【闘病記録】うさぎの消化管うっ滞が治るまでの経過・治療・費用は?応急処置のやり方と予防対策を紹介

【闘病記録】うさぎの消化管うっ滞が治るまでの経過・治療・費用は?応急処置のやり方と予防対策を紹介

The following two tabs change content below.
10年以上ウサギ3匹と暮らして感じた「幸せ」と「苦労」をもとに、お悩み解決案を提案します。記事最下部にコメント欄あり。気軽に育兎相談どうぞ。

「うっ滞の症状とは?応急処置はどうすればいい?うっ滞予防の対策はある?」

うっ滞を超簡単に説明するとお腹の不調です。ウサギの食欲・糞・行動に変化が出ます。

「お腹の不調?それぐらいなら様子見しても大丈夫だね」と思うかもしれませんが、少しでも症状があるなら受診してください。様子見しているとウサギが死亡する恐れがあるからです。

うっ滞の代表的な症状
  • 飲まない・食べない(または食欲減退)
  • 糞が小さくなる
  • ジッと丸まって動かない
    (逆にソワソワと落ち着かない)
  • 耳が冷たい
  • 歯ぎしり
  • お腹の張り…etc.

病院へ行くまでの応急処置には葉物野菜類を与える・温める・マッサージがあります(軽度であれば症状が和らぐケースも!)<<うっ滞の応急処置方法とは?

そしてうっ滞から回復した後は主に食事・運動・飼育環境の見直しをして、再発予防するのも忘れないでくださいね。<<今すぐできる!うっ滞の予防対策とは?

まい

今回は「うっ滞ってなに?」「症状は?」「治療方法・費用・期間は?」について熱く語ります。

まい

うっ滞発覚~治るまでの経過(闘病体験レポ)」もよかったら参考にしてください。

目次

うさぎの消化管うっ滞(毛球症)とは?

うさぎの消化管うっ滞(毛球症)とは?

「うっ滞はお腹が痛くなっちゃう病気だよ」

消化管うっ滞(総称:消化器症候群RGIS)とは何らかの原因でウサギの消化管の動きが低下(または停止)する病気です。症状が進行すると貯留物が消化できずに詰まったり、胃液やガスなどが溜まったりします。

以前は毛づくろいで飲み込んだ毛が毛球状に固まることで消化管うっ滞が引き起こされると考えられていたため、「毛球症」と呼ばれてました。

以前は、グルーミングなどで飲み込んだ毛が毛球状にかたまり消化管うっ滞を起こすと考えられてきました。しかし、現在では毛球症という診断名は見直されています。
原因は胃内に毛球があることではなく(正常でも胃内にある程度の毛は混じっていますが)、何らかの原因で胃の運動が低下することにより消化管のうっ滞が起こり、その結果、胃内に毛球が形成されると考えられています。

引用元:みわエキゾチック動物病院

うっ滞を簡単に説明するとお腹の不調なのですが、人間と違ってウサギはお腹の不調が命取りとなる生き物です。

ウサギはお腹が動き続けていないとやがて肝臓機能が低下したり、体内で毒素がばらまかれたりするからです(治療が遅れると死に至る)

症状に気づいたら即病院、夜間でどうしても受診できなかった時は遅くても朝1番に受診しないと手遅れになると考えてください。

まい

うっ滞を引き起こすと転がるように症状が悪化していきます。

まい

いかに早く症状に気づき、治療を受けさせられるかが重要なポイントとなります。

うっ滞の症状とは?

ウサギはうっ滞になると食欲・糞・動き・お腹の張りに大きな変化が生じます。

とくにうっ滞に気づくキッカケとして1番多いのは「食欲と糞の変化」です。

うっ滞のサイン
  1. 食欲の変化…あまり食べない(または食べない)
  2. 糞の変化…小さくなる(または出ない)
  3. 動きの変化…いつもと違う行動をする
  4. お腹の張り…お腹がパンパンになる
  5. お腹痛いときのポーズ(する子もいる)

【※注意】1つでも該当するなら即病院へ!!

注意して欲しいのは1つでも心当たりがあるなら様子見は危険な点です。

たとえば全然食べない・動かないウサギもいれば、多少食欲はなくてもわりと元気そうに見えるウサギもいたりと、症状の出方に個体差があるからです。

少しでも違和感があるなら、どうかその直感を信じて病院へ連れて行ってあげてください。

まい

上記だけだとかなりザックリした話なので、実体験も交えながらうっ滞の症状を詳しく紹介しますね。

食欲の変化

うさぎうっ滞の症状「食欲の変化」

「こんな風には食べられなくなっちゃうの」

うっ滞の症状で1番最初に出やすいのは「食欲の変化」です。

食欲だけではなく「水分摂取量」も低下するウサギが多いです。

うっ滞の症状~食欲編
  • あまり食べない(または食べない)
  • 水分摂取量が減る(または飲まない
  • いつもなら飛びつくペレットへの反応が悪い
  • ペレットをお残しする(または食べない)
  • 牧草をあまり食べない
  • オヤツへの反応が悪い…etc.
典型的な食欲不振時の様子です。子供の声がうるさいので音量にご注意ください。

うっ滞になるとウサギはお腹の痛みなどで食欲が落ちます。

そのため「あれ?今日は食いつきが悪いな」や「ん?補充した分が減っていない」と気づく飼い主さんが多いです。

まい

ウサギは狙われる立場の草食動物なので本能的に体調不良を隠します。

まい

もし多少元気があったとしても、食欲が低下しているのは超危険サインと考えて行動してくださいね。

糞の変化

うさぎうっ滞の症状「糞の変化」

「状態が悪い時の糞の一例」

うっ滞になったウサギの糞は形・量・質に変化が出ます。

排尿量に変化が出るウサギも多いです。

うっ滞の症状~糞編
  • 糞が小さくなる
  • 糞の量が少ない(または出ない)
  • 糞の形がいびつになる
  • 盲腸糞のお残しが多くなる
  • 排尿量が減る(または出ない)…etc.

