【禁止説】うさぎにほうれん草を与えて大丈夫?シュウ酸の影響は?いつから・どのくらいの量を食べさせていいのか解説~愛玩動物飼養管理士監修

【禁止説】うさぎにほうれん草を与えて大丈夫?シュウ酸の影響は?いつから・どのくらいの量を食べさせていいのか解説

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10年以上ウサギ3匹と暮らして感じた「幸せ」と「苦労」をもとに、お悩み解決案を提案します。記事最下部にコメント欄あり。気軽に育兎相談どうぞ。愛玩動物飼養管理士(登録番号241110200号)

「ウサギにほうれん草をあげて大丈夫?よくない・禁止って噂があるけど…」「シュウ酸の何がダメなの?どんな影響がある?」「いつから・どのくらいの量・頻度で食べさせていい?」

結論から言うとほうれん草はウサギの食べ物としては賛否両論がある野菜です。

ウサギに与えて良いとしている飼育書もあれば、与えない方が良いとしている飼育書もあったりと色んな意見があります。

<<ウサギにほうれん草は与えていい?ダメ?

なぜほうれん草はダメなの?

ほうれん草のアク(シュウ酸)がウサギの腎臓に負担をかけるからです。

近年だと「少量であれば与えて良い」という意見が増えていますが、よ~く考えてからあげる・あげない判断をしてあげるべき野菜と言えます。
<<ほうれん草はよくない理由とは?どんな影響がある?

ちなみに私自身はウサギ達にほうれん草を与えていませんが、もし与えるのであればごく少量(小ぶりな葉1枚)を、たま~に与える程度がオススメです。

<<ほうれん草の与え方(いつから?量は?頻度は?)について

まい

今回は「ウサギへほうれん草を与えるメリット・デメリット・リスク」について熱く語ります。

まい

「注意点含むほうれん草の与え方」も紹介するのでよかったらチェックしてくださいね。

ほうれん草はうさぎが食べられる野菜?与えて大丈夫?

ほうれん草はうさぎが食べられる野菜?与えて大丈夫?

ほうれん草はウサギが食べられる野菜の1つではありますが、与えない方がいいという意見もあります。ウサギにとってグレーゾーンな食べものと考えるとちょうどいいかもしれません。

まずウサギにとってほうれん草は毒ではありません。食べてしまっても何事もないケースがほとんどです。

まい

アボカド・観葉植物のように、中毒症状を起こす心配はほとんどありません。「間違えて食べさせちゃった…」という飼い主さんは安心してください(※様子がおかしい&心配であれば病院で診てもらう)

ほうれん草は与えない方がよいと紹介されていることも多いのですが、少量であったり与え方を守ることで与えてもよいといわれていたりもします。その理由としては、含まれている成分のシュウ酸や硝酸塩がポイントとなっているようです。いずれも茹でることで減少するといわれていますが、与えてよいと太鼓判をおされている野菜とは異なっておりますので、注意が必要だということです。生で食べることですぐに危険性があるということではないようですが、うさちゃんの様子を観察いただきながら、不安な症状が見られている時にはかかりつけの獣医師にうさちゃんを直接見ていただくことが一番です。

