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「ウサギはペットホテルがストレスになる?ストレスの軽減方法、預ける時に必要なもの、ホテルの選び方も知りたい!」
結論から言うとペットホテルはウサギにとってストレス・負担が大きいです。中には体調を崩してしまう子も…
ペットホテルは急激な環境変化、犬猫の鳴き声・ニオイ、飼い主不在の寂しさ…などストレス要因が多いです。
大多数のウサギはケロリとした様子で帰ってきますが中には飼い主に激怒・拗ねる子がいたり、体調を崩してしまったりする子も…
ペットホテルはウサギにとってストレスが大きい場所ですが、だからといって自宅に放置する方がはるかに危険です(絶対にダメ!!)
なるべくウサギが安心して過ごせるペットホテルを選び、しっかりとストレス軽減対策をしてから預けてくださいね。
<<安心なペットホテルの選び方とは?
<<預ける際の注意点(ストレス軽減方法)とは?
まい
まい
目次
うさぎが利用できるペットホテルとは?
ウサギが利用できるペットホテルは主に3種類で、それぞれ異なった特徴があります。
個人的なオススメは動物病院か、ウサギ専門のペットホテルです。
- ペットショップ併設のペットホテル
- 動物病院のペットホテル
- ウサギ専門のペットホテル
メリット・デメリットも含めてそれぞれの特徴をお伝えしますね。
ペットショップ併設のペットホテル
ペットショップ併設のペットホテルとは、名前の通りペットショップ内にあるペットホテルです(ペットホテルが主体のケースもあり)
ペットショップ併設のペットホテルは規模にもよりますが、飼育用品販売・生体の販売・トリミングサロンなど複数のサービスを提供しています。
大手ペットショップだと夜遅くまで(21時など)預かりや、引き渡しをしてくれるので利便性に関して抜群です。
難点は犬猫も一緒に宿泊となるケースが多い点です。
配慮がないペットホテルだと犬猫の近くにウサギのケージを置かれたりします。
まい
※ウサギへの配慮が素晴らしく、負担が少ないペットホテルもあります。
動物病院併設のペットホテル
動物病院併設のペットホテルとは、動物病院内にあるペットホテルです。
「えっ!!病院なのにペットホテル!?」と思うかもしれませんが、意外とやっている動物病院は多いんですよ。
動物病院なので獣医がウサギの体調管理をしてくれます。
獣医なのでウサギの生態を熟知していますし、何かあればスグに診てもらえる安心感は動物病院併設のペットホテルならではです。
1番安心なのはかかりつけ病院のペットホテルです。
普段の様子も把握してくれているので「体調を崩しやすい子だから預けるのが不安」と悩む飼い主さんでも安心です。
まい
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うさぎ専門のペットホテル
ウサギ専門のペットホテルとは、ウサギだけを預かるペットホテルです。
小動物という大きなくくりで、ウサギ含む小動物(デグーやチンチラなど)を預かるペットホテルもあります。
ウサギだけを預かるので犬猫がいる心配が一切ありません。犬猫の鳴き声・ケモノ臭がないのでウサギが安心して過ごせます。
またウサギ専門なだけあってウサギの習性を熟知していますし、手厚く預かってくれるお店がかなり多いです。
ペットホテルにもよりますが「ウサギが普段どんな感じなのか?」をしっかりと確認してくれたりと、配慮が徹底されているお店が多いのもウサギ専門店ならではの特徴です。
まい
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うさぎをペットホテルに預ける際に必要なものは?
ウサギをペットホテルに預ける際はいくつか準備しないといけないものがあります。
必要なものはペットホテルごとに異なりますが、「大体これが必要になることが多いよ!」ってものをリストアップしたので参考にしてください。
必要なもの | メモ |
---|---|
移動用キャリー | ペットホテルへ連れて行く際に使用 |
ペレットや牧草 | ペットホテル側が用意しているケースもあるがないケースもある |
ペットシーツ(またはトイレ砂) | ペットホテル側が用意しているケースもあるがないケースもある |
ケージまるごと一式 | ペットホテル側が用意しているケースもあるが、普段使っている飼育用品ごとケージを持ってきてと言われるケースもある |
普段の様子を記載したメモ | ペットホテル側にお願いされた場合 |
キャリーにウサギを入れて連れて行くだけで良いペットホテルもあれば、普段使っているものをすべて持っていく必要があるペットホテルもあったりと大きな差があります。
実際に私が以前利用したペットホテルだと「普段使っているケージをトイレなどを含めそのまま使用します。ペレット・牧草・ペットシーツもすべてご持参ください」と言われました。
まい
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うさぎにペットホテルはストレスになる?