うっ滞になると食べ物や水の摂取量が減るので糞や尿が出なくなります。

またうっ滞は盲腸内の最近バランスが崩れるので、盲腸糞のお残しが目立つようになるウサギも多いです。

まい

「いつもと糞が違う」と感じたら、ウサギがSOSサインを出していると考えてくださいね。

動きの変化

うさぎのうっ滞症状「動きの変化」

うっ滞になるといつもと違う動きをするウサギが多いです。

どんな動きをするかはウサギによって異なるので、「ん?何かいつもと違う…」と思ったら危険信号と思ってください。

うっ滞の症状~動き編
  • 隅でうずくまって動かない
  • トイレの上で大人しくしている
  • ケージから出ようとしない
  • 飼い主の動きに反応しない
  • ソワソワと落ち着かない
  • 寝たり起きたりを繰り返す
  • 耳が冷たい
  • 歯ぎしりをする
  • 毛づくろいの回数が異常に増える
  • 何となく元気がない
  • 触られるのを嫌がる

よく飼育書やWEB情報だと「うずくまって動かない」など、元気がないように書かれていますがうっ滞時でも元気そうに見えるウサギもいます。

実際にウサ友さんのウサちゃんはうっ滞時(まだ疑い段階)にぐったりしているようには見えなかったです。

【ウサ友さんより提供】見てください。元気そうですよね。この様子で「病院へ行こう!」と決断できたのは本当にスゴイです。私も見習わなくては…!

パッと見元気があっても、食欲不振などの異常があればかなり危険な状態です。

「まだ元気があるから大丈夫でしょ」と様子見するのは厳禁ですよ。

まい

人間と違ってウサギは体調不良を表に出さない(平気そうにする子が多い)と考えてくださいね。

お腹の張り

うさぎうっ滞時の症状「お腹の張り」

「お腹を優しく触ってみて」

うっ滞がある程度進行すると、ウサギのお腹に張りなどの異常が出てきます。

お腹を優しく触ってみてください。

普段は柔らかいはずのお腹に張りがあったり、塊感があったりします。

まい

お腹にガスなどが溜まっている状態なので、ウサギはかなり苦しいし痛いです。

まい

一刻を争う事態であると判断してくださいね。

お腹痛い時にするポーズ

うさぎのお腹痛いポーズ

「お腹痛いポーズはリラックス状態と間違えやすいわ」

うっ滞になるとウサギはお腹が痛くなるので、お腹痛いポーズをする子が多いです。

一見するとリラックスしているようにも感じる点には注意してくださいね。

お腹痛いポーズの例
  • お腹を床に押しつけて寝転ぶ
  • お腹を床に押しつけ、後ろ足を後ろに投げ出して寝転ぶ
  • 寝転んだり、起きたりを繰り返す(ソワソワ)
  • 手足を収納した座り方(箱座り)でジッと動かない…etc.

お腹痛いポーズをしている時はソワソワしたり、飼い主への反応が悪くなったりするウサギが多いです。

「お腹痛いポーズ+様子」をしっかりと観察してくださいね。

体調不良時に撮った動画です。こんな風に「いつもなら近づくと反応してくれるのに、無視される」と感じる飼い主さんが多いです。反応があるウサギの場合は、他の行動に変化がないか注意深く観察してください。

うっ滞の応急処置のやり方とは?

病院が診療時間外の時に飼い主ができる3つの応急処置を紹介します。

正直に言うと100%効く保証はありませんが、「家で弱っていくウサギをただ見ているだけよりは…」と思う飼い主さんは試してみてください。

応急処置のやり方
  1. ウサギの前に葉物野菜・野草・ハーブを並べる
  2. ウサギを温める
  3. 背中をマッサージする

【※注意点】前提として診療時間内だったり、行ける範囲に夜間救急があるなら応急処置はせずに受診しましょう!

