いくらで飼える?うさぎ飼育にかかる《初期費用と毎月費用》お金の目安・内訳を解説!

月々いくらで飼える?うさぎ飼育にかかる《初期費用と毎月費用》お金の目安・内訳を解説!

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10年以上ウサギ3匹と暮らして感じた「幸せ」と「苦労」をもとに、お悩み解決案を提案します。記事最下部にコメント欄あり。気軽に育兎相談どうぞ。愛玩動物飼養管理士(登録番号241110200号)

「ウサギは月々いくらで飼える?お迎え準備にかかる費用の目安は?」

ウサギ飼育の費用目安は下記の通り。

  • 初期費用…5万円前後
  • 月々の飼育費用…8,000円前後

ウサギのお迎え先になどによって費用は大きく変わります。

まい

今回はウサギのお迎えを検討している方向けに、「ウサギ飼育にかかる費用」をトコトン詳しく紹介します。

まい

今まで3匹のウサギをお迎え~看取りまでした経験を元に「リアルなお金事情」をお伝えしますね。

この記事でわかること
  • お迎えまでにかかる初期費用
  • 日々の飼育にかかる毎月の費用
  • 病気などの臨時費用

うさぎ飼育にかかる費用の目安は?

うさぎ飼育にかかる費用の目安は?
「僕たち意外とお金がかかるよ」

飼育費用の項目
  1. 初期費用
  2. 生体購入費の目安
  3. 月々の飼育費用
  4. 病院などの臨時費用

ウサギをお迎えする時に、多くの方が気にするのは「生体購入費などの初期費用」ですが、本当に大事なのは「月々の飼育費用」と「病院などの臨時費用」です。

ウサギって安いイメージがありますが、パートナーとして大事に大事に飼うならお金がかかります。長生きする子は10年以上も生きます。

初期費用も大事ですが、

「これから先何があっても、ウサギにかかる月々の飼育費用や突発的な出費を払っていけるのか」

ぜひ1度よ~く考えてみてください。

まい

ではウサギを3匹飼育した経験をもとに、ウサギにかかる諸々の費用をすべてお伝えしますね。

うさぎを飼うのに必要な初期費用の目安一覧表

うさぎを飼うのに必要な初期費用の目安一覧表

購入品目平均相場我が家の場合
うさぎ(生体の購入費)5,000~100,000円30,000円
ケージ6,000~13,000円7,000円
トイレ700~2,800円800円
トイレ砂600~800円700円
トイレシーツ600~1,300円760円
掃除用シート900~1,000円900円
牧草入れ500~2,000円1,600円
牧草500~1,000円600円
エサ入れ500~1,000円900円
ペレット500~1,800円1,500円
給水器900~1,500円1,000円
ブラシ500~4,000円500円
爪切り400~600円600円
移動用キャリー2,000~6,000円3,000円
部屋んぽ用サークル2,600~4,000円3,000円
総額22,200~140,800円52,860円

※上記はお迎え前までに最低限揃えておく必要がある飼育用品です。

※「我が家の場合」は2代目ウサギお迎え時の費用を記載しています。1円単位では覚えていないので目安程度にお考えください。

初期費用の中で大きなウェイトを占めるのは、「生体購入費」と「ケージ代」の2つ。

  1. 専門店からお迎えする血統書付きウサギ
  2. 使い勝手のいいケージ

は必然的に高くなります。

まい

逆に「ウサギの種類や血統」や「ケージの使い勝手」にこだわらないのであれば、初期費用をグッと抑えられます。

うさぎ生体購入費用の目安

購入場所種類平均価格
ウサギ専門店や
ブリーダー
純血種・血統書付きのウサギが多い品種にもよるが平均6万円前後。
高いところだと10万円前後する。
ホームセンターや
一般的なペットショップ
血統書が無いウサギがほとんど・ミニウサギなら5,000円前後
・ネザーやロップイヤーなら20,000~30,000円前後
里親になる血統書が無いウサギがほとんどウサギ自体は0円。
医療費の負担をお願いされるケースがある。

