自分でできるのであれば、ペット保険に入る必要はないのです。
まい
今現在私はペット保険に入っていなくても不自由していませんが、8年後ぐらいに「入っていれば良かった」と後悔する日がくるかもしれません。
「やっぱり入らなくて良かった」と、自分の選択を褒めるかもしれません。
まい
うさぎペット保険の必要性は補償内容を十分にチェックしてから決めて!

- 月々いくらでどこまで補償してくれるのか?
- 補償してくれる病気の範囲は?
- そもそも自分のウサギは加入条件をクリアしているのか?
ペット保険に入るなら、まずは見積もりを出してもらいましょう。
そして1番重要なのは、月々の保険料でどこまで補償してくれるかです。
「保険会社が教えてくれるだろう」と思わずに、自分で補償内容を細かくチェックしてくださいね。
下記は私が実際に保険会社に見積もりをとって、提示してもらった保険料です。よかったら参考にどうぞ。
見積もり例 | プランA | プランB |
---|---|---|
支払割合 | 70% (残り30%は飼い主負担) | 50% (残り50%は飼い主負担) |
月々の保険料 | 月額3,340円 (年36,470円) | 月額2,500円 (年27,310円) |
通院・入院 | 1日最高14,000円まで (1年の利用回数は20日まで) | 1日最高10,000円まで (1年の利用回数は20日まで) |
手術 | 1回最高140,000円まで (1年の利用回数は2回まで) | 1回最高100,000円まで (1年の利用回数は2回まで) |
まい