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「ウサギが顎を床につけるのはなぜ?調子が悪いの?謝る仕草なの?」
結論から言うとウサギが顎を床につける、または顎を床につけて寝るのは基本的にリラックスした状態です。
調子が悪いとか、病気ではないので安心してください。
- リラックスしている
- 眠たくてウトウトしている
- 爆睡
- ナデナデが気持ち良い
- ナデナデして欲しい
- 室内が暑い…etc.
※意味は前後の状況や、ウサギの行動パターンによって変わる!
顎を床につける仕草は土下座にも見えますが、謝っているのではありません。別の意味があると考えてくださいね。
まい
まい
目次
うさぎが顎を床につけるのはなぜ?
ウサギが顎を床につける仕草を見ると「調子悪いのかな?」とか、「何で急に謝るの!?」と心配になりますよね。
私も初めて見た時は何事!?と慌てましたが実は調子が悪いわけでも、謝っているわけでもないんですよ。
むしろリラックスしていて、スゴく良い状態の時にする仕草です。
まい
調子が悪いのか?
ウサギが顎を床につけるのは調子が悪い時ではありません。調子が悪い時は別の仕草・行動をします。
- ケーズの中で丸まって動こうとしない
- 食べ物に反応しない
- 飼い主に反応しない
- ケージから出ようとしない
- 表情がリラックスしていない
ウサギは調子が悪い時は顎を床につけるのではなく、ケージの中丸まった状態で動こうとしなくなります(※寝そべる子もいる)
なので顎を床につける=調子が悪いわけではないのです。
謝る仕草なのか?
ウサギが謝るような仕草をするのは、土下座しているのではありません。
ウサギが顎を床につける仕草…パッと見は土下座しているように見えますが、そもそもウサギは謝らないです。
イタズラを見つかって「ヤベッ!!叱られる」みたいな感じで動きを止めることはあります。でも「ごめんね」と謝ってくることはありません。
まい
うさぎが顎を床につける5つの理由と意味
ウサギが顎を床につけるのは調子悪いわけでも、謝っているわけでもなく基本的にリラックスを意味します。
ぐったりしているように見えますが、「気持ち良いわ~」とくつろいでいるだけなので安心してください。
- リラックスしている
- 眠たくてウトウトしている
- ナデナデが気持ち良い
- ナデナデして欲しい
- 室内が暑い
顎を床につける意味や理由を更に詳しく見ていきましょう!
1.うさぎが体を伸ばして顎を床につける…リラックス
ウサギが体を伸ばして顎を床につけている時はリラックスしています。
顎を床につけた状態ってスゴく無防備ですよね。ウサギは元々警戒心が強い生き物なので、安心できない環境だとこの無防備な姿を見せません(狩られるので…)
つまり顎を床につけた状態=安心できる環境にいる=超リラックスなのです。
まい
まい
2.うさぎが目を細めて顎を床につける…眠い
ウサギが体を伸ばし、目を細めた状態で顎を床につけているなら眠いか、寝ています(超リラックス!)
- 目を細めている(または閉じる)
- 一点を見つめたままボーとしている…etc.
人間だと調子が悪い時の症状ですが、ウサギの場合はウトウトして気持ち良い状態です。
まい
まい
3.うさぎがナデナデ中に顎を床につける…気持ち良い
ウサギがナデナデしている時に顎を床につけるなら、「ナデナデが気持ち良すぎる」と思われています。
ウサギは撫でられて気持ちが良いと徐々に頭を下げるので、最終的に顎が床についてしまうからです。
まるで溶けたお餅状態ですよね。
まい
4.うさぎ顎を床につけてスタンバイ…撫でて欲しい
ウサギが飼い主に向かって、何かを待つように顎を床につけているなら、ナデナデを催促しています。
顎を床につけてナデナデを催促する時の主なパターンは下記3つです。
- 撫でて欲しくなって飼い主の近くでスタンバイ
- 飼い主が手を近づけたら、「ナデナデしてくれるの?」と期待して待つ
- ナデナデしている手を止めたら「もっと撫でて」と催促
とにかくナデナデして欲しいのです。
まい
5.うさぎが床に顎をつけてぐったり…暑い
ウサギがなるべく冷たい場所を好んで、顎を床につけているなら暑さを感じているかもしれません。
ウサギは暑いと体の熱を放出させるために、冷たい場所(フローリングなど)でペターとなります。
何となくだるそうにしていたら、室温が上がっている可能性があるので、1度室温計をチェックしてくださいね。
まい
まい
うさぎが顎を床につけて寝る3つの意味と理由
ウサギが顎を床につけた状態でゴロンと寝るのは最高にリラックスしている時です。
普通に顎を床につけている状態よりも、ゴロ寝している時の方がよりリラックスしていると言えます。
初めて見ると「体調悪い…?」と心配になりますが、気持ち良いだけなので安心してくださいね。
- 超絶リラックスモード
- ウトウトしている
- 爆睡モード
上記3点の違いを写真と動画で紹介しますね。
1.うさぎが顎を床につけてゴロ寝する…超絶リラックスモード
ウサギが顎を床につけてゴロ寝しつつ、飼い主の動きを目で追う時は超絶リラックスモードです。
ウサギは野生下だと捕食される側の生き物なので、安心できない環境だとゴロ寝しません(食べられてしまうので…)
そんなウサギが無防備状態を見せているのでリラックスしているのは間違いありませんが、寝てはいないので飼い主が動くとさりげなく目で追います。
まい
2.うさぎがボーッとした様子で顎を床につけてゴロ寝…ウトウト
ウサギが目を細めた状態で顎を床につけてゴロ寝している時は、ウトウトしている時が多いです。
かなりリラックスしているので耳を後ろに倒したり、1点をボーッと見つめていたりします。
寝る一歩手前の状態です。
まい
まい
3.うさぎが顎を床につけてゴロ寝状態で動かない…爆睡モード
ウサギが顎を床に浸けてゴロ寝状態であまり動かないようであれば爆睡モードです。リラックスを通り越して寝ています。
「でも、ウサギの目が開いているから寝ていないと思うけど…」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、ウサギは目を開けたままでも寝られる生き物です。
むしろ目を開けたまま寝る時の方が多いかもしれません。
まい
うさぎはとくに意味なく顎を床につける時もある
まい
人間と一緒で「体勢的に楽だから」「何となく」などの理由で、顎を床につける時もあるからです。
どんな理由であれ、顎を床につけてペタンとなっている姿は、間違いなく可愛い仕草の1つ。
目で見て楽しむもよし、撫でて愛でるもよし、たっぷり可愛がってあげてくださいね。
まい