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「うさんぽは必要?いつから?時間は?外散歩の危険性や反対派の意見も知りたい」
結論から言うとうさんぽデビューはハーネスが着られるようになったらです(生後7ヶ月が目安)
時間は1回30分が目安なのですが…実は楽しいうさんぽにも危険性やリスクがあります。
- ノミやマダニの寄生
- 脱走や迷子の危険(本当に多い…)
- 猫、犬、カラスなどに襲われる危険
- 害のある草花の誤飲
ウサギを守るためにはキチンとデメリットを理解・対策した上でうさんぽし、ウサギの様子によってはうさんぽしない選択も必要と考えてください。
まい
目次
うさんぽとは?
うさんぽとはウサギを室内ではなく、室外(外)で散歩させる行為の総称です。
公園・庭・土手など室外での散歩を通称うさんぽと呼びます。
- ハーネスを着けて散歩する
- 外にサークルを設置して遊ばせる
ウサギが脱走しないように配慮した上で行います。
You Tubeやインスタなどで、楽しそうにうさんぽしているウサギをよく見かけるようになりましたよね。
私自身もうさんぽする時がありますし、公園でうさんぽを見かけることもあります。
まい
うさぎにうさんぽは必要なのか?
ウサギにとってうさんぽは絶対に必要ではありません。まったくうさんぽさせなくても問題ないです。
ウサギの運動量は部屋んぽ(室内での散歩)だけで十分確保できる。うさんぽしなくても運動不足になったり、ストレスになったりしない。
犬と違ってウサギは部屋んぽだけで満足なのでうさんぽはしてもいいし、しなくてもいいのです。
飼い主さんがしたいと思うならすればいい程度に考えてください。
まい
まい
うさんぽの危険性やリスクとは?
うさんぽ中のウサギは力いっぱい走り回ったり、穴を掘ったり、砂にゴロゴロしたり…部屋んぽではできない遊びをたくさんできます。
はしゃぐウサギの様子が見られるので飼い主も楽しいです。
これだけ聞くとウサギはうさんぽした方がいいんじゃないかと思ってしまいますが、実際のところうさんぽはメリットよりもデメリット(危険性)の方が多いです。
- マダニの付着
- 外敵に襲われる(猫・カラス・犬など)
- 遊んでいる子供との接触
- 脱走や迷子のリスク
- 害のある草花の誤飲
- ストレスで体調を崩す
うさんぽするなら上記の危険性をしっかり理解し、対策した上でウサギを外の席へ連れ出す必要があります。
まい
うさんぽでマダニが付着する恐れがある
屋外(公園・山・草地など)にはマダニが存在するので、うさんぽするとウサギにマダニが付着する恐れがあります。
マダニが怖いのは噛まれた際の痛みではなく、マダニを媒介とする感染症です。
ウサギだけではなく人間にも感染し、重篤な症状を引き起こすケースがあります。
まい
実はウサギ用として認可された「外部寄生虫駆除薬」は存在しません。
使用する際は犬猫用に認可された駆虫薬を転用します。用法・用量を間違えればウサギが命を落とす恐れがあります(参考:モネペットクリニック)
※駆虫薬を使用するかは寄生したマダニの数によります。
まい
マダニが多いうさんぽ場所はどこ?
マダニはドコにでも潜んでいますし、小さいので「どこにいるか」はまったくわかりません。
ウサギに寄生して血を吸い、大きくなってからようやく気づきます。
1番の対策は「草が生い茂っている場所には連れて行かない」です。
まい
うさんぽ中は外敵に襲われる危険がある
うさんぽ中はいきなり外敵に襲われる恐れがあります。
- 犬がウサギを追いかけてる
- 空からカラスがウサギを攻撃しにくる
- 猫が突然ウサギを噛む…etc.