応急処置は診療時間外だったり、長時間の移動が大きなストレスになったりウサギのみが対象です。

応急処置後はかかりつけ病院が開いたらすぐさま受診してください。

まい

では応急処置のやり方を詳しく説明していきますね。

1.うさぎの前に生の葉物野菜・野草・ハーブを並べてみる

うさぎの前に葉物野菜・野草・ハーブを並べてみる

「とにかく色んな葉物を試してみて!」

うっ滞の応急処置で真っ先に試して欲しいのが生の葉物野菜・野草・ハーブです。手元になければ買いに行くか、採りに行ってください。

ペレットや牧草は食べられなくても葉物類であれば食べられるウサギは多いので、「何か食べてお腹を動かしてもらう」のが目的です。

生の葉物類の効果
  • 香りや美味しさで食欲を刺激
  • 水分摂取を兼ねられる
  • 消化吸収を助ける食物酵素が含まれる

※果物や根菜類はお腹に負担をかけるのでオススメしません。糖が含まれるオヤツ類(チュールなど)も避けましょう。

強制給餌について

「食べないなら強制給餌(シリンジで口から流動食を流し込む)をした方がいいのでは?」と思うかもしれませんが、やめておきましょう。

軽度のうっ滞であれば有効なのですが、胃の内容物によっては強制給餌がかえって危険行為になってしまうからです(参考元:あおぞら動物病院

強制給餌は獣医からの指示があった場合のみ行ってください。

もし家にミキサーがあれば葉物類で野菜ジュースを手作りするのもオススメです。

野菜ジュースをシリンジやスプーンでウサギの口元へ持っていけば飲んでくれる可能性があります。

まい

我が家の2代目ウサギが食欲不振で飲まず食わずの時に救世主となったのがタンポポです。

まい

何も食べられない中で採りたてのタンポポだけは食べてくれて、その後何とか回復してくれました。

2.うさぎをヒーターや飼い主の対応で温める

うっ滞の応急処置「うさぎをヒーターや飼い主の対応で温める」

「ペット用ヒーターを設置してみて」

うっ滞の応急処置で次に試して欲しいのは保温です。ヒーターか、飼い主の体温でウサギを温めてみてください。

うっ滞時のウサギは発生したガスなどで、お腹に痛みを感じているケースが多いです。

人間が腹痛時にお腹を温めると痛みが改善するように、ウサギにも有効な手段となる可能性があります。

まい

1度ウサギの耳を触ってみてください。うっ滞時のウサギは体温が下がるため、高確率で耳が冷たくなります。

まい

温めすぎは厳禁ですが手持ちのヒーターを設置したり、飼い主が側に寄り添ったりして温めてあげてくださいね(※)

※飼い主の寄り添いはウサギが好む場合のみです。ストレスになるようであればやめてください。

3.うさぎの背中にTタッチマッサージをする

うっ滞の応急処置「うさぎの背中にTタッチマッサージをする」

「ヒーターで温めながらマッサージがより効果的」

ウサギの体を温めたら、そのまま背中にTタッチマッサージをしてみてください。

Tタッチマッサージとは胃腸の動きを良くするマッサージです。100%改善する保証はありませんが、軽度のうっ滞であれば症状が改善するケースもあるので試してみてください。

私がTタッチマッサージの参考にしているのは「ココロのおうち」さんの動画です。かなりわかりやすいのでぜひ参考にしてください。

1つ注意して欲しいのは自己判断で直接お腹のマッサージだけはしないで欲しい点です。

お腹のマッサージは確かに有効な手段の1つなのですが、ウサギの状態によってはかえって危険行為になってしまうからです(とくにガスが充満している時は禁忌)

まい

もしマッサージでウサギに回復傾向が見られたら、すかさず葉物野菜・野草・ハーブを与えてみてください。食べてくれる可能性があります。

これで何か食べてくれたらかなり安心です。ウサギが欲しがるだけ与えましょう。

そしてウサギの様子を見つつ、マッサージと葉物類の給餌を繰り返してくださいね。

まい

「食べてくれたから」と安心するのはまだ早いです。念のため病院へ行って、ウサギの状態を確認してもらってくださいね。

うっ滞はどんな治療をするの?

うっ滞の治療は主に内科療法(飲み薬や点滴など)です。

外科手術(お腹を切る)が必要になるケースもありますが回復に時間がかかるので、可能な限り内科療法が優先去れます。つまり外科手術は最終手段です。

どんな治療を受けるの?
  1. 治療内容について
  2. 治療費について
  3. 治療期間について

ウサ友さんからの情報も交えつつ、うっ滞の治療について詳しく紹介しますね。

受けた治療内容について

うっ滞時に受けた治療について

うっ滞の主な治療は点滴、注射、内服薬です。ガスを抜くために、口へチューブを入れるケースもあります。

脱水などの全身状態の悪化を改善するための皮下補液、胃腸の運動を促進する薬剤、食欲刺激剤、そして胃腸運動を刺激するためにウサギ専用の高繊維流動食の強制給餌など積極的な治療を行います。

胃の内容物により治療法が異なります。例えば胃の中に胃液とガスが充満している急性胃拡張という危険な状態では胃の蠕動を促したり強制給餌をすることは危険なので、鎮痛剤を使ったりする必要があります。

引用元:船橋市動物病院

基本的には上記のような内科療法が治療の基本です。どうしても内科療法で回復が見込めない時のみ外科手術となります。

実際によくうっ滞の相談DMをいただきますが、話を聞いてみると点滴や注射を受け、薬を処方されて帰宅するパターンが多いです(少ないですが入院するケースはある)

まい

注意して欲しいのがウサギに詳しくない獣医さんだと、変な治療をしてくるケースがあることです(例:パパイヤペーストを飲ませるなど)

まい

場合によってはセカンドオピニオンも検討する必要があるので、治療説明はしっかりと聞いてくださいね。

かかった治療費について

うさぎのうっ滞治療費

ウサギのうっ滞治療にかかる費用は治療内容によります。

薬の処方のみであれば数千円、レントゲン検査や点滴などを受ければ数万円、手術ともなれば10万円近いお金が吹っ飛ぶ可能性があります。

ウサ友さんがうっ滞治療にかかった費用を詳しく教えてくれたので、よかったら1つの参考にしてください。
うっ滞の治療費明細
再診 800円
入院費(2日) 5,000円
点滴 2,000円
野菜ジュース(2日分) 1,000円
レントゲン 4,000円
消費税 1,280円
治療費計 14,080円

人間と違って動物病院は自由診療なので、病院によって料金はピンキリです。同じ治療内容であってもかかる費用に大きな差があります。

どうしてもお金が心配なら受診前に大体の費用をかかりつけ病院へ問い合わせした方がいいですよ。

まい

早めに受診するほど症状が軽く、回復も早いです。結果的に治療費が安く抑えられる可能性が高まります。

まい

ウサギはもちろん、自分のためにも早め早めの受診を心がけてくださいね。

かかった治療期間について

うっ滞の治療期間について

「繰り返しやすいから注意してね」

うっ滞の治療期間は軽症軽症だと3~5日程度で改善するウサギが多いです。

あくまで私の経験上の話をしますが、動物病院で点滴や注射を受けて数時間~翌日から食欲が戻り、徐々に回復していくウサギが多い印象があります。

まい

軽傷だと治りが早いですが中には食欲不振がダラダラ続く、治ったと思ったら再発、季節ごとに繰り返す…など少し厄介なパターンもあります。

すべてのウサギに当てはまるわけではないのですが、うっ滞は繰り返しやすい傾向があります。

なので完治=もう再発しないとは考えずに、「もしかすると再発するかもしれない」とかまえておいてください。

まい

うっ滞が治った後もしばらくは注視し、前回うっ滞になった時と近い状況になる時は警戒レベルをMAXにしてくださいね。

【体験記】うっ滞が治るまでの経過をウサ友にインタビュー!

