【暴れる嫌がる】うさぎ薬の飲ませ方は?シリンジで投薬するコツは?飲まない時の対処法も解説

【暴れる嫌がる】うさぎ薬の飲ませ方は?シリンジで投薬するコツは?飲まない時の対処法も解説

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10年以上ウサギ3匹と暮らして感じた「幸せ」と「苦労」をもとに、お悩み解決案を提案します。記事最下部にコメント欄あり。気軽に育兎相談どうぞ。愛玩動物飼養管理士(登録番号241110200号)

「ウサギに薬を飲ませる方法は?飲まない時はどうすればいい?投薬時のシリンジ・保定のコツも知りたい!」

結論から言うと投薬方法は薬の種類によって変わります。

投薬方法
  1. 錠剤…すりつぶして好物に混ぜて与える
  2. 粉末…水やジュースで溶かしてシリンジで与える(粉末のまま食べ物に振りかけて与えてもOK)
  3. シロップ…何も混ぜずにシリンジで与える

<<薬の飲ませ方は?与え方を種類別に解説

文字だけ見ると簡単そうですが、ほとんどのウサギは薬を嫌がり暴れるので、投薬は困難を極めます(どうしても飲まない時は保定して、シリンジで流し込むしかない…)

上手に薬を飲ませるには「①安定した保定」と「②上手なシリンジの使い方」が最重要になってくるので、2点のコツもしっかりとお伝えします。一緒に投薬を頑張りましょう!

<<薬を飲まない時はどうすればいい?暴れる・嫌がる・吐き出す時の対処法を解説
<<保定・シリンジの使い方のコツは?写真と動画で解説

まい

今回は「薬の飲ませ方」について熱く語ります。

まい

ウサギが薬を嫌がる・飲まない・吐き出す時の対処法もお伝えするので、よかったら参考にしてくださいね。

うさぎ薬の飲ませ方は?与え方を種類別に解説

うさぎ薬の飲ませ方は?与え方を種類別に解説

まずは薬の「基本的な飲ませ方」を種類別に紹介します。

後半で「どうやっても薬を飲まない時の対処法」もしっかりとお伝えするので、よかったら参考にしてください。

薬の種類と与え方
  1. 錠剤の飲ませ方は?
  2. 粉薬の飲ませ方は?
  3. シロップの飲ませ方は?

では薬の飲ませ方を順番に見ていきましょう!

錠剤の飲ませ方

うさぎ薬の飲ませ方「錠剤」

犬や猫に錠剤をのませる時は、口の奥に入れて丸飲みさせるのが一般的ですが、ウサギは食べ物を丸飲みする習性がありません(参考書籍:よくわかるウサギの健康と病気P199)

そのため錠剤をのませる時はピルクラッシャーなどを使って、錠剤をすりつぶしてから何か好物に混ぜて与えます。

錠剤の与え方~手順~

STEP.1
錠剤をすりつぶす

うさぎに薬を飲ませる時に使うすり鉢

錠剤をピルクラッシャーやミニすり鉢(写真みたいなやつ)ですりづぶします。

すり鉢は100均ショップに行けば大抵あるので、高いものを購入する必要はありません(100均へGO!)

STEP.2
すりつぶした錠剤を好物に混ぜる
混ぜ方の例
  1. つぶしたバナナ・すりおろしたリンゴ・ふやかしたペレット・ペースト状にした野菜などに、すりつぶした錠剤を混ぜる
  2. ウサギの好きな葉野菜・安全で香りが強いハーブ・クセのある野菜などで、すりつぶした錠剤を包み込む
  3. 無添加・加糖なしの野菜ジュースにすりつぶした錠剤を混ぜる