正直にお伝えするとペットホテルへのお泊りは、大なり小なりウサギのストレスになります。
ストレスのあまり体調を崩したり、帰宅後に激怒(または拗ねる)してきたりするウサギも…
- 急激な環境変化
- 犬猫のニオイや鳴き声
- 見知らぬスタッフによるお世話
- 飼い主不在の寂しさ
ストレスはあるものの大多数のウサギはケロッとした様子で帰ってきます。
過剰に心配する必要はありませんが何事も個体差があるので、注意点の1つとして「ペットホテルの何がストレスになるのか?」についてお伝えしますね。
急激な環境変化によるストレス
ペットホテルへのお泊りは急激な環境変化によるストレスがあります。
自然界のウサギは外敵から常に狙われる立場にあるので、個体差はあるものの神経質・警戒心が強い生き物です。
神経質・警戒心が強い分、ペットホテルという急激な環境変化が大きなストレスになってしまうのです(下手すると体調を崩す…)
うさぎは、非常に神経質で、ストレスや環境の変化に弱い動物です。ストレスや環境変化によって、食欲が落ちたり下痢をしたりしてしまうこともあります。
引用元:大井町動物病院
犬や猫のニオイ・鳴き声によるストレス
ペットホテルへのお泊りは犬猫のニオイ・鳴き声によるストレスが大きいです。
ウサギは狙われる側の動物なので、狙う側の立場である犬や猫を本能的に「怖い・嫌だ」と感じるからです。
まい
我が家が3代目ウサギをお迎えした日、普段おおらかで優しい2代目ウサギは荒れに荒れました。「ケージの中にいるだけの3代目ウサギ」に大興奮して、なぜか近くにいた長男を噛んでしまうぐらいです。
もちろん個体差はありますが、同種相手でもココまで大きな変化があるので異種相手なら…なおさら緊張・警戒心・恐怖が強いことが予測できます。
まい
見知らぬスタッフにお世話されるストレス
ペットホテルは見知らぬスタッフにお世話されるので、ウサギは強いストレスを感じます。
環境変化に弱いウサギとって見知らぬスタッフは警戒の対象でしかありません。いくらスタッフさんが優しくて、扱いが上手かったとしてもです。
「変なところに連れて来られるし、知らない人に世話されるし…怖すぎるんだけど!!」って感じなんでしょうね。
まい
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飼い主と離れ離れになるストレス
ペットホテルへは飼い主と離れ離れになるので、飼い主がいない寂しさが強いストレスにウサギもいます。
「嘘でしょ!?」と思うかもしれませんが、飼い主大好きなウサギならあり得る話です。
1回目は帰省へのお試しとして1泊2日で預けました。 この時はお迎えに行った時は、お店のドアを開けた瞬間に 私を認識して、興奮し、家に帰っても体調は変わりませんでしたが、 2回目は帰省のために7泊8日で預けました。 毎日お店から体調と食欲、ウンチの量を知らせるメールが届き、 元気に過ごしているのがわかりましたが、 お迎えに行った時は知らんぷりで、拍子抜けしました。 ところが連れ帰った次の日から何も食べず、ウンチも出なくなり 病院へ連れて行きました。 その後、私が怪我で3日ほど構わなかったらまた同じ状態に。 夫がしっかり世話をしていて、うさぎは夫にも懐いているにも関わらずです。 結局この子は私が相手をしなければいけないんだと分かりました。
引用元:知恵袋
たいていのウサギは飼い主と離れても平気ですし、寂しくて体調を崩す子は少数派です。
ただ可能性としてゼロではないので1つの注意点として知っておいてください。
まい
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うさぎが安心して過ごせるペットホテルの選び方とは?
いくらペットホテルがウサギのストレスになるからと言って、家で放置するわけにはいきません。余計に危険です。
リスクを少しでも軽減するには「家に放置」ではなく、「少しでも安心して過ごせるペットホテルを探す」を選択してあげてください。
- 犬猫と別室なのか?
(できればウサギ専門がベスト) - 自宅のケージのまま預かってもらえるのか?