引用元:うさぎのしっぽ

毒ではないものの、ほうれん草はアクが強いので与えすぎたり、頻繁に与えたりするとウサギの健康を害する恐れがあります。

短期的には問題が起こらないウサギがほとんどですが、長期的に見るとリスクがあるので「与えない方がいい」という意見もあるのです。

まい

「ウサギにほうれん草を与えるか?」については、本っっっっ当に意見が分かれるので、飼い主さんがしっかりと情報収集して最終決定する必要があります。

うさぎにほうれん草を食べさせるかは賛否がわかれる

うさぎにほうれん草を食べさせるかは賛否がわかれる

「私たちにあげたらダメという意見もあるの」

ほうれん草をウサギに与えるかについては、本当に色んな意見があります。

「リスクがあるから一切与えない方がいい」という声もあれば、「少量であれば問題ない。栄養豊富な野菜なのであげた方がいい」という声もあったりと様々です。

ほうれん草の栄養価
  • βカロテン
  • ビタミンB1・B2
  • ビタミンC
  • ビタミンK
  • カリウム
  • 葉酸

ほうれん草には皮膚・被毛の健康維持、抗酸化作用、貧血の予防、視力の維持、免疫力アップなど健康面にプラスとなる作用がたくさんあります。

そのため「アクが多い点には注意が必要ではあるものの、栄養価が高いので少量であれば取り入れた方がいい」という意見がわりと多いのです。

「結局のところどっちなのか?」については、飼育書でも意見がわれているので、ハッキリしたことが言えません(私が持っている飼育書だとあげたらダメだと書かれていますが、あげても良いと書かれている飼育書もあるようです)

なのでほうれん草は飼い主の判断によってあげるか・あげないかを決めないといけない野菜である、と考えてくださいね。

ちなみに私自身は「他に食べられる野菜はたくさんあるし、わざわざリスクのあるほうれん草をあげなくてもいいかな。栄養についてはペレットでキチンと補えるし」と考え、ほうれん草はウサギ達に与えていません。

まい

ウサギ達にほうれん草をあげる・あげないを判断するために、もう少し詳しく「なぜほうれん草はよくないと言われているのか?どんな病気リスクを高めるのか?」について紹介します。

まい

よかったらこのまま読み進めてください。

うさぎにほうれん草はダメって本当?禁止と言われる理由とは?

うさぎにほうれん草はダメって本当?禁止と言われる理由とは?

ウサギにほうれん草はよくないと言われる理由は、ほうれん草に多く含まれるアク(シュウ酸)です。

ほうれん草を食べると舌がビリビリするような、歯がキシキシするような違和感を感じた経験はありませんか?

この違和感の正体がほうれん草に多く含まれる「アク(シュウ酸と呼ばれる成分)」です。

アク抜きしないままだと美味しくない上に、シュウ酸にはあまり嬉しくない作用もあります。

まい

実はシュウ酸は病気リスクが高まることが知られています(※人間だけではなく、犬へ与える場合も注意が必要と言われている)

まい

体の小さなウサギはより強く影響を受ける恐れがあるので、「ウサギにほうれん草は与えない方がいい」という考えが広まったのです。

ほうれん草のシュウ酸がうさぎに悪影響なのはなぜ?どんなリスクがある?

ほうれん草のシュウ酸がうさぎに悪影響なのはなぜ?

「僕たちの体に負担をかけるらしいッスよ」

ほうれん草に多く含まれるシュウ酸は腎臓や尿路に負担をかけ、結石を引き起こす恐れがあるため、ウサギに悪影響だと言われています。

基本的にシュウ酸は腸内でカルシウムと結びつき便とともに排出されるのですが、シュウ酸の摂取量が多いと腸内でカルシウムと結びつけなかったシュウ酸が、尿中でカルシウムと結びつきます(参考:Mindsガイドラインセンター)

カルシウムとシュウ酸が結びつくと石のように固くなり(結石)、腎臓や尿管に負担をかけます。

さらに症状が進行して結石が尿管に詰まると、強い痛みを感じたり血尿が出たりする(尿路結石症)ので、ほうれん草をウサギに与えすぎるのはリスクがあると考えられているのです。

まい

尿路結石症は激痛ですし、急性腎不全を生じて数日以内に生命の危機に至るレベルの緊急事態を引き起こす可能性もある危険な病気です。

まい

「結石?なんだそりゃ」と思った人はあいむ動物病院さんのブログ(尿路結石症について)をチェックしてみてください。めちゃくちゃ参考になります。

ほうれん草の与え方は?うさぎへあげる時の注意点も解説

うさぎへほうれん草を与える時の注意点とは?

ほうれん草は結石のリスクを高めますが、適量であれば与えて問題ないという意見もあります。

リスクを十分に理解した上で、飼い主さん自身が「あげる」と判断した場合は、以下の点に注意した上で食べさせてくださいね。

ほうれん草の与え方・注意点
  1. 与える量をごく少量にとどめる
  2. 連食は避ける(毎日与えない)
  3. 他の野菜と一緒に食べさせる
  4. しっかりと水を飲んでもらう
  5. できれば茹でてから与える
  6. 尿路結石の既往歴があるならそもそも与えない

ほうれん草の与え方・注意点について、順番に見ていきましょう!