【体験記】うっ滞が治るまでの経過をウサ友にインタビュー!

うっ滞が治るまでの経過をウサ友さんへのインタビューをもとに紹介します。

とくに「うっ滞の疑い~受診するまで」の決断に関してはめちゃくちゃ参考になるので、ザっと目を通してみてください。

うっ滞のインタビュー内容
  • どんな症状があったのか?
  • どんな治療を受けたのか?
  • どれくらいで回復したのか?…etc.

実は…私へ相談DMを寄せてくださった方の中には、うっ滞で大切なウサちゃんを亡くした方もいます。

今回インタビューに応じてくれたウサ友さんは「そんな悲しい想いをする飼い主とウサギを少しでも減らしたい」と快く体験談をお話してくださいました。本当に、本当にありがとうございます。

まい

ではうっ滞になってから回復するまでの経過を詳しく見ていきましょう!

うっ滞を2度繰り返したHちゃんの闘病体験

うっ滞を2度繰り返したHちゃんの闘病体験
「Hちゃんです(可愛い姿ですが、この時既にお腹痛い痛いの状態)」

Hちゃんは元気いっぱい、表情豊かな女の子。病歴0の超健康体です。

飼い主さんはスゴくHちゃんを可愛がっていて、飼育環境・食事内容はまったく問題なしでしたが…ある日うっ滞になり、短期間で繰り返す事態となりました。

まい

Hちゃんの症状・経過・治療だけではなく、飼い主さんの対処にも注目しながら読み進めてください。
10月13日の夜
エリザベスカラーを外した日の夜にいつもと違う様子を見せる

13日、Hちゃんはエリザベスカラー(避妊手術を受けたため)を病院で外してもらい帰宅する。この時点では元気いっぱいでたくさん食べ、たくさん走り回っていた。

様子が変化したのは夜11時頃。ケージに戻そうとした時にふと目に入った糞に異変(糞に毛が混じる、巨大でいびつ)があった。

まい

飼い主さんはこの時点で「ん?」と思ったそうです。かなり鋭い
10月14日朝
うさぎの明らかな体調不良に気づく

朝起きてHちゃんの元へ行くと普段より糞が少なく、ペレットをあげても飛びつかない。

「これはおかしい」と思い、飼い主さんは旦那さんへこまめに様子を見るようお願いして仕事へ行く。

10月14日昼
動物病院を受診し胃の動きを良くする点滴を受ける

仕事の昼休みに旦那さんにHちゃんのの様子を聞くと「何も食べない」との返事があり、旦那さんに病院への受診をお願いする。

病院では「胃の動きを良くする点滴」を受けて帰宅する。

まい

ただ…病院で点滴を受けたにも関わらず、夜になってもHちゃんの食欲は戻らなかったそうです。
10月15日朝
受診後もうさぎが糞をしない、ペレットを食べないので再受診まで応急処置をする

14日に病院で点滴を受けたのに食欲が戻らない。病院でもらった朝野菜ジュースをチロチロと飲む程度。

大好きな小松菜でさえ食べないため、朝イチでもう1度受診しようとするも16時半しか病院の予約が取れず…

獣医からは「野菜ジュースで栄養取れてるし、オシッコ出てるから、すぐにどうこうは100パーセントじゃないけど大丈夫。急変したらスグに連れてきて」とアドバイスがあっため予約時間まで家で見守ることに。

まい

見守る間にやった応急処置はTタッチマッサージだそうです。

ヒマを見つけてはマッサージ、マッサージ…と続けていたら部屋の中をウロウロし始めて、試しに差し出した小松菜を1枚パクリ!

その後も予約時間までマッサージ→小松菜を続けたとのこと。

まい

リアルタイムでHちゃんの様子を聞いていたので、「小松菜を食べた!」と聞いた時は涙が出るほど嬉しかったです。
10月15日夕方
レントゲンでうさぎの胃がパンパンになっているのが判明

予約時間になり、受診したところレントゲンで胃の中がパンパンになっているのが判明(ガスではないらしいので貯留物?)

外科手術(開腹手術)の話もあったものの、避妊手術を受けたばかりのHちゃんには負担が大きく、少しずつ小松菜を食べ始めているのもあって内科療法が選択される。

再度胃の動きを良くする点滴、栄養補給のために野菜ジュースを飲ませてもらう処置などを受ける。

処置後は破裂する恐れがあるのと、急変した時にスグに対応してもらえるようにとそのまま入院となる。

まい

受診前のHちゃんは小松菜を食べ始めたりと回復傾向にあったにも関わらず、飼い主さんは様子見せずに迷わず受診しました。

まい

この決断力によってHちゃんは救われたと私は考えています。
受診前のHちゃん。元気に見えるので人によっては「受診しなくても大丈夫そう」と様子見してしまう状況ですが、飼い主さんは迷わず受診しました。素晴らしすぎる判断です!
10月16日朝
入院先の病院からウサギの食欲が戻り、糞が出た連絡を受ける

朝になって電話で様子を聞いたところチモシーをたくさん食べ、大きなウンチをしているとの報告を受ける。

仕事終わりで入院しているHちゃんを迎えに行き、あとは自宅で様子を見ることに。

退院後は順調に回復し、何事もなかったかのようにチモシーをムシャムシャ食べる(うっ滞ほぼ完治!)