上記のいずれかの方法で粉薬を好物に混ぜます。

個体差もありますが「1」の方法が成功しやすくて簡単ですよ。

まい

ふやかしたペレットは「ペレットにぬるま湯を入れて数分放置」で作れます。
STEP.3
錠剤入りの好物を与える

錠剤入りの好物をお皿などに入れてウサギに食べさせます。

スプーンですくってウサギの口元へ運んでもOKです。

STEP.4
錠剤入りの好物を拒否する場合はシリンジで飲ませる

うさぎに薬を飲ませる方法

敏感なウサギは好物の中に仕込んだ薬に気づいて「何か入れたでしょ!ごまかされないんだからね!」と食べてくれません。

どうしても嫌がる場合は、すりつぶした錠剤を水や野菜ジュースで溶かし、シリンジ(写真のやつ)で半強制的に飲ませる必要が出てきます。

まい

シリンジによる投薬方法は「シロップの飲ませ方」を参考にしてください。

粉薬の飲ませ方

うさぎ薬の飲ませ方(粉薬)

粉薬はウサギの好物に混ぜて与えます。

好物に関してはなるべく香りの強いものを選ぶと、薬に勘づかれにくいのでオススメですよ。

粉薬の与え方~手順~

STEP.2
粉薬をウサギの好物に混ぜる
混ぜ方の例
  1. つぶしたバナナ・すりおろしたリンゴ・ふやかしたペレット・ペースト状にした野菜などに、粉薬を混ぜる
  2. ウサギの好きな葉野菜・安全で香りが強いハーブ・クセのある野菜などで粉薬を包み込む
  3. 無添加・加糖なしの野菜ジュースに粉薬を混ぜる

上記のいずれかの方法で粉薬を好物に混ぜます。

個体差もありますが「1」の方法が成功しやすくて簡単ですよ。

まい

ふやかしたペレットは「ペレットにぬるま湯を入れて数分放置」で作れます。
STEP.3
錠剤入りの好物を与える

粉薬入りの好物をお皿などに入れてウサギに食べさせます。

スプーンですくってウサギの口元へ運んでもOKです。

STEP.4
錠剤入りの好物を拒否する場合はシリンジで飲ませる

うさぎに薬を飲ませる方法

敏感なウサギは好物の中に仕込んだ薬に気づいて「何か入れたでしょ!ごまかされないんだからね!」と食べてくれません。

どうしても嫌がる場合は、粉薬を水や野菜ジュースで溶かし、シリンジ(写真のやつ)で半強制的に飲ませる必要が出てきます。

まい

シリンジによる投薬方法は「シロップの飲ませ方」を参考にしてください。

シロップの飲ませ方

うさぎ薬の飲ませ方「液剤(シロップ」

シロップはシリンジを使って飲ませます。

甘いシロップだと自分からペロペロと舐めてくれるウサギもいますが、拒否された場合は保定して半強制的に飲ませるしかありません。

シロップの与え方~手順~

STEP.1
まずはシリンジをウサギの口元へ近づけてみる

うさぎ投薬方法(シロップ)

シロップ系の薬は甘く味付けされていることが多いので、喜んでペロペロ舐めてくれる可能性があります。我が家の2代目ウサギも喜んで舐めました。

試しにシリンジをウサギの口元へ持っていき、シロップをほんの少し出してみてください。

まい

「美味い!」って感じでペロペロ舐めてくれます。

自発的に飲んでくれると楽なのですが味が口に合わなかったり、飲む気力がなかったりする場合は拒否されます…

拒否された場合は保定して半強制的に薬を飲ませましょう(大変ですが頑張って!)

まい

続けて保定~投薬までの手順を紹介していきますね。
STEP.2
投薬前にウサギの体をバスタオルで包んで保定する
 

うさぎ薬の飲ませ方は?投薬時の保定方法は?