ほうれん草を与える時はごく少量にとどめる

ほうれん草を与える時はごく少量にとどめる

「小ぶりな葉を1枚ぐらいが目安」

ウサギへ与えるほうれん草の量はごく少量がオススメです。

人間の場合は「毎日1kgのほうれん草を食べ続けたら結石ができる」と言われています。

ほうれん草は1束がだいたい250g前後。1kgを食べるには毎日4束食べ続ける計算になるので、相当な量を食べないと結石になるリスクは低いと考えられますがが、ウサギは人間よりもはるかに小さいです。

シュウ酸による影響を強く受けやすいので、与える場合はごく少量にとどめておいた方が安心です。

まい

あくまで目安ですがほうれん草に関しては小ぶりな葉1枚程度の量ぐらいで十分です。

まい

「少なっっっ」と思うかもしれませんが、シュウ酸のリスクを考えると、少なすぎるぐらいの量がオススメですよ。

ほうれん草の連食は避ける

ほうれん草の連食は避ける

「大好きでも毎日はダメッスよ」

ほうれん草の連食(毎日与える)は避けましょう。

たま~に与えるぐらいがちょうど良いです。

たとえば爪切り・病院・投薬・ブラッシングなど、何か嫌なことを頑張った時のご褒美として与えるといった感じですね。

まい

ちなみにほうれん草に限らず、毎日毎日同じ野菜ばかりを与え続けるのは基本的にオススメしません。

まい

他の野菜をローテーションに入れて、偏りができないようにするのをオススメします。

ほうれん草とカルシウムが多い野菜(小松菜など)を一緒に食べさせる

ほうれん草と他の野菜(小松菜など)を一緒に食べさせる

「色んな野菜をバランス良く与える」

ほうれん草を与える時はカルシウムが多く含む野菜と一緒に食べさせると、シュウ酸の排出を促せます。

シュウ酸はカルシウムと結合しやすい性質があるので、カルシウムが多い野菜と一緒に食べると、小腸でカルシウムとシュウ酸とが結合して、便として排泄されるからです。

シュウ酸を体内に残りにくくできます。

まい

カルシウムが多い野菜は小松菜、チンゲン菜、春菊、キャベツ、ブロッコリーなどがあります。

まい

「ほうれん草をあげたいけど、シュウ酸が気になる…」のであれば取り入れてみてくださいね。

しっかりと水を飲ませてシュウ酸の排出を促す

しっかりと水を飲ませてシュウ酸の排出を促す

ほうれん草を食べさせる時はしっかりと水を飲ませましょう。

水をたくさん飲めば尿の量が増え、シュウ酸の排出が促されるので、結果的に尿路結石の予防になるからです。

とはいえウサギに無理やり水を飲ませるわけにはいかないので、水を飲むかはウサギの気分に任せるしかありません。

まい

飼い主側が水を飲ませることはできないので、ウサギがいつでも自由に水が飲めるようにしてあげてくださいね。

ほうれん草を茹でてから与える

ほうれん草を茹でてから与える

「でも食べない可能が高い」

できればですが、ほうれん草は茹でてから与えた方がシュウ酸の摂取量が減るのでオススメです。

シュウ酸は「水溶性の物質」なので、茹でると中にシュウ酸が溶け出します。

シュウ酸の摂取量を大幅に減らせるので、可能なら茹でてから与えた方が安心です。

まい

人間だけでなく、犬へほうれん草を与える時も「茹でる(アク抜き)」が推奨されています。

ただ…ウサギはおそらく茹でたほうれん草を嫌がります。

高確率で食べないので現実的にはアク抜きしたほうれん草を与えるのは難しいです。

まい

生食できる「サラダほうれん草」はアクが少ないので、アク抜き後のほうれん草を嫌がるウサギにオススメだという意見もあります。

尿路結石の既往歴があるうさぎにはほうれん草を与えない

尿路結石の既往歴があるうさぎにはほうれん草を与えない

「既往歴があるウサギにはオススメできないの」

尿路結石の既往歴があるウサギにはほうれん草を与えるないようにしましょう。

ウサギにほうれん草はダメって本当?」の段落でもお伝えしましたが、ほうれん草に多く含まれるシュウ酸は腎臓や尿路に負担をかけ、結石を引き起こす恐れがあります。

尿路結石症の既往歴があるウサギの場合、再発のリスクが高まる可能性があるので、ほうれん草を与えるのオススメできないのです。

まい