まい

回復が早かったのは飼い主さんの対応が早かったのと、何よりHちゃん自身に「食べなきゃ!」と強い意思があったのが大きいです。

まい

きっとお腹がパンパンで痛くても「大好きな飼い主のために食べなきゃ」と一生懸命小松菜を食べたんでしょうね。
11月15日夜
うさぎがうっ滞を再発する

退院してからは順調に回復し、すこぶる元気だったHちゃんの様子が再び変わったのはうっ滞完治から約1か月後の11月15日。

この日の昼間はしっかりと牧草と水を摂取し、夕方はペレットも完食していたのに夜になったら様子が急変。

いつもならケージを開ける雰囲気を察すると「開けて!」と戸をガリガリするのに、この日のHちゃんはトイレにジーっと座ったまま(珍しく粗相もする)

戸を開けたら出てきたものの、部屋んぽスペース端っこでまたジッとしたまま…と普段とは大きく違う様子を見せる。

まい

していたそうですよ。こんなの誰も予測できませんよね。

まい

Hちゃんの異変は夜だったので病院が開いていません。応急処置として再びTタッチマッサージを開始したそうです。
11月16日朝
Tタッチマッサージでうさぎの食欲が回復する

日付が変わる深夜1時までマッサージを続けた結果、明け方頃にケージの中でゴソゴソと動きまわり始めたのを確認。

朝になってケージへ近づいたところいつもの定位置にきて、飼い主さんが手を差し出すと顔を擦り付けたりと、少し元気が出てきた様子を見せる。

そしてもうしばらくするとペレットやチモシーを食べる・体が温かくなる・糞が出るなど快方へ向かう。

まい

前回はお腹を触ると固くなっているのが確認できたそうですが、今回はお腹が柔らかかったので「軽くうっ滞を起こしたのかな?」と感じたそうです。

まい

回復傾向にあったもののHちゃんが心配だった飼い主さんは実母さんに家へ来てもらい、看病をお願いして出勤したそうです。

11月16日昼
ペレット・牧草をモリモリ食べ、健康的な糞が大量に出るようになる

昼休みに飼い主さんが実母さんに確認したところ食欲旺盛、糞はモリモリと超元気な様子。

この後は順調に回復し、うっ滞を繰り返すようなことはなくなったとのこと。

まい

Hちゃんがうっ滞になった原因は1回目は「エリザベスカラーによるストレス」、2回目は「換毛期による影響」と推測されます。

まい

うっ滞になる原因について詳しく説明するので、良かったらこのまま読み進めてください。

うさぎがうっ滞になる原因とは?

うさぎがうっ滞になる原因とは?

ウサギがうっ滞になる原因は食事・飼育環境・体質が大きく関係します。

多い原因は以下の通りです。

うっ滞の原因
  • 牧草をあまり食べない
  • ペレットの量が多すぎる
  • 糖分・グルテン・炭水化物の過剰摂取
  • 不正咬合
  • 水分摂取量が少ない
  • 運動不足
  • ストレス
  • 飼育環境の急激な変化
  • 換毛期による影響
  • 異物の誤飲
  • うっ滞になりやすい体質

うっ滞になる原因の大部分は食事・環境・ストレス・体質です。

つまり原因に対し、しっかりと対策をすればうっ滞は高い率で予防できます。

まい

次で私が実践しているうっ滞対策を紹介しますね。

効果的なうっ滞対策とは?

私が実践しているうっ滞対策は草食動物の体質に合った食事・環境・運動です。

たったコレだけですが我が家のウサギ達はお腹のトラブル知らずです。

※下記でうっ滞を必ず予防できる保証はありません。うっ滞リスクを下げる1つの手段としてお考えください。

うっ滞対策
  1. 牧草をモリモリ食べてもらう
  2. 水分摂取量の低下に気を付ける
  3. お腹の動きを悪くする食べ物を与えない
  4. しっかりと運動させる
  5. 季節の変わり目や換毛期は最大級の警戒を
  6. ストレス耐性をつけさせる
  7. 異物の誤飲に注意する
  8. 積極的に食物酵素を摂取させる
  9. あまりに繰り返すなら置き薬を検討する

私は今まで3匹のウサギと暮らしを共にしてきましたが、うっ滞の経験は1度もありません。

私の飼育方法が100%正しいとは言いませんが、「うっ滞対策としてはけっこう合っているのでは?」と考えています。

まい

うっ滞対策について詳しく紹介します。「おっ!これ良いじゃん」と思う部分があれば、ぜひ取り入れてください。

うっ滞対策1.うさぎに牧草をモリモリ食べてもらう

うっ滞対策1.しっかりと水分補給・牧草をモリモリ食べてもらう

「牧草大好き!!夢中で食べるわよ」

うっ滞を予防するにはウサギにたくさん牧草を食べてもらいましょう!

牧草は繊維質たっぷりなのでお腹の動きを良くするからです。

お水と牧草の効果とは?
  • ガスの異常発酵を防ぐ
  • お腹の貯留物をスムーズに排出する
  • 不正咬合からのうっ滞を防ぐ

「でも牧草を食べてくれないんだけど…」と悩んでいる飼い主さんは牧草を変えてみましょう。

我が家の3代目ウサギもでしたが牧草のメーカーなどを変えると、明らかに食いつきが変わります。

色んな種類・メーカーの牧草を試して、ウサギ好みの牧草を見つけだしてください。

まい

牧草嫌いを極めているウサギだと大変ですが、牧草はウサギの健康を守る「柱」のような存在です。

まい

どうか「うちの子は牧草嫌いだから…」とあきらめないであげてくださいね。
《お試しあり1,000円~》うさぎおすすめ牧草チモシー5選!好みの牧草を見つける選び方も伝授《お試しあり1,000円~》うさぎおすすめ牧草チモシー5選!好みの牧草を見つける選び方も紹介