ほとんどのウサギは投薬時に暴れるので、バスタオルで体を包んでください。多少おとなしくなります。

バスタオルの巻き方が緩いと暴れるので、しっかりめに巻いてくださいね。

まい

「顔だけが出た状態」になるように、バスタオルをしっかりと巻きましょう。
STEP.3
投薬中に暴れないようにウサギの体を固定する

薬を与えるためにうさぎを保定する様子

タオルに包んだとしても大多数のウサギは暴れます。

ウサギが暴れないように、ウサギを飼い主の太ももで軽く挟み、体が動かないように固定しましょう(写真みたいな感じです)

まい

ウサギは骨が折れやすいので弱すぎず、かといって強すぎない適度な力で固定してくださいね。
STEP.4
前歯横へシリンジの先を入れて薬を流し込む

投薬方法3.うさぎの前歯横へシリンジの先を入れる

ウサギは前歯の横に隙間があります。

前歯横の隙間からシリンジを入れて、少しずつシロップを流し込んでください。

まい

一気に薬を流し込むと口から薬が溢れ出てしまいます。ウサギがシロップを飲み込んだのを確認したら、再びシロップを流し込んでくださいね。

ちなみに口の真正面からシリンジを入れても、前歯があるのでシリンジが入りません。

シリンジを入れるのは「前歯横から」を守りましょう!

シロップの投薬方法は「福岡・吉塚ペットクリニック」さんの動画がスゴくわかりやすかったです!ぜひぜひ参考にしてください。

※「ウサギが暴れて投薬できなかった」とか「ウサギが薬を飲もうとしない(吐き出す)」など、投薬が上手くいかなかった人はこのまま読み進めてください。対策を紹介します。

うさぎが薬を飲まない時はどうすればいい?暴れる・嫌がる・吐き出す時の対処法を解説

うさぎが薬を飲まない時はどうすればいい?暴れる・嫌がる・吐き出す時の対処法を解説

ウサギの投薬って本当に難しいです。

暴れる・嫌がる・薬が口からこぼれてくるはもちろんのこと、投薬の気配を感じると素早く逃げるし、怒ってくるし…心が折れそうになってしまいますよね。

個人差もありますが、投薬でつまづくポイントは「①保定」と「②シリンジの使い方」が多いと感じる(私も苦手でした)ので、この2点について詳しく解説します!!

投薬は大変ですが、もう少し一緒に頑張ってみましょう。

解説するポイントはこの3つ
  1. 【写真と動画でわかる】薬を飲ませる時のタオル保定のコツ
  2. 【写真と動画でわかる】シリンジで薬を飲ませる時のコツ
  3. 投薬でうさぎに嫌われないためのコツ

私自身も投薬に悩んだ飼い主の1人です。

なるべくわかりやすいように、投薬のコツを順番に解説していきますね(お力になれない部分があったら申し訳ないです)

【写真と動画でわかる】薬を飲ませる時のタオル保定のコツ

ウサギに薬を飲ませる時の第一関門は保定ですよね。

大人しく保定されてくれないので「薬を飲まそうにも飲ませられない…」と絶望している飼い主さんは多いのではないでしょうか。

スムーズに投薬するには「タオルで保定し、なおかつ飼い主の体でウサギの動きを封じる」これが一番体勢が安定するので、投薬時の保定としてオススメです。

動画と写真で詳しくタオル保定のコツを説明しますね。

タオル保定のコツ

STEP.1
タオル保定中にウサギがおとなしくなる裏技

バスタオルで保定する前に、ウサギを普段出入りしない部屋に連れて行ってください。

ウサギは自分の縄張り以外の場所へ行くとおとなしくなります(だから病院だとおとなしく投薬されるウサギが多い)

多少ではありますが保定しやすくなるので、キャリーへウサギを入れ、別室に連れて行ってからウサギをタオルで保定しましょう。

まい

ウサギのニオイがしない場所・嗅ぎ慣れないニオイがする場所がオススメです。たとえばお風呂場、玄関など。
STEP.2
ウサギをバスタオルの上に乗せる

うさぎへ薬を飲ませるために保定する様子1

ウサギをバスタオルで保定するために、まずはバスタオルの上に乗せます。

ここからは手早くしないと、ウサギに逃げられるので頑張ってください!