コチラは避けていても向こうから突然襲いかかってくるので、本当に注意して欲しいです。
まい
ある日、散歩していた時に、年配の女性と3歳くらいの女の子が、ビーグルを散歩させに公園に来ました。この時、犬のリードは女の子が一人で握っていました。
いきなり女性の叫び声が聞こえて、振り返ると女の子が犬のリードを離してしまい、一直線に犬がこちらに走ってくるところでした。
ウサギを捕まえようとしたのですが間に合わず、犬がウサギに飛び掛かろうとしたので、私は咄嗟にウサギと犬の間に足を差し出しました。それで犬が止まってくれたので、慌ててウサギを抱き上げ、大事になることはありませんでした。
引用元:知恵袋
うさんぽ中は子供との接触に注意が必要
うさんぽ中は周囲で遊んでいる子供に注意してください。
我が家のウサギ達は3人の男児に囲まれて育っているので、子供への耐性がありますが、大多数のウサギは子供が苦手だからです。
まい
おまけに子供は興味のあるモノには、何にでも近づき手を出します。
実際に私は子供と公園に行った際に5~6人の子供に囲まれている、うさんぽ中のウサギを見かけたことがあります。
まい
うさんぽは脱走や迷子になるリスクが高い
うさんぽは脱走や迷子のリスクが高いと考えてください。
部屋んぽで見慣れていると思いますが、ウサギは急にダッシュやジャンプをします。
まい
脱げた後にダッシュされると、速すぎて人間の足では絶対に捕まえられません。
運良く見つけられればいいですが…悲しいことに脱走したまま見つからない子は多いです。
まい
うさんぽ中に害のある草花を誤飲する恐れがある
外の世界にはウサギが食べてはいけない野草・花が生えているので、うさんぽ中に誤飲すると中毒症状を起こす恐れがあります。
「ウサギは本能で食べてはいけない草花がわかるでしょ」と思うかもしれませんが、判断できるのは野生で育っているウサギだけです。
人間に育てられたウサギは「食べて良い・悪い」の判断できません。興味があれば毒性があったとしても食べてしまいます。
まい
うさんぽのストレスで体調を崩す危険がある
人間にもインドア派・アウトドア派がいるように、うさんぽを好まないウサギもいます。
- ハーネスを強烈に嫌がり暴れる
- 地面におろした途端パニックを起こす
- 散歩のストレスで体調不良になる
- パニック後に脱走し迷子になる
もしかすると何度か散歩を繰り返すうちに、うさんぽに慣れてくるかもしれません。
でも私は「嫌がるウサギにうさんぽを強要する」のは反対派です。
うさんぽはウサギにとって「必要不可欠なもの」ではありません。
しなくてもいい行為を強要するのは「アルコールの飲めない人に、アルコールを強要するようなもの」だと感じるからです。
実際に今一緒に暮らすウサギはうさんぽ好きですが、ハーネス嫌いだった1代目ウサギには1度もうさんぽさせていません。
ウサギは元々ストレスに弱い生き物。
強いストレスを受けると体調を崩す子も多いです。
まい
うさんぽは反対?賛成?
実は…うさんぽには賛否両論があります。
- うさんぽは危険!絶対にやったらダメ
- 安全に配慮した上でうさんぽするなら良い
- うさんぽしたいけどウサギの性格的にしていない…etc,
うさんぽする・しないを決める前に、賛成派・反対派の方の意見をぜひ見聞きして欲しいです(とくに反対派の意見!)
まい
うさんぽ賛成派の意見
うさんぽは危険が沢山!ってのもあるけど、全く楽しめない気質のうさぎも多いので、する時はよくうさぎと相談して、まずは近場で短時間から、後飼い主がおっちょこちょいな自覚があるなら、しっかりした人と2人以上で、なおかつ天候の良い日を選んで、万全の体調の時に試すのが良いと思うよ。
— ふぇん (@phoen428) January 12, 2021
ありがとうございます_( _´ω`)_
— なおぴよ(´・ω・`) (@n_m11n) January 14, 2021
うさんぽ中はかわいい表情が撮れます!
(一応まもなく10歳のおじいちゃんです) pic.twitter.com/gZW9JPmf9O
今日は絶好のうさんぽ日和でした。(※うさぎの散歩→うさんぽ)
— THE YOKO☀️ (@heavens_n_child) March 20, 2017
ガンダルフさん、ちょっとお太りになられたけれど、これからうさんぽの季節なので運動いっぱいさせよう♪#うさぎ #ウサギ #うさぎ好きさんと繋がりたい pic.twitter.com/6UgnPaChz0
「おはようございます、サイモンです。こちら、サイモン地方は梅雨入りしました。ということは、うさんぽもできないということらしい。
— simon_ママモン (@525Kazoo) June 5, 2016
ふむー…。どうやってストレス発散したら良いのか…。
飼い主に当たり散らすしかないのかなぁ(ニヤ)」 pic.twitter.com/IyNLiJioPu
うさんぽ反対派の意見
RT
— うさを (@usagi_love_mayu) April 2, 2016
モキュ様のおかんさんのウサギ愛を感じだわ。
うちの子に限って言えば、うさんぽもハーネスもさせてない。試してみたら、明らかに心拍数が上がってるのが解ったから。だから、やらない。
憧れはあったけどね。うさんぽ
うさんぽねー。個人的には一切必要ないと思っている。危ない物等を片付けた部屋の中でいいでしょ。
— りりるー (@lili_roo2228) February 20, 2017
うさんぽでハーネスを着けるときも、抱っこできない子の場合、暴れて事故になることもあります。そういうこともあるので、抱っこできるようにしておきましょう。ハーネスを着け損じて、首の骨を折ってしまった子がいます。前はうさんぽに参加してましたが、今はうさぎには必要ないものに思えます
— キアラ (@chiara_cames) October 19, 2010
えっ、リード付けたウサギが迷子ってどういうことなん…?いや、野の中山の中にウサギ放ったら普通に逃げるてか自然に帰るやろ…ウサギちゃん散歩なんか必要ないしかといって野生根性ないやろうし本当にやめてあげてよ…うさんぽアンチなんですよ私
— まつやま (@ma_tsuyama4717) November 26, 2018
うさんぽってホント訓練が必要なくらい危ないので推奨はできないです…外に出すだけでも普通の子なら動けなくなっちゃうくらいストレスみたいで…(´・ω・`)
— えりんぎ (@Eringi_east) April 10, 2018
結局うさんぽはしない方がいいの?
まい
私はうさんぽの危険性を理解し、いざという時にウサギを守れるのであれば、「うさんぽしてもいい」と考えています。
賛成派か反対派か聞かれたら「賛成派寄り」です。
ただ賛成派寄りではあるのですが…飼い主の承認欲求を満たすためにウサギを連れ回すうさんぽには反対です。
- 長時間ウサギを連れ回す
- SNS映えを狙って無茶をする
- 暑い(寒い)中ウサギを連れ回す
- うさんぽのデメリットを理解していない
上記のうさんぽについては否定的です。
ウサギを楽しませるというより、
- 飼い主同士の交流が目的
- 飼い主が楽しむためのイベント参加
- いかにSNS映えさせるか
に注力しているのを見ると、疑問に思ってしまうのです。
まい
まい
うさんぽデビューのやり方
うさんぽする場所は主に自宅の庭、公園、土手などの広い所を選んでください。
- 車がすぐ側を行き交う道路
- 歩行者が行き交う歩道
ウサギは急に飛び出たりするので、狭い道路や歩道は危ないからです。
まい
うさんぽに最適な季節は春と秋です。
- 真夏…脱水症状を起こすリスクが高い
- 真冬…寒さから体調を崩す恐れがある
ちなみに我が家のウサギがお庭でうさんぽデビューしたのは春です。
まい
うさんぽに必要なものは主にハーネス、キャリー、水です。
- ハーネス
- サークル(庭でハーネスなしでうさんぽする場合)
- キャリー
- 給水ボトル
- おやつ
庭でうさんぽする場合はハーネス(またはサークル)だけでOKです。
公園や土手でうさんぽする場合はハーネス、キャリー、水、多少の食料を用意してあげてくださいね。
まい
ウサギにハーネスを着せる時に大事なのは、「アジャスターの調整」です。
ウサギがハーネスを着た時に、ウサギとハーネスの間に指が1本入るぐらいに、アジャスターを調整してください。
まい
庭でうさんぽする場合はキャリー不要ですが、公園や土手などでうさんぽする場合は必ずキャリーに入れてください。
抱っこでうさんぽに連れて行くと、ウサギが急に暴れた時に落として怪我させてしまう恐れがあるからです。
まい
うさんぽの時間は徐々に長くするのをオススメします。
ウサギによっては外の世界に強いストレスを感じ、パニックを起こす恐れがあるからです、
まい
帰宅後はうさんぽ中に付いた汚れをブラッシングでキレイにします。
この時にウサギの体にマダニがついていないかチェックするのもお忘れなく!
まい