うっ滞対策2.うさぎにしっかりと水分補給してもらう

うっ滞対策2.水分摂取量が低下しないように気を付ける

「皿タイプは水分摂取量が増えやすい◎」

うっ滞を予防するにはウサギにしっかりと水分補給してもらってください。

水分摂取量が低下したり、もともと水分摂取量が少なかったりすると「お腹の中で毛が塊になりやすくなる」からです。

水分摂取量が低下すると、胃の中の水分量が少なくなり、毛球ができやすくなります。

引用元:キキ動物病院

うさぎさんはお水が足りていないと、胃や腸から水が失われてパリパリになってしまうとイメージしてみてください。そのため、蠕動運動が低下してしまうというわけです。

引用元:キキ動物病院

もちろん飲みすぎはダメですが、人間も水分をあまり摂取しないと便秘になりやすくなりますよね。

ウサギも似たような状態だと考えてください。

まい

水分摂取量ですが給水ボトルを「皿タイプ」に変えるだけで、水分摂取量が増えるウサギが多いです。

まい

我が家のウサギ達も水入れ皿にしたら水分摂取量が増えましたよ。
【水分量と高さ】うさぎは水道水でいい?飲みすぎ・飲まない原因とは?水分不足による影響を解説【水分量と高さ】うさぎは水道水でいい?飲みすぎ・飲まない原因とは?水分不足による影響を解説

うっ滞対策3.お腹の動きを悪くする食べ物を与えない

うっ滞対策2.お腹を動きを悪くする食べ物を与えない

うっ滞を予防するにはお腹の動きを悪くする食べ物をウサギへ与えないでください。

具体的にはグルテン、でんぷん、糖分が多く含まれる食べ物です。

要注意な食べ物
  • 加工オヤツ(クッキーやチュールなど)
    絶対に与えない方がいい
  • カボチャなどの根菜類
    与えない方がいい
  • 果物すべて
    ごくたまに、ごく少量にとどめた方がいい
  • サプリメント
    固める際に大量のでんぷんを使用

上記の食べ物はグルテン・でんぷん・糖分を多く含みます。

ウサギは粗食に適した体をしているので、体質的にグルテン・でんぷん・糖分が合いません。多給するとお腹の中でガスが異常発酵したりして、お腹の動きが悪くなります。

実際に加工オヤツ、果物を食べ過ぎているウサギのうっ滞発症率は高いです…

まい

ウサギの主食は適量のペレットとたっぷりの牧草です。

まい

オヤツを与えるなら葉物野菜・野草・ハーブがオススメですよ。
【健康効果】うさぎにサプリメントは必要?不要?乳酸菌やパパイヤ酵素を与えるメリットデメリットについて解説【健康効果】うさぎにサプリメントは必要?不要?乳酸菌やパパイヤ酵素を与えるメリットデメリットについて解説します 【あげすぎ注意】うさぎのおやつはいつから?頻度は?どのくらい与えていいのか目安量を紹介【あげすぎ注意】うさぎのおやつはいつから?頻度は?どのくらい与えていいのか目安量を紹介

うっ滞対策4.しっかりと運動させてお腹の動きを活発にする

うっ滞対策4.しっかりと運動させてお腹の動きを活発にする

「お腹の動きが良い=異物の排出促す」

うっ滞を予防するには毎日1時間は部屋んぽタイムを作って運動させてください。

体を動かすとお腹が良い刺激を受けて、ぜん動運動の活性化(排出)に繋がるからです。

運動の効果
  • 運動するとお腹の動きが良くなる
  • 大好きな部屋んぽでストレス解消できる

お腹の動きが良いと多少の異物(毛など)があっても、溜まることなくスムーズに排出されます。

逆にお腹の動きが悪いとスムーズに排出されずに詰まってしまうので、実は運動ってスゴく大事なんですよ。

まい

部屋んぽしてもスグにゴロゴロまったりモードになりますが、ケージに入れっぱなしにするより確実に運動量を確保できます。

まい

無理に遊ばせようとはしなくていいので、毎日最低1時間は部屋んぽさせてあげてくださいね。

うっ滞対策5.季節の変わり目には最大限の警戒をする

うっ滞対策5.季節の変わり目や換毛期は最大限の警戒をする

「季節の変わり目=換毛期でもある」

うっ滞を予防するには季節の変わり目に最大限の警戒をしてください。

季節の変わり目(換毛期)はうっ滞を引き起こしやすいからです。

季節の変わり目が危ない理由
  • 気圧の変化によるストレスが大きい
  • 抜け毛で異物の誤飲が増える
  • 気温の急激な変化によるストレス
  • 寒暖差によるストレス

換毛期のたびにうっ滞気味になるウサギも少なくありません。

1度でもうっ滞経験があるなら「換毛期がきた!ウサギの体調に気をつけなきゃ!!」と警戒態勢に入るのをオススメします。

まい

どれだけ飼い主が正しく飼育していてもうっ滞になる時はなります。

まい

100%防ぐのは不可能なので「早期発見・早期治療」がより重要ですよ。

うっ滞対策6.うさぎにストレス耐性をつけさせる

うっ滞対策6.うさぎにストレス耐性をつけさせる

「もちろん無理は禁物よ」

うっ滞を予防するには過保護に育てすぎない方がいいかもしれません。

コレに関しては育兎経験からの超独自理論ですが、ストレス原因でうっ滞になるウサギがかなり多いので、「多少のストレスには強くなってもらった方が良いのではないか」と私は思うのです。