STEP.3
ウサギの体にバスタオルをしっかりめに巻きつける
うさぎへ薬を飲ませるために保定する様子2

「顔だけが出た状態」になるように、バスタオルでしっかりと包み込みます。

包み方が緩いとウサギが暴れやすくなるので、わりとキッチリめにバスタオルを巻きつけるのがポイントです。

とはいえキツ過ぎするとウサギは苦しくなってしまうので、ほどほどの力加減で包んでくださいね。

動画はバスタオルでウサギを包み込んでいる様子です。この子は慣れているのでおとなしいですが、慣れないうちは暴れるので、「手早く保定する」を強く意識しましょう。あと私は膝の上で包んでいますが、床で包んでも問題ありません。
抱っこの仕方のコツが知りたい飼い主さんは、よかったら下記記事を参考にしてください。
《嫌がる逃げる》うさぎを抱っこ好きにした練習方法とは?抱っこ嫌いを克服したやり方を紹介嫌がるうさぎの上手な抱っこの仕方とコツ【逃げる・暴れる・噛む・震える】抱っこできない時の練習方法を紹介
STEP.4
飼い主の体でウサギを固定する

うさぎ投薬時の保定コツ1

ウサギをバスタオルで包んだら、投薬中に暴れないように、飼い主の体で固定します(写真のように太ももの間にウサギを挟む)

ただ単に挟んだだけだとウサギが高確率で暴れるので、太ももに軽く力を入れてウサギの動きを封じましょう。

ただし!力を入れすぎるとウサギが骨折する恐れがあるので、力加減に注意してくださいね。

まい

これでも暴れるようだったら「飼い主の手」もしくは「バスタオル」で目隠ししてください。多少おとなしくなります。
STEP.5
投薬が上手くいかない時は保定の体勢を変える

投薬しやすい体勢は飼い主さんによって異なるので、投薬が上手くいかない時は体勢を変えましょう。

具体例として色んな投薬体勢の写真をお見せしますね。

両腕でウサギの側面を挟み、シリンジを持っていない方の手でウサギの頭を動かないように固定しつつ投薬する。

うさぎ投薬時の保定コツ2

飼い主が腹ばいになり、ウサギを横向きにして腕で包みながら投薬する

うさぎ投薬時の保定コツ3

ウサギを横抱き横抱きした状態で投薬する。

うさぎ投薬時の保定コツ3

投薬時の保定で大事なのは飼い主の体に密着させることです。

ウサギと飼い主の間に中途半端な隙間があるよりも、しっかりと抱き寄せ、飼い主の体に密着させた方が断然おとなしくなりますよ。

STEP.6
投薬の保定中はウサギの抵抗する力に負けない

保定中はかなり暴れますが、ウサギの力に負けないように頑張ってください。

保定する→ウサギ暴れる→ウサギ開放するを繰り返すと「余裕で逃げられるじゃん」と抵抗する力が強くなります。

逆にウサギが暴れてもしっかり保定し続ければ「くそぅ…暴れても意味がない…」と多少諦めてくれるからです。

まい

ウサギは飼い主の対応を理解・記憶します。「この人には抵抗しても意味がない」と思ってもらうことが大事です。

まい

我が家のウサギ達も最初は暴れに暴れまくっていましたが、動じないでいたら大きくは抵抗しなくなりましたよ。

【写真と動画でわかる】シリンジで薬を飲ませる時のコツ

保定をクリアした次に待ち受けるのがシリンジによる投薬です。

上手くシリンジを口に入れられなかったり、なぜか口から薬がこぼれてきたりと、シリンジの扱いって難しいですよね。

スムーズに投薬するには「良い感じの角度・深さでシリンジを入れ、なおかつ適度なスピードで薬を流し込む」が必要になるので、このコツについてもう少し詳しくお話ししますね。