(トイレだけでも持ち込みができると◎) - ペットホテルは自宅から近いのか?
(長時間移動はウサギの負担になる) - 口コミや店内の設備は良いのか?
(ホームページをしっかりと確認!)
ペットホテルの選び方について詳しく紹介していきますね!
犬や猫と別室で預かるペットホテルだと安心
犬猫とは別室で預かるペットホテルだとウサギのストレスが少ないです。
犬猫の鳴き声・ニオイが軽減されるので、ウサギの警戒心・恐怖が和らぎます。
何年も前の話ですが初代ウサギを飼っていた時(2009年あたり?)に、冠婚葬祭でどうしてもウサギを預けなければならず、ペットホテルを利用しました。
預けに行ったら店頭に犬や猫がサークルの中にたくさんいて、その隅っこに私のウサギのケージがボンっと置かれ…まさかと思いましたが、犬猫がいるサークルのスグ横に置かれたんです。
預けないわけにはいかないので泣く泣く預け、代わりに用事を特急で切り上げてお迎えに行きました。
最近は配慮の行き届いたペットホテルが増えていますが犬猫と同室、生体販売スペースと同じ場所に置く、バックヤードに置く…などのペットホテルもまだまだたくさんあります。
「犬猫と同室なのか?ウサギをどこに置くのか?」までしっかりと確認してくださいね。
まい
自宅のケージで預かってもらえるとストレスが少ない
自宅のケージそのままで預かるペットホテルだとウサギが安心して過ごせます。
「ケージ含む飼育用品をそのまま持ち込めないか?」と聞いてみてください。
ペットホテルが用意しているケージはキレイに洗っていたとしても、他ウサギの糞尿臭が染みついています。縄張り意識が強いウサギにとって、他ウサギのニオイが常にするのは「落ち着ける状況」とは言えません。
でも普段から使い慣れたケージにはウサギのニオイがたっぷりしみ込んでいます。ペットホテルが用意しているケージよりもウサギはリラックスできるのです。
ケージの持ち込みが難しい場合は一部の飼育用品(できればトイレ)を持ち込めないか聞いてみてください。
ちょっとしたことですが、自宅・自分のニオイがついたものがあるのはウサギの心の拠りどころになります。
まい
自宅からなるべく近いペットホテルだと負担が少ない
自宅からなるべく近い場所にあるペットホテルを選ぶとウサギの負担が少ないです。
ウサギは犬猫と比べると車での移動が苦手なのでストレスになります。
なるべく近い位置にあって、なるべく条件が良いペットホテルを選んであげてくださいね。
まい
ペットホテルの口コミ・評判をウサ飼いから集める
ペットホテルを選ぶ際は口コミ・評判・ホームページをしっかりとリサーチしてください。
私自身がキチンと情報収集していなかったせいで、あまり良くないペットホテルを選んでしまい、「ウサギに申し訳ないことをした」と後悔しているからです。
近場のペットホテルをいくつかピックアップして、公式サイトのホームページにある「ホテルの内装・設備・サービス内容」をチェックしてください。
良さそうなペットホテルが見つかったら、口コミにも目を通しておきましょう。できれば実際に利用したことがあるウサ友さんとかに「利用して良かったか?」を聞いておくと安心です。
動物病院のペットホテルであれば健康診断がてら1度受診したり、ペットショップのペットホテルであれば買い物がてらスタッフに話を聞いてみたりするのもオススメですよ。
まい
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うさぎをペットホテルに預ける際の注意点とは?
ウサギをペットホテルに預ける際にはいくつか注意点があります。
- 子ウサギや高齢ウサギのペットホテル利用はなるべく避ける
- 食べ慣れているペレットと牧草を持参する
- 嗅ぎなれたケージカバーを持っていく
- 余裕があるならお泊り練習をする
注意点として挙げた理由を詳しく説明していきますね!