上記は私がウサギをお迎えする前に、専門店やホームセンターなどを見学した際に見た費用の平均。

何となく想像がつくと思いますが血統書があるウサギは高いため、専門店で購入するウサギは高いです。

逆にホームセンターなどで購入するウサギは「血統書が無い=純血種ではない場合がほとんど」なので、比較的安価に購入できます。

この子はホームセンターからお迎えした1代目ウサギ(ネザーランドドワーフ)です。購入費用は約2万円でした。

1代目うさぎ(ミニウサギ)の生体購入費用

この子はペットショップからお迎えした2代目ウサギ(ロップイヤー)です。購入費用は約3万円でした。

2代目うさぎ(ロップイヤー)の生体購入費用

この子は諸事情でお迎えした3代目保護ウサギ(ミニウサギ)です。医療費の負担0円でした。

2代目うさぎ(ミニウサギ)の生体購入費用

うさぎ用ケージの購入費用目安

ケージのタイプ広さ平均価格
引き出しなしタイプ狭い~普通5,000円前後
引き出しありタイプ狭い~普通8,000円前後
引き出しありタイプ広々13,000円前後

ウサギは長いと10年以上生きます。

使い勝手が悪いと高確率で買い替えたくなるので、最低限「引き出しがあるタイプ」を購入するのがオススメです。

ちなみに私は計4台のケージを購入して、ようやく満足するケージに出会えました。

引き出しタイプはコレ。あまり広くはないですが8,000円前後と安かったです。

うさぎケージの購入費用目安

1番お気に入りのケージ。約13,000円前後と少し高いですが、広さと使い勝手は最強です。

うさぎのケージ購入費用の目安(3代目うさぎ用)

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うさぎを飼うのに必要な毎月費用の目安一覧表

うさぎを飼うのに必要な毎月費用の目安一覧表
日々の消耗品費用目安
(1ヶ月)
トイレ砂350円
トイレシート1,500円
掃除用
拭き取りシート
500円
牧草3,000円
ペレット1,500円
おやつ800円
(野草を与えるなら0円)
総額1ヶ月約7,650円

※上記はあくまで我が家の例。各家庭によって費用は前後します。

ウサギをお迎えする時は初期費用ばかり気にしてしまいますが、重要なのは毎月の飼育費用。

初期費用は出せても毎月の飼育費用を用意できなくては、ウサギを路頭に迷わせてしまうからです。

まい

「けっこう安いじゃん」と思いますよね。でも実際に飼ってみると、上記以外の費用が追加発生する月が多いです。

まい

次で「毎月ではないけど、よく発生する費用」を紹介しますね。

うさぎを飼うのに必要な臨時費用の目安一覧表

うさぎを飼うのに必要な毎月費用の目安一覧表
項目費用目安
ペット保険月々2,000~2,500円
(任意なので入らなくてもOK)
冷暖房月々3,000~10,000円
(2万円を超える家庭もある)
病院簡単な診察なら1回2,000円前後
(骨折などで10万円を超えるケースもある)
グルーミング
(爪切りやブラッシング)
1回500~1,500円
ペットホテル1泊1,500~3,000円

必ず発生するのは夏と冬の「冷暖房費」ぐらい。

冷暖房費以外の必要性は各家庭によって異なります。

まい

たとえば私は自分で爪切りもブラッシングもするのでグルーミング代0円ですし、ペット保険には未加入だからです(代わりにウサギ用貯金あり)

注意したいのは「病院代」。

ウサギは人間と違って保険が利かないので、治療内容によっては万単位のお金が吹っ飛ぶケースも少なくありません…

まい

ウサギをお迎えする前に飼育用品と一緒に「突発的な病気の治療費として10~20万円程度の貯金」を用意しておくのをオススメします。

うさぎを飼う前に飼育費用を10年以上出し続けられるかよく考えて!

うさぎ飼育にかかる費用の目安まとめ
「最後までずっと一緒に…」

飼育費用まとめ
  • (初期費用)生体購入費…5,000~100,000円
  • (初期費用)飼育用品購入費…50,000円前後
  • (毎月の費用)飼育費用…月々5,000~8,000円前後
  • (臨時の出費)冷暖房や病院…月々3,000~100,000円

ぶっちゃけウサギをお迎えするのは簡単。

犬や猫よりもお迎えするのにかかるお金が安いからです。

ただお迎えするのは簡単ですが、「毎月発生するお金」と「急な出費」を考えると、ウサギも犬猫と同様にお金がたくさんかかります。

まい

最近は10年以上生きるウサギも珍しくないです。

10年もあれば人間は転職・病気・結婚・出産・離別…などライフスタイルが大きく変わります。

もしかするとお金に困る時が来るかもしれません。

実際に2020年に起きた「コロナウィルス」による失業・減収・転職でウサギを捨てたり、里親に出したりする飼い主さんがたくさんいました。

まい

この世に安く飼える愛玩動物(ペット)なんていません。「今」だけではなく「この先10年、もしかしたら10年以上ウサギの飼育費用を出し続けられるのか」お迎え前にもう1度よく考えてみてくださいね。

最後に…

私はウサギを飼うなと言いたいのではありません。
 
私自身がウサギを3匹飼って思っている以上にお金がかかるのを痛感したからこそ、「安いから」と安易な気持ちでお迎えして欲しくないだけなのです。
 
ウサギをお迎えする前に「飼育費用」を検索し、しっかりリサーチするこの記事を読んでいるような方がもっと増えることを願っています。

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