シリンジの扱い方コツ

STEP.1
シリンジをウサギの口に入れる時の角度

シリンジは真正面から入れると、ウサギの前歯が邪魔するので100%上手くいきません。

前歯の横にあるスキマを狙ってシリンジを入れてみてください。

前歯(赤矢印)の横からシリンジを入れる。

うさぎ投薬シリンジの入れ方コツ

隙間の位置がわかりやすいように動画を撮りました。よかったら参考にしてください。
STEP.2
シリンジをウサギの口に入れる時の深さ
 

ウサギが体力を消耗しきっていたり、食欲がなかったりする場合、シリンジから薬を飲もうとしません(完全受け身状態になる)

一言にすると「飲む気力がない」のでシリンジの入れ方が浅いと口の端から薬がこぼれてくることが多いです。

怖いかもしれませんが、ある程度しっかりとシリンジの先をウサギの口に入れてください。

シリンジの先端は細くなっていますよね。この細い部分(写真赤丸範囲)はすべて口の中に入れて大丈夫です。私も投薬する時はしっかりとシリンジの先をウサギの口の中に入れています。

うさぎシリンジで薬を飲ませるコツ

STEP.3
ウサギの口に薬を流し込む時のスピード

薬を流し込むスピードが速いと、ウサギは飲み込みきれないので、口の端から薬がこぼれてきます。

早く投薬を終わらせたい気持ちをグッと堪え、ウサギが薬を飲みこんだのを確認してから、再び薬を流し込んでください。

まい

既に体力を消耗しきっているウサギの場合、薬を飲みこむスピードが想像よりずっと遅いです。

まい

ウサギの様子をしっかりと見ながら薬を流しこみましょう。

投薬でうさぎに嫌われないためのコツ

投薬でうさぎに嫌われないためのコツ

「だって投薬は怖いし嫌なんだもん」

投薬が長く続くとウサギは飼い主を「大好きな人」から「嫌なコトを無理やりしてくる人」と認識し、嫌われてしまうことが多々あります。

近づくと逃げる・威嚇してくる・噛んでくるなど、投薬前より狂暴化した行動を目の当りにすると悲しくなってしまいますが、投薬しないわけにはいかないので今はグッと我慢しましょう。

なるべく嫌われないようにするには?

1番良いのはなるべく手早く、1発で投薬を成功させることです。

投薬に失敗して「逃げたウサギを追いかけまわす」や「何度も保定し直す」をしていると、ただでさえ嫌な投薬に大きなストレス&恐怖まで加わってしまいます。

投薬に何度も失敗する、これが投薬で嫌われる原因No.1なので、投薬すると決めたら迷いを捨てて完遂してください。

「こんなに嫌がっているのに投薬をするなんて可哀想…」と思ってしまいますが、何度も投薬に失敗する方が、ウサギへの負担は大きいです。心を鬼にして頑張りましょう。

まい

投薬後は大好きなオヤツを与えたり、褒めたりするのも忘れないでくださいね。
また好きになってもらえる?

人間は病気を治すために薬が必要であることを理解できますが、ウサギは薬の必要性を理解できません。

「えっ…何でこんなに嫌なことをするの?やめてくれない?」と嫌ってしまうわけなのですが、投薬が終われば再び元の関係に関係に戻れます。

まい

私の友人も投薬中はものすごい嫌われっぷりでしたが、投薬が終わってしばらくしたら、徐々に元の関係に戻れたそうですよ。

嫌われるとは寂しいですが、ウサギ自身も一生懸命投薬に耐えています。

もし嫌われてしまっても「こんなに怖いことされたら嫌になっちゃうよね。ごめんよ」と許してあげてくださいね。

うさぎに薬を飲ませる時の注意点とは?

うさぎに薬を飲ませる時の注意点とは?