まい

わざとウサギにストレスをかけて強くしろ!!と言いたいのではありません。あくまで過保護になりすぎないのが重要です。

かなり抽象的な言い方になってしまいますがストレスから極力遠ざける飼育スタイルよりも、おおらかにかまえる飼育スタイルの方が多少のストレスには強くなります。

実際に我が家のウサギ達はテキトー主義な私と、騒音発生器の息子3人と暮らしているせいなのかストレスにはけっこう強いです。

まい

できれば定期的に耳・顔周り・お腹・お尻周辺をチェックして「飼い主に触れられることに慣れさせておく」のも大事です。

ウサギがうっ滞になると投薬や強制給餌などのお世話が必要になるのですが、触れられることに慣れていないウサギはこのお世話が大きなストレスになります。

多少慣れさせておいた方がスムーズにお世話できますし、ストレスになりにくいのでオススメです。

まい

多少ストレスに強いウサギであってもうっ滞になる時はなります。通院後・投薬期間中・手術・引っ越しなど、急激な変化には注意してくださいね。

うっ滞対策7.うさぎが異物を誤飲しないようにする

できればウサちゃんはこのまま飼い主さんのもとにいた方が幸せだと思います(^^) だって狂暴化しても「大切な家族だから」とこんなにも真剣に向き合ってくれる人はなかなかいないですから(里親って妙な人からの応募が多いし…) もちろんこれから先によっては里親もまた1つの手段となってきますが、もうしばらく頑張ってみてくださいね(*´ω`*)

ウサギのお腹の調子が良ければ「多少の異物」は糞と一緒に排出されます。

でも少し体調不良気味な時に異物の大量摂取が加わると、お腹の中で塊になる(またはお腹の動きを悪くする)可能性があるので、なるべく誤飲を避けた方が良いのです。

異物の誤飲を防ぐには?
  • 定期的にブラッシングする
    抜け毛の摂取を減らすため
  • トイレを荒らせないようにする
    ペットシーツの誤飲を予防するため
  • 床材を変更(齧るようであれば)
  • ヒモ類を撤去する
  • 本当に危ないので完全撤去する

※その他食べられないものは口にできないようにする

異物の誤飲対策には手間もお金もかかりますが、うっ滞になった方が手間とお金がかかります。

何よりウサギの命に係わることなので、早めに対策してあげてくださいね。

《かじる・ひっくり返す・網外す…》うさぎトイレを荒らす4つの原因・対応策を伝授しますうさぎトイレを荒らす理由《かじる・ひっくり返す・網外す…》4つの原因としつけ方法を紹介します 【比較口コミ】うさぎ部屋んぽ床材を齧る・滑る・粗相…悩み別おすすめマットを紹介【比較口コミ】うさぎ部屋んぽ床材を齧る・滑る・粗相…悩み別おすすめマットを紹介 嫌がるうさぎ向けブラッシングのやり方とは?お腹やお尻までキレイにグルーミングするコツを紹介【動画あり】嫌がるうさぎ向けブラッシングのやり方とは?お腹やお尻までキレイにグルーミングするコツを紹介【動画あり】

うっ滞対策8.食物酵素の摂取はうさぎのお腹に良い影響がある

うっ滞対策8.食物酵素の摂取はうさぎのお腹に良い影響がある

「僕たちも毎日食べているッスよ」

うっ滞を予防するには食物酵素の摂取がオススメです。

食物酵素とは生の食べ物(野菜・野草・ハーブなど)に含まれていて、ウサギのお腹に良い影響があると言われています。

食物酵素の効果
  • 食べ物の消化吸収を助ける
  • 天然の水分と繊維でお腹の中の流を高める
  • 食欲を促進する

例えば、病中・病後や季節の変わり目の換毛期など、いつも以上に代謝酵素をカラダが必要とする時、食べたものを自ら分解する事ができる食物酵素を持っている食べ物を食べる事で、わずかでもカラダが消化酵素を作る負担を軽減でき、代謝酵素を作る助けとなるという事なのです。

引用元:ココロのおうち

我が家のウサギ達に関して言うと、朝・夕に生の野菜・野草・ハーブを与えるようになってから牧草摂取量が増えました。

梅雨・真夏・真冬でも食欲が落ちないので、個人的には「生の葉物類は良い影響がある」と感じています。

まい

体質的に合わないウサギもいますし、「ウサギは牧草とペレットだけ!あとは不要!」と言う獣医さんもいます。

まい

色んな意見があるので、生の葉物類に関してはウサギの様子を見ながら飼い主さん自身が判断してくださいね。

うっ滞対策9.うっ滞を繰り返すうさぎは獣医に置き薬を処方してもらう

うっ滞対策9.うっ滞を繰り返すうさぎは置き薬(プリンペラン)を処方してもらう

もしうっ滞を繰り返すようであれば予備の薬(置き薬)を処方してもらうのも1つの手です。

うっ滞はある日突然なるので予備の薬があると、病院が開いていない時に心強い味方となってくれます。

私の友人も「休診日だった時のために」と1日分予備の薬を処方してもらっていました。私自身も経験斜頸が疑われた際に緊急用の薬を処方してもらった経験があります。

まい

処方してくれるかは獣医さんによりますが、処方してもらっている飼い主さんは多いです。1度相談してみてくださいね。

我が家のウサギはうっ滞経験なしなので、人間用の薬「ガスピタン」を置き薬にしています。大っぴらにはオススメはしません。「うさぎ ガスピタン」で検索して、飼い主さん自身で選択してください。

うっ滞に関するよくある質問Q&A

うさぎはうっ滞になると死亡する?

治療が遅れると死亡する恐れがあります。

ウサギは絶食状態が続くと脂肪肝を起こすからです。あくまで目安ですが何も食べなくなって24時間経過すると非常に危険な状態に陥ります(参考:アレス動物医療センター)

まい

「なるほど!じゃあ24時間以内に受診すればいいんだね」と思うのは間違いです。

ハッキリ言って食欲不振から24時間近く経ってからの受診は遅すぎます。

かなり状態が悪くなっているので回復が遅いですし、もしかすると外科手術(開腹手術)が必要になるかもしれません。もちろん死亡する恐れもあります。

まい

うっ滞の症状に気づいたら即受診が鉄則です。なるべく数時間以内に受診してくださいね。

<<うっ滞の症状とは?
<<治療方法・費用・期間は?
<<うっ滞発覚~治るまでの経過(闘病体験レポ)

うっ滞の死亡率は?