子うさぎと高齢うさぎのペットホテル利用はなるべく避ける
子ウサギと高齢ウサギのペットホテル利用はなるべく避けてください。旅行など「行かなくても生活に支障がない予定」であれば、できれば我慢してあげましょう。
年齢的に健康で若い大人ウサギと比べて体力・免疫力が低いので、お泊りによるストレスから体調不良を起こしやすいからです。
まい
私自身も子ウサギ・高齢ウサギに関しては長期旅行を一切していません。
旅行中・旅行後に体調不良を起こしたり、最後に立ち会えなかったりしたら一生後悔すると思うからです。
まい
うさぎが食べ慣れているペレットと牧草を持参する
ウサギをペットホテルに預ける際は、家で普段食べているペレットと牧草を必ず持参してください。
ペットホテルによってはペレットや牧草を用意してくれているのですが、食べ慣れないペレット・牧草は「お腹の不調(下痢など)」や「食事拒否」の原因になる恐れがあるからです。
野生だった頃の名残りなのですが、ウサギは食べ慣れない食べ物を拒否する習性があります。
ペットホテル側が用意してくれていたとしても「これ、嫌」と拒否する可能性が…
気にせずバクバク食べる子もいますが、ホテルへ預けた後に「やっぱり食べない」だと困ってしまうので、自宅から持参した方が安心です。
食べ慣れない食べ物はお腹の不調に繋がる恐れがあります。
ウサギのお腹(腸内環境)はスゴくデリケートです。食べ物が変わると腸内環境も変化して、お腹の具合が悪くなってしまうのです。※なのでウサギのエサは頻繁に変えるのは良くないと言われています。
ペットホテル滞在中にお腹の不調を起こすと大変なので、ペレット・牧草は持参した方が良いのです。
ペレット・牧草が用意されているかはペットホテルによりますが、もし用意されていたとしてもサクッと断ってください。
牧草は袋ごと、ペレットはストックバック(100均にある)に1回分を小分けしてペットホテルに渡せば完璧ですよ!
嗅ぎ慣れたニオイがついたケージカバーを持参する
ペットホテルへ預ける際に、できれば普段から使っているケージカバーを持参してください。
普段から使っているケージカバーには家のニオイ・ウサギ自身のニオイがたっぷりと染み込んでいますし、他動物からの目隠しにもなります。
簡単に言うとケージカバーは「ウサギの緊張・ストレス緩和」になるのでオススメなのです。
ケージカバーがある・ないでは大違いなので、ペットホテル側が「良いよ!」と言ってくれるならぜひ持参してください。
まい
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普段の様子をメモしてペットホテル側に渡しておく
ウサギを預ける際に、普段の様子をメモした紙をペットホテル側に渡しておくとより安心です。
ペットホテルにもよりますが預ける際は申し込み用紙に必要事項を記入してからウサギを渡します。
この申し込み用紙の内容はペットホテルによって大きな差がある上に、用意さえしていないホテルもある(実体験です…)ので、飼い主側が用意しておいた方が安心なのです。
- 与えているペレットの1回量
- 1日に食べる牧草の量
- 1日に飲む水の量
- ウサギの性格
- 体調不良のサイン(あれば)…etc.
私が以前利用したペットホテルの中には「預け日にウサギを渡したらおしまい」って感じで、申込書自体がなかったです。
食事量などの説明も一切求められませんでした(なので私が口頭でバーッと説明した)
まい
日数に余裕があるなら短期のお泊り練習を検討する
もしペットホテル利用までの日数に余裕があるなら、1日だけお泊り練習してみるのも1つの手です。
実際問題ウサギがペットホテルのお泊りに耐えられるかはやってみないとわかりません。
空いている日に1日だけペットホテルに預けてみて、ウサギが体調不良を起こさないか様子見してみましょう!
実際に預けるのでスタッフさんの対応・店内の様子を見られますし、万が一体調を崩したらスグに病院へ連れて行けるので飼い主的にも安心です。
お泊り練習をするか・しないかは飼い主さんの考え方次第です。
「体調を崩さないか心配…」と強く不安であれば検討してくださいね。
【まとめ】ペットホテルに預ける時はうさぎ専門店または動物病院がおすすめ!
- ペットホテルはウサギ専門か動物病院がオススメ
- 犬猫一緒なら別室で預かるのかしっかり確認
- 預ける際は万全の準備(ペレット・牧草など)
- 月齢、年齢によってはペットホテル利用を控える
今回私が1番伝えたいのはペットホテル=動物のプロとは限らないことです。
田舎で選択肢が少ないせいもあるかもしれませんが、私が利用したペットホテルようなとんでもないお店は少なくないからです。
私は自分のリサーチ不足を本当に後悔しているので、今この記事を読んでいる方には「大げさなぐらいの情報収集と用意・対策」をオススメします。
まい
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