ウサギへ薬を飲ませる時はいくつか注意点があります。

投薬の注意点
  1. 仰向けで薬を飲ませない方が良い
  2. 薬をペレットに混ぜるのはあまりオススメしない(食の好みがうるさいウサギの場合)
  3. 薬に柑橘系ジュースは混ぜない方が良い

「なぜ注意点として挙げたのか?」と「どんなリスクがあるのか?」について順番に説明していきますね。

仰向けでうさぎに薬を飲ませない

仰向けで

「こんな感じの体勢で投薬する」

投薬の注意点1つ目は「仰向けで薬を飲ませない」です。

仰向けで薬を飲ませると誤嚥(薬を飲み込んだときに気道にはいってしまうこと)する恐れがあります。

誤嚥によって窒息や誤嚥性肺炎などを引き起こす可能性がゼロではないので、仰向けによる投薬はオススメできないのです。

まい

人間も仰向けで薬を飲ませられたら苦しいですよね。とくに高齢だとむせてしまったり、うまく飲み込めなかったりしますが、コレに関してはウサギも一緒です。

まい

仰向けにするとウサギは大人しくなるので投薬しやすいですが、危険なのでオススメはしないです。

うさぎの薬をペレットに混ぜて与えない方がいい

うさぎの薬をペレットに混ぜて与えない方がいい

投薬の注意点2つ目は「ウサギの性格によっては薬をペレットに混ぜない方が良い」です。

ペレットに薬を混ぜると抵抗なく食べてくれるウサギは多いので、ペレットに薬を混ぜること自体は問題ありません。

注意すべきは「食の好みが頑固なウサギ」です。ペレットに仕込まれた薬に目敏く気づき、次回から警戒して、薬が入っていなくてもペレットを食べなくなる可能性があります。

まい

ちなみに上記は1代目ウサギの実例です…

薬をペレットに混ぜて与えていた(何回かは順調に食べてくれた)のですが、なぜか途中から食べなくなりました。

仕方ないので薬は別の方法で与えることにしたのですが、薬なしにしてもペレットを食べてくれなくなって本当に慌てました。

まい

我が家みたいな例もあるので「絶対にこのペレットしか食べない!」とこだわるウサギの場合、ペレットに薬を混ぜない方が良いかもしれません。

うさぎの薬に柑橘系ジュースは混ぜない方がいい

うさぎの薬に柑橘系ジュースは混ぜない方がいい

投薬の注意点3つ目は「薬に柑橘系ジュースを混ぜない」です。

柑橘系ジュースは、ウサギの血管に障害を起こす恐れがあると言われているからです。

水で溶くと苦くて嫌がる場合、100%のりんごジュースや青汁を利用するとうまくいく場合があります。注意していただきたいのは柑橘系の果物に含まれるシトラールという成分はウサギの血管に障害を起こすという情報もありますのでみかんジュースなどは使用しないほうが良さそうです。

引用元:あおぞら動物病院

無難なのは果汁100%リンゴジュース・青汁・野菜ジュースです。

念のためオレンジジュース・みかんジュースはやめておきましょう。

まい

ウサギにミカンを与えている飼い主さんもいらっしゃいますが、100%安全とは言えない部分があるのでやめておくのが無難ですよ。

うさぎ薬の飲ませ方に関するよくある質問集

うさぎ薬の飲ませ方に関するよくある質問集

うさぎに投薬で嫌われるのが辛い…どうすればいい?

投薬で嫌われてしまう飼い主さんは多いですし、完全に避ける方法はありませんが、嫌われにくくなる方法であればあります。

嫌われにくくなる方法とは1発で投薬を成功させて、しっかりと褒めることです。

投薬に失敗して何度も保定し直したり、追いかけまわしたりするとウサギは強烈なストレス・恐怖を感じます。

投薬で嫌われる大きな原因となるので、しっかりと保定して1発で投薬を成功させる(そして大げさに褒める)ことが、何だかんだ1番嫌われにくい方法なのです。

まい

正直に言うと、上手に投薬してもある程度は嫌われてしまう可能性が高いです。これはもう仕方ないと割り切ってください。

まい

投薬が終わってしばらくすれば、また元の関係に戻れるので、今は寂しさを我慢して投薬を続けてくださいね。

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<<保定・シリンジの使い方のコツは?写真と動画で解説

うさぎがシリンジを嫌がるから薬を飲ませらない…どうすればいい?