うっ滞の死亡率はかなり高いです。

とくに急性胃拡張と、外科手術(お腹を切って胃の塊を取り出す)をした場合の死亡率は非常に高いと考えてください。

現在では、うさぎさんの消化器障害を「急性胃拡張」「鼓脹症」「毛球症」「食滞・うっ滞」などと区別されるようになりました。しかし、獣医学的な分類はされていないため、獣医師によっては名称が違うということもあります。中でも今回ご紹介する胃拡張は、短い時間で症状が進んでいき、命に関わる恐ろしい病気です。子宮ガンと並んで最も命を落としてしまう可能性のある病気の一つとも言われているので、十分に注意しなければいけません。

引用元:どうぶつのセンター病院

うっ滞は怖い病気ではありますが、早期発見・早期治療すれば助かる可能性は十分あります。

まい

「もう少し様子見しよう」ではなく、「うっ滞かも!早く病院へ行かなきゃ!!」と早く行動に移せれば死亡率はグッと下がります。

まい

少しでもおかしいと思ったらスグに受診してくださいね。

<<うっ滞の症状とは?
<<治療方法・費用・期間は?
<<うっ滞発覚~治るまでの経過(闘病体験レポ)

うさぎのお腹から音がするのはなぜ?うっ滞だから?

お腹のグルグル・キュルキュル音はうっ滞の予兆、または点滴や注射を受けてお腹が動き出したサインです。

まだ治療を受けていないなら病院を受診し、治療を受けた後であればウサギの様子を注視しましょう。

まい

ちなみに健康なウサギのお腹は「聞こえるほど鳴らない」です。

<<うっ滞の症状とは?
<<治療方法・費用・期間は?
<<うっ滞発覚~治るまでの経過(闘病体験レポ)

うっ滞に効くサプリメントのおすすめは?

うっ滞にはサプリよりも食生活の改善・運動量の確保・ストレス解消の方がよく効きます。サプリよりも飼育環境の見直しをオススメします。

うっ滞予防サプリには色んなものがありますよね。パパイヤ酵素とか、乳酸菌タブレットとか。実はこれらのサプリがうっ滞に効く科学的根拠は一切ありません。

ちなみに我が家のかかりつけ病院の獣医さんに「効果ありますか?」と聞いたら「オヤツとしてあげるならかまわないけど、予防や治療にはならない」とキッパリ言われました。

まい

サプリについては「効いたよ!」って飼い主さんもいるので全否定はしません。

まい

メリット・デメリットを理解した上でウサギに与えるか、飼い主さんに選んで欲しいなと思います
【健康効果】うさぎにサプリメントは必要?不要?乳酸菌やパパイヤ酵素を与えるメリットデメリットについて解説【健康効果】うさぎにサプリメントは必要?不要?乳酸菌やパパイヤ酵素を与えるメリットデメリットについて解説します

うっ滞は自然治癒する?それとも治らない?

超超超初期であればマッサージで回復するケースもありますが、治癒能力に頼らずに病院を受診してください。

マッサージで様子見していて受診が遅れると命の危険があるからです。

まい

基本的に自然治癒はしないと考え、早めに病院を受診してくださいね。

<<うっ滞の症状とは?
<<治療方法・費用・期間は?
<<うっ滞発覚~治るまでの経過(闘病体験レポ)

うっ滞は薬で治る?

うっ滞の程度によります。薬だけで治るケースもあれば外科手術が必要になるケースもあったりと様々です。

<<うっ滞の症状とは?
<<治療方法・費用・期間は?
<<うっ滞発覚~治るまでの経過(闘病体験レポ)

うっ滞の治療には手術が必要?

うっ滞の程度や症状によります。完全に閉塞を起こしているなど、内科療法で改善が期待できない場合は外科手術が必要になるケースもあります。

<<うっ滞の症状とは?
<<治療方法・費用・期間は?
<<うっ滞発覚~治るまでの経過(闘病体験レポ)

うっ滞は繰り返す?

あくまで私の育兎経験上の話ですが、うっ滞を繰り返すウサギは多い印象があります(※もちろん繰り返さないウサギもいる)

普段からうっ滞対策を強化し、少しでも食欲や糞に変化があれば病院へ駆け込んでくださいね。

<<治療方法・費用・期間は?
<<うっ滞発覚~治るまでの経過(闘病体験レポ)
<<うっ滞の予防対策とは?

【最後に】うさぎがうっ滞から回復するかは早期発見・早期治療がカギになる

ウサギのうっ滞において1番重要なのは早期発見・早期治療です。

間違っても様子見したり、自己治癒を期待したりしないでください。スゴク嫌な言い方で申し訳ないのですがウサギが死んでしまう恐れが非常に高いからです。

今回のポイントまとめ!
  1. 何かおかしいと思ったら病院へ駆け込む
  2. 病院がやっていなかったら応急処置する
  3. 応急処置で多少回復しても必ず受診する
  4. 回復後はうっ滞対策を強化する

1度想像してみてください。

もし自分がまったく言葉が通じない国に連れて行かれて、「まだ大丈夫そうだから様子見しよう」と体調不良を放っておかれたらと。

怖いし辛いですよね。私はウサギも同じ気持ちだと考えています。

まい

ウサギを守れるのはパートナーである飼い主ただ1人だけです。

まい

「ウサギは自分の命を飼い主に預けている」と考え、その時に最善の行動を取ってあげてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA