うさぎにハウスや寝床は必要?いらない?メリットとデメリットを紹介します

うさぎにハウスや寝床は必要?いらない?メリットとデメリットを紹介します

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10年以上ウサギ3匹と暮らして感じた「幸せ」と「苦労」をもとに、お悩み解決案を提案します。記事最下部にコメント欄あり。気軽に育兎相談どうぞ。愛玩動物飼養管理士(登録番号241110200号)

「ウサギにハウス(寝床)は必要?あった方がいい?」

結論から言うと、ハウスはウサギにとって「絶対に必要なもの」ではありません。

飼い主が「置きたいな」と思ったら置くぐらいの感覚でOK!

ちなみに私は現在ハウスを置いていません。

まい

今回はハウス設置の「必要性」と「メリット・デメリット」について解説しますね

この記事でわかること
  • ウサギにハウス(寝床)は必要?
  • ハウス設置のメリットとは?
  • ハウス設置のデメリットとは?

うさぎにハウスや寝床は必要?いらない

うさぎにハウスや寝床は必要?いらない
「ハウスがなくてもリラックス♪」

ポイント!
ハウスはウサギにとって絶対に必要なものではない。ハウスがなくても、ウサギは安心してケージ内で過ごせる。

ハウスは人間に置き換えると、ソファみたいなもの。

ソファはあるとゴロゴロできて便利だけど、無くても生活には支障ないですよね。

ウサギも一緒でハウスがなくても何ら問題なし!

「ハウスがない=隠れる場所が無くてストレスになる」などの心配もゼロです。

まい

どうしても気になるなら、「ケージに布をかける」でもOK!

まい

私自身もウサギお迎え後しばらくはケージにバスタオルをかけて、ゆっくり過ごしてもらいましたよ。

うさぎ用ハウス設置はメリットとデメリットを理解した上で決めればいい

うさぎ用ハウス設置はメリットとデメリットを理解した上で決めればいい
「私はハウス撤去されちゃったの」

ポイント!
ハウスを設置するか・しないかは飼い主の考え方次第。ハウス設置のメリット&デメリットを理解した上で、設置を決めればいい。

ハウスはウサギにとって必需品ではありませんが、「置きたい」と思いなら置いてもOK!

ハウスは必需品じゃないだけで、置く分にはまったく問題ないからです。

ただハウス設置にはメリットもあれば、デメリットもあります。

私のように「買ったけど結局使わなくなった」だと、もったいないのでメリット・デメリットを知ってから設置を決めると◎

まい

次でハウス設置のメリット・デメリットを順番に紹介しますね。

うさぎのケージにハウスや寝床を置くメリット3つ

うさぎのケージにハウスや寝床を置くメリット3つ

ハウス設置のメリット
  1. 安心できる隠れ家になる
  2. 楽しそうに遊ぶ様子が見られる
  3. 寒い冬でも暖かく過ごせる

①ハウスはうさぎが安心して過ごせる隠れ家になる

ハウスはうさぎが安心して過ごせる隠れ家になる
「僕はタオルハウスの中が大好きッス」

メリット①
ウサギは少し狭くて暗い空間が大好き!ほんのり薄暗くて狭いハウスは、ウサギが安心して過ごせる隠れ家になる。

ウサギって広いスペースで遊ばせていても、隅っこにいたり、微妙なスキマに入り込んだりしますよね。

ちなみに我が家の3代目ウサギはタオルの中が大好き!

タオルをトンネル状にしてあげると喜んで入り込みます。

まい

薄暗くて狭いハウスは、まさにウサギが好む環境そのものなのです。

②うさぎがハウスで楽しそうに遊ぶ様子が見られる

メリット②
ハウスを出たり入ったり、活発に動いて遊ぶ姿が見られる。簡単に言うと可愛い。

ウサギの性格にもよりますが、ハウスを使って遊ぶ子もいます。

  • ハウスの中をダッシュで出たり入ったりする
  • ハウスの上に乗ったり降りたりする…etc.

見ているだけで癒やされます。

タオルハウスの中でうごめく物体は我が家のウサギ。これはゴソゴソしているだけですが、出たり入ったりして遊ぶ時もあります。

③ハウスがあると寒い冬でもうさぎが暖かく過ごせる

メリット③
ハウス内は冷たい風があたらない。ハウス内にヒーターも設置すれば、かなり暖かく過ごせる。

ハウス単体でも防寒対策になりますが、ハウス内にヒーターも設置すれば更にぽっかぽか!

寒い冬も快適に過ごさせてあげられます。

まい

ヒーターを設置できるかは、ハウスの種類にもよるので、よ~く確認してくださいね。

中にヒーターも入れられるのはこのハウスです。

うさぎのケージにハウスや寝床を置くデメリット5つ

うさぎのケージにハウスや寝床を置くデメリット5つ

ハウス設置のデメリット
  • ウサギがハウスに入ろうとしない
  • 巣作りを始める恐れあり
  • 粗相されると不衛生
  • 布製ハウスは破壊・粗相の恐れあり
  • 空中ハウスは骨折リスクがある

ハウス設置にはメリットもあれば、デメリットもあります。

すべてのウサギに当てはまる話ではありませんが、「こんなこともあるかもしれない」と思って読んでくださいね。

①うさぎがハウスに入らなくてムダになる可能性あり

うさぎがハウスに入らなくてムダになる可能性あり
「1代目ウサギ:まめちゃん」

デメリット①
せっかくハウスを買っても、ハウス内にまったく入ろうとしないウサギもいる。結局使わなくて捨てるハメになる。

ウサギは好みにうるさい生き物。

気に入らなければ、絶対に使おうとしません。

実際に我が家の1代目ウサギは、ハウスの中には一切入らず、「ハウスの上」に乗るだけ。

「いつか使うかな?」と置きっぱなしにしていましたが、結局使わず最終的には撤去しました。

まい

ハウスを使うか・使わないかは、実際にハウスを設置してみないとわかりません。

まい

使わなかった時は正直「もったいない…」と思ってしまいました。

②ハウス設置でメスうさぎは巣作り(偽妊娠)を始める恐れがある

ハウス設置でメスうさぎは巣作り(偽妊娠)を始める恐れがある

「巣作り…牧草などを口にくわえて集めるなど」

デメリット②
ウサギによっては、ハウスに巣作り(偽妊娠)をし始める恐れがある。もし巣作りを始めたら、ハウスは撤去した方がいい。

偽妊娠とはウサギが「妊娠したと勘違い」して巣作りしてしまう行為。

偽妊娠は女の子ウサギにとって大きなストレスになります。

もし巣作りを始めてしまったら巣作りが落ち着いた頃合いを見計らって、ハウスを撤去するのをオススメします。

まい

ハウス設置が必ずしも偽妊娠に繋がるわけではありませんが、可能性の1つとして覚えておいてくださいね。

③ハウス内でうさぎに粗相されると衛生的に不安

ハウス内でうさぎに粗相されると衛生的に不安
「トイレでオシッコするの難しいッス」

デメリット③
木製ハウスで粗相されると、ウサギの体にオシッコがついて不衛生。粗相の掃除がしにくく、ニオイが染み込みやすい点にも要注意。

木製ハウスで粗相されると、スノコと違ってオシッコが下に落ちません。

粗相箇所をウサギが踏んだり、寝転んだりすると汚れるので不衛生です。

また木製ハウスはオシッコのニオイが染み付きやすいので、トイレトレーニング中のウサギは要注意!

アチコチからオシッコ臭がするので、ウサギがトイレを覚えにくくなってしまいます…

まい

まだトイレを覚えていないなら、トイレを覚えてからハウスを設置するのをオススメします。

④布製ハウスはうさぎが齧って破壊や粗相の恐れがある

デメリット④
布製ハウスは齧って破壊される可能性あり!また布製品はウサギの粗相率をアップしやすい。

ウサギは布製品を齧るのが大好き!

布製ハウスを買った数時間後に穴だらけ…なんて可能性があります。

また普段は粗相しないウサギでも、布製品には粗相してしまうケースも…

実際に我が家の2代目ウサギに布製トンネルを与えたら粗相連発!布製トンネルを撤去したら、粗相が落ち着いたからです。

まい

「齧り癖がある」や「お布団などに粗相する」に該当するウサギへのプレゼントに、布製トンネルは避けた方がいいですよ。

⑤空中ハウスはうさぎが骨折するリスクがある

デメリット⑤
空中トンネルは着地を失敗して、ケガ(骨折など)をする恐れがある。若い頃は平気でも加齢ととも足腰が弱ると、ケガのリスクが上がる。

空中ハウス=ケガではありませんが、リスクがあるのは事実。

実際にケガをしている子がいるからです。

1度「うさぎ ロフト 危険」で検索してみてください。

まい

空中ハウスを「ダメ!!」とは言いませんが、リスクもよ~く考えて設置してくださいね。

試しにうさぎ用ハウスを設置してみるのはおすすめ

まとめ

結論
ハウスが合うか・合わないかはウサギと飼い主次第。とりあえず設置してみるのはオススメ。

ハウス設置のメリット・デメリットを紹介しましたが、試しにハウスを置いてみるのはオススメ!

実際にハウスを設置してみないと、分からない部分が多いからです(例:ハウスを気に入るかなど)

私自身も「ハウスを置きたい」→「ハウスを置いてみる」→「粗相などのトラブル発生」→「ハウス撤去」と試した過去ありです。

まい

ウサギにとってハウスは必需品ではありませんが「置いてあげたい」と思うなら、ぜひ1度試してみてくださいね。

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