ウサギにほうれん草をあげる・あげないは飼い主さんの判断次第ですが、既往歴がある場合は避けた方が無難ですよ。

うさぎへほうれん草を与えるメリット・デメリットまとめ

うさぎへほうれん草を与えるメリット・デメリットまとめ

情報を整理するために、あらためてウサギへほうれん草を与えるメリット・デメリットを再確認しましょう。

ほうれん草のメリット
  • 栄養が豊富!皮膚・被毛の健康維持、抗酸化作用、貧血の予防、視力の維持、免疫力アップなど健康面にプラスとなる作用が期待できる。
  • 市販のオヤツ(クッキーなど)を与える場合と比べて添加物の心配がない。
  • ほうれん草が好きなウサギの場合はご褒美・オヤツ・食欲不振時の食べ物として利用できる
ほうれん草のデメリット

シュウ酸が多いので腎臓や尿路に負担をかけ、結石を引き起こす恐れがある。

メリット・デメリットを見てどう思いましたか?

私自身はデメリットが大きいと感じたので「ほうれん草は与えない選択」をしましたが、最終的にどんな判断をするかは飼い主さん次第です。

まい

私自身の考えを押しつける気持ちは一切ありません。

まい

「過度にならないように与える」や「まったく与えない」など、自分とウサギにとって1番最善だと思う選択をしてくださいね。

ほうれん草に関するよくある疑問Q&A

ほうれん草に関するよくある疑問Q&A

うさぎにほうれん草を与えていいのはいつから?

ウサギへほうれん草を与えていいのは生後3か月以降、できれば生後4ヶ月以降まで待ってあげると、より安心して与えられます(参考書籍「よくわかるウサギの食事と栄養P115」)

生後3ヶ月未満のウサギは盲腸の微生物叢が不安定なので、ちょっとしたキッカケで細菌性腸炎(下痢)を起こしてしまうことが少なくありません。

ほうれん草も下痢のキッカケになってしまう恐れがあるので、生後3か月をすぎてから「そろそろかな?」とゆっくり検討するぐらいの感覚でちょうど良いです。

まい

「大げさな」と思うかもしれませんが、我が家の3代目ウサギは生後4か月頃に小さな大葉1枚だけで下痢しました。

まい

下痢はウサギにとって死の恐れもある怖い病気(とくに体力が少ない子ウサギは危険)なので、ある程度成長するまで待ってあげてくださいね。。

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うさぎへ与えていいほうれん草の量は?

ウサギへ与えていいほうれん草の量はごく少量です。シュウ酸の影響を考えると小さな葉1枚程度ぐらいにとどめておいた方が安心ですよ。

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うさぎへほうれん草を与える頻度は?毎日あげてもいい?

ほうれん草に多く含まれるシュウ酸が、腎臓などに負担をかける恐れがあるので毎日与えるのはオススメしません。

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うさぎはほうれん草好き?嫌い?

ほうれん草が好きなウサギもいれば、嫌いなウサギもいます。割合だけで言うと「特別ウサギに好かれるような野菜ではない(人気って感じの野菜ではない)」です。

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うさぎに誤ってほうれん草をあげてしまった…病院へ行くべき?

ほうれん草のシュウ酸がウサギに悪影響との声がありますが、ウサギが中毒症状をすぐに起こすような成分は腹囲まれていませんほうれん草は量を守れば食べさせて大丈夫との声も多い野菜ですし、多少食べてしまった程度であれば問題ないケースがほとんどです。もちろん心配であれば病院を受診してくださいね、

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ウサギの食べ物(野菜・果物・野草・ハーブ・介護食)に関して詳しくまとめられた飼育書です。食事に関してはこの1冊があればOK!私も持っていますが非常にわかりやすく、情報が網羅されているのでオススメです。
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