大多数のウサギはシリンジで薬を飲まされるのを嫌がります。大変ですが心を鬼にして、しっかりと保定し、薬を飲ませてください。

半ば強制的な形になるので可哀想に感じるかもしれませんが、ウサギが嫌がるからと何度も投薬を失敗して追いかけまわすより、強制的な形になったとしても1発でパパっと投薬を終わらせた方がウサギの負担・ストレスは少ないからです。

まい

最初は嫌がりますが嫌がるウサギの力に負けないでいると、「この人には抵抗しても意味がない」と理解して、さほど暴れなくなります。

まい

慣れるまでは大変ですが、注射を嫌がる小さい子供を相手に対応するような気持で、ウサギの投薬に向き合ってあげてくださいね。

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うさぎの投薬におすすめのジュースは?

100%のリンゴジュース・青汁・野菜ジュースがオススメです。

柑橘系ジュース(オレンジとかミカン)は、ウサギの血管に障害を起こす恐れがあると言われているので避けた方が安心ですよ。

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うさぎ抗生物質の飲ませ方は?

抗生物質の飲ませ方は薬の種類によって異なります。

薬の飲ませ方
  1. 錠剤…すりつぶして好物に混ぜて与える
  2. 粉末…水やジュースで溶かしてシリンジで与える(粉末のまま食べ物に振りかけて与えてもOK)
  3. シロップ…何も混ぜずにシリンジで与える

<<薬の飲ませ方の詳細はこちら(写真つきで解説しています)

うさぎが薬を吐き出す…上手に飲んでくれない時はどうすればいい?

シリンジの入れ方が浅い、または薬を流しこむスピードが速すぎる可能性があります。

  • 飲む気持ち・気力がないウサギの場合はシリンジの入れ方が浅いと上手く薬を飲みこんでくれない
  • 薬を流しこむスピードが速いとウサギは薬を飲み込みきれない

などの理由で口の端から薬がこぼれてくるからです。

うさぎシリンジで薬を飲ませるコツ

ウサギの前歯横(歯のスキマ)へシリンジの先(写真赤丸範囲はすべて)をしっかりと入れ、ウサギが飲み込むのを確認しながら薬をゆっくりと流しこみます。

まい

大抵は上記でうまくいきますが、もしどうしてもできない時は獣医さんに相談してくださいね。

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【まとめ】うさぎに負担なく薬を飲ませるには保定とシリンジの使い方が大事!

【まとめ】うさぎに負担なく薬を飲ませるには保定とシリンジの使い方が大事!

偉そうにベラベラと薬の飲ませ方を語ってきましたが、私は初めて投薬した時には本気で泣きました。

ウサギは暴れるし、シリンジを入れるのが怖すぎるし、なぜか薬が口の端からこぼれてくるし…緊張のあまり冷や汗ダラダラ&手足が冷たくなったのを今でもよく覚えています。

今この記事を読んでいる飼い主さんの中には、気持ちが苦しくなっている人もいるかもしれません。

  • 投薬が下手でウサギに申し訳ない…
  • 他の飼い主は上手に投薬しているのに、何で自分はできないの…

でもね、最初は上手くいかないのが普通です。自分だけじゃないので安心してくださいね。

まい

上手く投薬する最大のコツは「安定した保定とシリンジの使い方」です。

まい

コツを掴むまでは大変ですが、ヘタレな私でもできるようになったから大丈夫!陰ながら健闘を祈っています。
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