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「ウサギは外散歩(うさんぽ)は賛成?反対?どんなメリットとデメリットがあるの?」
結論から言うと、うさんぽはメリットよりも圧倒的にデメリット(危険性)の方が多いです。
- 予期せぬケガ
- 迷子の恐れ
- ストレスによる体調不良…
安全にうさんぽするにはキチンとデメリットを理解&対策をして、ウサギの様子によっては「うさんぽしない選択」をする必要があります。
まい

- 外散歩の必要性
- うさんぽのメリットとデメリット
- うさんぽの危険性と注意点
目次
うさんぽは必要?外で散歩する必要はある?

犬と違って外での散歩はウサギにとって、絶対に必要なモノではありません。
部屋んぽで十分な運動量を得られますし、ストレスも解消できます。
極端な言い方をするとウサギにうさんぽは必要ないのです。
まい
うさんぽのメリットとは?

ウサギの散歩は室内で十分ですが、うさんぽにもメリットがあります。
私自身がうさんぽしていて感じたメリットを3つ紹介しますね。

- イキイキした様子が見られる
- ウサギ自身がうさんぽ大好き
- 運動量が増える
うさんぽでイキイキした様子が見られる

我が家は天気の良い日に庭で散歩しているのですが、うさんぽ中のウサギが可愛すぎるんです…
- 地面をホリホリしまくる
- 掘った地面に体を投げ出しゴロンをする
- テンションが上がって家の周りをグルっと1周うさダッシュ
- 色んな草花の匂いを嗅いだりアゴすりをする…etc.
「全力で楽しんでます!!」みたいなのが伝わってきて、ものすっっごく癒やされます。
まい
うさぎ自身がうさんぽ大好きで楽しんでいる

ウサギ自身がうさんぽ大好きで楽しんでいる。ウサギによっては「外に出せ」と要求してくる。
「うさんぽって飼い主のエゴじゃない?」などの意見もありますが、うさんぽ大好きなウサギはいます。
実際に我が家のウサギ達は子供たちが庭で遊んでいると、勝手口を引っ掻いて「出せ!!」と要求してきます。
おかげで勝手口のドアは傷だらけです。
庭に高いサークルを設置して出す時もあります。
うさんぽで運動量が増える

個体差もあるが、うさんぽすると運動量が増える。普段ゴロゴロしてばっかりのウサギも活発に動くケースが多い。
我が家の2代目ウサギは普段、仕事をしている私の側で寝転んでいる時間がほとんど。
数時間に1回の割合でいきなりダッシュ&飛び跳ねたりもしますが、またスグに私の側へ戻ってきます。
一方うさんぽ中はずっと動き続けているので、普段と比べると運動量は倍以上。
あまり運動させすぎて体調を崩してもいけないので、いつも途中でうさんぽを切り上げるほどです。
まい
まい
うさんぽのデメリットや危険性とは?

ウサギとの外散歩は楽しいだけではありません。
ハッキリ言ってメリットより、危険やデメリットの方が多いです。
そのためウサギと安全に散歩するには、キチンと「うさんぽの危険性」を理解し、場合によっては「うさんぽをしない選択」をする必要があります。
まい

- 公園などにいるマダニ
- 他の動物との接触
- 子供との接触
- 脱走・迷子の危険性
- 害のある草花
- ウサギのストレス
うさんぽでマダニが付着する恐れがある

マダニが怖いのは噛まれた際の痛みではなく、マダニを媒介とする感染症です。
ウサギはもちろん人間にも感染し、重篤な症状を引き起こすケースがあります。
まい
実はウサギ用として認可された「外部寄生虫駆除薬」は存在しません。
使用する際は犬猫用に認可された駆虫薬を転用します。用法・用量を間違えればウサギが命を落とす恐れも…(参考:モネペットクリニック)
※駆虫薬を使用するかは寄生したマダニの数によります。
まい
マダニが多いうさんぽ場所はどこ?
マダニはドコにでも潜んでいますし、小さいので「どこにいるか」はまったくわかりません。
ウサギに寄生して血を吸い、大きくなってからようやく気づきます。
1番の対策は「草が生い茂っている場所には連れて行かない」です。
まい
うさんぽ中は他動物に襲われる危険がある

草食動物であるウサギは外的に狙われやすいです。
たとえば相手が犬にリードをつけていたとしても、飼い主を振り切って襲いかかってくる可能性があります。
「ノーリードじゃないから大丈夫」と思ってはいけないのです。
まい
ある日、散歩していた時に、年配の女性と3歳くらいの女の子が、ビーグルを散歩させに公園に来ました。この時、犬のリードは女の子が一人で握っていました。
いきなり女性の叫び声が聞こえて、振り返ると女の子が犬のリードを離してしまい、一直線に犬がこちらに走ってくるところでした。
ウサギを捕まえようとしたのですが間に合わず、犬がウサギに飛び掛かろうとしたので、私は咄嗟にウサギと犬の間に足を差し出しました。それで犬が止まってくれたので、慌ててウサギを抱き上げ、大事になることはありませんでした。
引用元:知恵袋
うさんぽ中は子供との接触に注意が必要

我が家のウサギ達は3人の男児に囲まれて育っているので、子供への耐性がある程度あります。
しかし普段子どもとの接触が無いウサギだと、子供の大きな声・動きに強いストレスを感じる恐れが…
おまけに子供は興味のあるモノには、何にでも近づき手を出します。
実際に私は子供と公園に行った際に5~6人の子供に囲まれている、うさんぽ中のウサギを見かけたことがあります。
まい
うさんぽは脱走や迷子になるリスクが高い

部屋んぽで見慣れていると思いますが、ウサギは急にダッシュやジャンプをします。
うさんぽ中も気分が乗ってくると急にダッシュしたりするのですが、この時にキチンとハーネスが装着できていないと100%脱げます。
脱げた後にダッシュされると、速すぎて人間の足では絶対に捕まえられません。迷子の危険大です。
まい
うさんぽ中に害のある草花の誤飲する恐れがある

「ウサギは本能で食べてはいけない草花がわかるでしょ」
と思うかもしれませんが、判断できるのは野生で育っているウサギだけです。
人間に育てられたウサギは「食べて良い・悪い」の判断できません。
美味しそうだと毒性があったとしても食べてしまいます。
まい
うさんぽによるストレスで体調を崩す危険がある

うさんぽが嫌いなウサギの場合、うさんぽは「楽しい」ではなく「苦痛」な行為です。
パニック状態に陥ったりするケースも…
- ハーネスを強烈に嫌がり暴れる
- 地面におろした途端パニックを起こす
- 散歩のストレスで体調不良になる
- パニック後に脱走し迷子になる
もしかすると何度か散歩を繰り返すうちに、うさんぽに慣れてくるかもしれません。
でも私は「嫌がるウサギにうさんぽを強要する」のは反対派です。
うさんぽはウサギにとって「必要不可欠なもの」ではありません。
しなくてもいい行為を強要するのは「アルコールの飲めない人に、アルコールを強要するようなもの」だと感じるからです。
実際に今一緒に暮らすウサギはうさんぽ好きですが、ハーネス嫌いだった1代目ウサギには1度もうさんぽさせていません。
ウサギは元々ストレスに弱い生き物。
強いストレスを受けると体調を崩す子も多いです。
まい
うさんぽは反対?賛成?

何かを決める際に重要なのは耳障りの良い意見だけではなく、厳しい意見を言ってくれる人の声にも耳を傾けることです
まい
うさんぽ賛成派の意見
うさんぽは危険が沢山!ってのもあるけど、全く楽しめない気質のうさぎも多いので、する時はよくうさぎと相談して、まずは近場で短時間から、後飼い主がおっちょこちょいな自覚があるなら、しっかりした人と2人以上で、なおかつ天候の良い日を選んで、万全の体調の時に試すのが良いと思うよ。
— ふぇん (@phoen428) January 12, 2021
ありがとうございます_( _´ω`)_
— なおぴよ(´・ω・`) (@n_m11n) January 14, 2021
うさんぽ中はかわいい表情が撮れます!
(一応まもなく10歳のおじいちゃんです) pic.twitter.com/gZW9JPmf9O
今日は絶好のうさんぽ日和でした。(※うさぎの散歩→うさんぽ)
— THE YOKO☀️ (@heavens_n_child) March 20, 2017
ガンダルフさん、ちょっとお太りになられたけれど、これからうさんぽの季節なので運動いっぱいさせよう♪#うさぎ #ウサギ #うさぎ好きさんと繋がりたい pic.twitter.com/6UgnPaChz0
「おはようございます、サイモンです。こちら、サイモン地方は梅雨入りしました。ということは、うさんぽもできないということらしい。
— simon_ママモン (@525Kazoo) June 5, 2016
ふむー…。どうやってストレス発散したら良いのか…。
飼い主に当たり散らすしかないのかなぁ(ニヤ)」 pic.twitter.com/IyNLiJioPu
うさんぽ反対派の意見
RT
— うさを (@usagi_love_mayu) April 2, 2016
モキュ様のおかんさんのウサギ愛を感じだわ。
うちの子に限って言えば、うさんぽもハーネスもさせてない。試してみたら、明らかに心拍数が上がってるのが解ったから。だから、やらない。
憧れはあったけどね。うさんぽ
うさんぽねー。個人的には一切必要ないと思っている。危ない物等を片付けた部屋の中でいいでしょ。
— りりるー (@lili_roo2228) February 20, 2017
うさんぽでハーネスを着けるときも、抱っこできない子の場合、暴れて事故になることもあります。そういうこともあるので、抱っこできるようにしておきましょう。ハーネスを着け損じて、首の骨を折ってしまった子がいます。前はうさんぽに参加してましたが、今はうさぎには必要ないものに思えます
— キアラ (@chiara_cames) October 19, 2010
えっ、リード付けたウサギが迷子ってどういうことなん…?いや、野の中山の中にウサギ放ったら普通に逃げるてか自然に帰るやろ…ウサギちゃん散歩なんか必要ないしかといって野生根性ないやろうし本当にやめてあげてよ…うさんぽアンチなんですよ私
— まつやま (@ma_tsuyama4717) November 26, 2018
うさんぽってホント訓練が必要なくらい危ないので推奨はできないです…外に出すだけでも普通の子なら動けなくなっちゃうくらいストレスみたいで…(´・ω・`)
— えりんぎ (@Eringi_east) April 10, 2018
結局うさんぽはしない方がいいの?

まい
私はうさんぽの危険性を理解し、いざという時にウサギを守れるのであれば、「うさんぽしてもいい」と考えています。
賛成派か反対派か聞かれたら「賛成派寄り」です。
ただ賛成派寄りではあるのですが…飼い主の承認欲求を満たすためにウサギを連れ回すうさんぽには反対です。
- 長時間ウサギを連れ回す
- SNS映えを狙って無茶をする
- 暑い(寒い)中ウサギを連れ回す
- うさんぽのデメリットを理解していない
ウサギを楽しませるというより、
- 飼い主同士の交流が目的
- 飼い主が楽しむためのイベント参加
- いかにSNS映えさせるか
に注力しているのを見ると、疑問に思ってしまうのです。
まい
まい
《もし外散歩するなら》うさんぽする前の最終チェック!

もしウサギとうさんぽするなら、最低限次の条件を満たしてからにしましょう。
- 緊急時にウサギをサッと抱っこできる
- ウサギがハーネスを嫌がらない
- ウサギが外の世界にパニックにならない
うさんぽ中は下記3点に注意するのもお忘れなく!
- 外敵(犬、カラス、野良猫など)に注意する
- 子供との接触はなるべく避ける
- 草むらやよく分からない草花には近づかない
ウサギがパニックにならないか様子見するために、最初のうさんぽは「5~10分程度の短時間で切り上げる」のもオススメですよ。
まい