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「甘えん坊でなつきやすいウサギの種類・品種はどれ?見分け方・選び方・特徴も知りたい!」
結論から言うと比較的お迎えしやすく、甘えん坊で懐きやすいウサギの種類については以下の通りです。
ミニレッキス、ホーランドロップ、アメリカンファジーロップ、ライオンラビット、ジャージーウーリー、アンゴラウサギ、イングリッシュロップイヤー、フレンチロップ、フレミッシュジャイアント。
<<甘えん坊で懐きやすいウサギの特徴とは?性別・耳の形など豆知識を紹介
<<甘えん坊で懐きやすいウサギの種類とは?品種を紹介
ウサギの種類も大事ですがお迎え時に夕方のもっとも活発な時間帯の様子・反応・行動などをチェックするのも超重要です。「ウサギがどんな様子なのか?」によって懐きやすい性格をしているかがわかるからです。
<<懐きやすいウサギの見分け方とは?チェックポイントを紹介
1つ注意して欲しいのはウサギは個体による性格差が激しいので、甘えん坊で懐きやすい種類であっても「思ったほど懐かない」とか「狂暴で暴れん坊」といった現象が普通に起こります(犬猫とは違うと思った方がいい)
種類だけで選ぶと懐かなかった時に後悔する恐れがあるので、最終的には「この子ならトラブルがあったとしてもずっと一緒にいたい」と思える個体をフィーリングで選ぶのも大切にしてくださいね。
まい
まい
目次
甘えん坊でなつきやすいうさぎの特徴とは?
まずは甘えん坊で懐きやすいウサギの身体的な特徴を紹介します。
実は立ち耳より垂れ耳の方が甘えん坊な傾向があるなど、見た目からある程度の情報が得られるんですよ。
- 性別
- 耳の形
- 体毛
- 体の大きさ
あくまで傾向的な話になってしまいますが、実際の飼育経験も交えながらしっかりと解説しますね。
性別
甘えん坊で懐きやすいウサギの特徴1つ目は「性別がオス」です。
一般的にウサギはメスは自立心が強く、オスは甘えん坊で懐っこいと言われているからです。
まい
まい
【本音で語る】うさぎはメスとオスどっちが飼いやすい?なつきやすい?性格・特徴・メリット・デメリット…性別による違いを解説
耳の形
甘えん坊でなつきやすいウサギの特徴2つ目は「耳が垂れている」です。
ウサギの耳は「立ち耳」と「垂れ耳」の2種類があります。
立ち耳ウサギと比べると、垂れ耳ウサギの方がおっとり・おおらか・甘えん坊な個体が多い傾向がると言われています。
「甘えん坊なウサギが良いな」と思っているなら、垂れ耳の品種を検討しても良いかもしれません。
まい
体毛
甘えん坊で懐きやすいウサギの特徴3つ目は「長毛種」です。
コレはあくまで私の個人的な意見になってしまいますが、長毛種はおっとり・のんびりしている個体が多い印象があります。
まい
猫もどちらかと言えば長毛種の方が比較的おとなしいタイプが多いですよね。
私の勝手な推測ですが長毛種は品種改良によって生まれた品種なので、野生的な部分が薄れているのではないかと考えています。
※長毛種は性格が良い個体が多い印象がありますが、懐きにくい長毛種のウサギもいます。個体差があるのを忘れないでくださいね。
まい
体の大きさ
甘えん坊で懐きやすいウサギの特徴4つ目は「体が大きい」です。
ウサギは小型だと1kg前後・中型だと2kg前後・大型だと5kg以上と幅があるのですが、体の大きい種類は穏やか・温厚な性格をしているウサギが多いからです(※あくまで傾向的な話なので個体差があります)
もちろん小型~中型ウサギにもよく懐く種類はいますが、大型ウサギならではの優しい性格はかなり魅力的ですよ。
まい
甘えん坊で懐きやすいウサギの特徴まとめ
- オス
- 垂れ耳
- 毛の品種改良が進んだ種類(長毛種など)
- 大型種
上記の特徴を1つ以上持っている種類のウサギは、甘えん坊で懐きやすい個体が多い傾向があります。
あくまで目安ではありますが人懐っこいウサギをお迎えしたい人は1つの参考にしてくださいね。
まい
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なつく種類はどれ?甘えん坊が多い品種のうさぎを紹介
ウサギはたくさんの品種がありますが日本国内でほとんど流通していなかったりと、お迎えが難しいケースが多いです。
そこで!比較的お迎えしやすい品種(日本国内のペットショップ・ブリーダーからお迎え可)の中から、甘えん坊で懐きやすい種類のウサギを紹介します。
「甘えん坊で懐きやすいウサギが良いんだけど、どの種類が良い?」とオススメが知りたい人の参考になれば幸いです。
- ミニレッキス…賢くスキンシップを好む
- ホーランドロップ…警戒心が少なく甘え上手
- アメリカンファジーロップ…温厚で物怖じしない
- ライオンラビット…社交的
- ジャージーウーリー…大人しく従順
- アンゴラウサギ…大人しくて我慢強い
- イングリッシュロップイヤー…甘えん坊で愛らしい
- フレンチロップ…おおらかで堂々としている
- フレミッシュジャイアント…紳士のように従順
気になるウサギはいましたか?
では、さらに詳しくウサギの見た目・大きさ・毛質・性格などを見ていきましょう!
※ウサギの性格は個体による部分が大きいので、今から紹介する性格・特徴に当てはまらないウサギもいます。「個体差がある」のを理解した上で、ウサギをお迎えしてあげてくださいね。
なつく種類1.ミニレッキス…賢くスキンシップを好む
ミニレッキスの情報 | |
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特徴 | 光沢のあるビロードのような美しい毛並みをしている。縮れたヒゲと少しおっさん顔なのもチャームポイント。 |
性格 | 好奇心旺盛、スキンシップを好む、賢い、活発で物怖じしない。 |
体重 | 1.4~2kgぐらい。「ミニ」がつかないレッキスはもっと大きくなる。 |
カラー | ブラック、ブルー、キャスター、オパール、ブロークンブラック、ブルーアイドホワイトなどバリエーション豊富。 |
ミニレッキスはカイウサギの中ではもっとも賢い品種と言われることもあるほど頭が良く、一緒に遊ぶことを好んだりと人懐っこい特徴を持っています。
短毛種の中では「懐きやすいウサギ」の代表格です。
まい
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なつく種類2.ホーランドロップ…警戒心が少なく甘え上手
ホーランドロップの情報 | |
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特徴 | 大きな頭に垂れた耳、つぶれたような丸顔、筋肉質な肉厚ボディが魅力。 |
性格 | 温厚で活発、警戒心が少ない、人懐っこく愛嬌がある、寂しがり屋な一面も。 |
体重 | 1.8kgぐらい(ウサギの中ではわりと小さめ~普通) |
カラー | ブラック、ブルー、チョコレート、ライラック、ブロークン、アグーチなどバリエーション豊富。 |
ホーランドロップはウサギ界の甘えん坊代表です。
飼い主にくっついたり、ナデナデを催促したりと、ベッタリ甘える個体が多い傾向があります。
ちなみに我が家のホーランドロップは数時間家を留守にすると帰宅後にくっついて離れなくなる、他のウサギを撫でるとヤキモチを妬くなど、独占欲の塊みたいな行動をしてくれます。
まい
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【飼ってわかった】ホーランドロップの性格・寿命・体重・値段とは?垂れ耳うさぎの育て方・飼育の注意点を解説
なつく種類3.アメリカンファジーロップ…温厚で物怖じしない
アメリカンファジーロップの情報 | |
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特徴 | 小さな体に垂れた耳、つぶれたような丸顔、綿あめのようなフワフワの体毛。 |
性格 | とても人懐っこい、おっとりとしていて甘えん坊、優しくて穏やか、好奇心が強く快活。 |
体重 | 1.5~1.8kgぐらい(ウサギの中ではわりと小さめ~普通) |
カラー | アグーチ、シェイデッド、ブロークンなどバリエーション豊富。 |
アメリカンファジーロップは温厚で物怖じしない、優しくて穏やかなど「いわゆる懐きやすい性格」をしています。
甘えん坊でよく懐きますが、あまり知らない人に対しては警戒するというシャイな一面を見せたり、明るく動き回って楽しませてくれたりするのもアメファジの魅力です。
まい
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なつく種類4.ライオンラビット…とっても社交的で寛容
ライオンラビット(ライオンヘッド)の情報 | |
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特徴 | ライオンのようなたてがみ(顔周辺に毛が集中しているような見た目) |
性格 | 社交的、活動的で温厚、寛容。 |
体重 | 1.3~1.7kgぐらい(ウサギの中ではわりと小さめ~普通) |
カラー | トータス、ブロークントータス、ブロークンブラック、ブラックなどバリエーション豊富。 |
ライオンラビットはとっても活動的で社交的です。ウサギ界の陽キャとも言えるような特徴を持っています。
寛容な性格をしているので「お子様がいるご家庭にも合っている」とも良く言われます。
まい
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なつく種類5.ジャージーウーリー…おとなしく従順
ジャージーウーリーの情報 | |
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特徴 | 顔周りはスッキリしているけど体はボリューミーな毛に覆われている、コンパクトな身体で顔はネザーランドドワーフ寄り。 |
性格 | 優しく大人しい、穏やかなのんびり屋、少し控え目な面もある。 |
体重 | 1.3kgぐらい。(ウサギの中ではわりと小さめ) |
カラー | ブラック、ブルー、ブロークン、セルフ、シェイデッド、ブロークンなどバリエーション豊富。 |
ジャージーウーリーはふわもふな見た目通り、おとなしく穏やかなのんびり屋です。
たいていのウサギが嫌がって大暴れする抱っこも受け入れるなど、「従順(されるがまま)」になる個体が多いです。
まい
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なつく種類6.アンゴラウサギ…大人しくて我慢強いから懐きやすい
アンゴラウサギの情報 | |
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特徴 | 全身を覆う毛(鼻がわずかに見える程度)、ウサギとは別の生き物みたいな見た目が魅力。 |
性格 | 大人しく穏やか、人懐っこい、我慢強い。 |
体重 | 3~4kgぐらい(ウサギの中では少し大きめ) |
カラー | カラーバリエーションは豊富だけど日本国内での個体数が少ないのでカラーは選びにくいかも。 |
アンゴラウサギは大人しく、我慢強いのでたいていのことを嫌がらずに受け入れる個体が多いです。
平気で膝の上に乗ってきたり、抱っこされるがままだったりと、野生感が抜け落ちているような行動が多いのもアンゴラウサギならではの特徴です。
アメリカンファジーロップ・ジャージーウーリーが穏やかな性格をしているのは、アンゴラウサギの性格を引き継いだからと言われています。
まい
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なつく種類7.イングリッシュロップイヤー…甘えん坊で愛らしい
画像の引用元:ひごペットクラブ
イングリッシュロップイヤーの情報 | |
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特徴 | 床に届くほど垂れた大きな耳。 |
性格 | 温和で大人しい、賢く状況判断力に優れている、甘えん坊で愛らしい。 |
体重 | 4~5kgぐらい(ウサギの中では大きめ) |
カラー | カラーバリエーションは豊富だけど日本国内での個体数が少ないのでカラーは選びにくいかも。 |
イングリッシュロップイヤーは甘えん坊で愛らしい性格から、欧米では長く家族の一員として親しまれています。
日本では珍しい種類ですが海外での人気は高いです。
ホーランドロップやフレンチロップなど、他の垂れ耳うさぎの元(元祖垂れ耳ウサギ)なのがイングリッシュロップイヤーなので、ロップ種の「温厚で甘えん坊・人懐っこい」という特徴をしっかりと持っています。
まい
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フレンチロップ…おおらかで堂々としているから懐きやすい
フレンチロップの情報 | |
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特徴 | 垂れ耳ウサギの中では1番大きなボディをしている。むっちり巨大。 |
性格 | 温和で可愛らしく人懐っこい、好奇心旺盛、フレンドリー |
体重 | 4~6㎏ぐらい(7kgを超える個体もいる) |
カラー | グーチ、シェイデッド、ブロークンなどバリエーション豊富。 |
フレンチロップは温和で人懐っこく、少々のことには動じません。
大型ウサギならではの神経質さが少なく、おおらかな性格も大きな魅力です。
ナデナデされるのが大好きだったり、自ら飼い主にピッタリとくっついたりと、フレンドリーな性格にメロメロになる飼い主さんが多いですよ。
まい
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フレミッシュジャイアント…紳士のように従順で懐きやすい
画像の引用元:岡崎市ホームページ
フレミッシュジャイアントの情報 | |
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特徴 | 世界最大級のウサギ!とにかくデカい! |
性格 | 優しくて穏やか、人懐っこくて賢い、紳士的、好奇心旺盛 |
体重 | 7~10㎏ぐらい(10kgを超える個体もいる) |
カラー | カラーバリエーションは豊富だけど日本国内での個体数が少ないのでカラーは選びにくいかも。 |
フレミッシュジャイアントは「ジェントルジャイアント(Gentle Giant)」の二つ名があるように、紳士のように従順な性格が特徴的なウサギです。
インパクトのある見た目からは想像しにくいですが優しく、どっしりとした・肝が据わったようなおおらかさを持っています。
小さな子供が子供が撫でたりしても、優しく受け止める個体が多い印象があります。
まい
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甘えん坊でなつきやすいうさぎを見分ける方法とは?選び方のコツを伝授
ウサギの性格は個体差が大きいので、一般的に懐きやすいと言われている種類でも、思ったほど懐かないケースがかなり多いです(ぶっちゃけ種類は当てにならないところがある)
こればっかりはどうしようもないのですが、「甘えん坊で懐きやすいウサギをお迎えできる確率を上げる方法(見分け方)」ならあります。
お迎えするウサギを見に行った時に、下記のポイントをぜひチェックしてください。
- 夕方の1番活発な時間帯の様子
- 近づいた時の反応
- 手を近づけた時の行動
- 飼育スタッフの言葉
- お迎えする場所
- ウサギの第一印象
あくまで傾向ですが夕方の活動的な時間帯の様子などをチェックすると、「この子は懐きやすい性格をしている可能性が高い!」と見分けがつきます。
具体的に「どんな様子・反応・行動だと懐く可能性が高いのか?」について順番に説明していくので、よかったら参考にしてくださいね。
チェックポイント1.夕方の1番活発な時間帯の様子
懐きやすいウサギを見分ける方法1つ目は「夕方に見に行く」です。
ウサギがもっとも活発になる時間帯は明け方と夕方で、昼間(とくに昼過ぎ)は休息時間です。
休息時間はゴロゴロまったりしていることが多く、普段は暴れん坊なウサギでも「大人しく穏やか」に見えてしまうことがあります。
なので1番行動が活発な夕方に見に行った方が、より普段に近い状態を観察できるのでオススメなのです。
まい
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チェックポイント2.近づいた時の反応
懐きやすいウサギを見分ける方法2つ目は「近づいた時の反応がフレンドリーなのかをチェックする」です。
良い反応の実例を2つ・悪い反応の実例を1つ紹介するので、ケージに近づいた時にウサギがどう反応するかをよ~く観察してください。
ケージに近づいた時に自ら近寄ってきたり、興味を示してきたりするウサギはフレンドリー・人懐っこい性格の可能性が高いです。
我が家の2代目ウサギも初対面の時に「なになに~?」って感じで寄ってきてくれたのですが、超がつくほどの甘えん坊に育ってくれました。
ケージに近づいたにも関わらず、写真のようにゴロゴロしている・びろ~んと伸びきったままのウサギもなかなか良いです。
神経質さ・警戒心が低く、おおらかなで懐きやすい可能性が高いからです。たとえばこんな感じ。
更に警戒心が低く、良い意味で野性味が欠けたウサギはこんなポーズで寝ます。初対面の相手にこの姿を見せるウサギは稀なので、大物に育つかもしれませんよ。
ケージに近づいた時に下記のような反応をするウサギは神経質・警戒心が強い可能性が高いので、懐きにくいかもしれません。
- ビクッとする
- 逃げ回る、パニックを起こす
- なるべく距離を開けようとする
- ハウスやケージの隅に隠れる
我が家の1代目ウサギも私が近づいたら「ぎゃぁぁぁぁあああ」とひっくり返るような勢いで逃げ狂うような子だったのですが、やはり神経質で懐きにくかったです。
※上記はあくまで目安なので「絶対に懐く(または懐かない)」とは言い切れませんが、フレンドリーな反応を示してくれるウサギの方が懐きやすい傾向はあります。
チェックポイント3.手を近づけた時の行動
懐きやすいウサギを見分ける方法3つ目は「手を近づけた時に舐めてくる(または嗅いでくる)か様子を見る」です。
ウサギの舐める行動は愛情表現の1つで、甘えん坊で飼い主にべったり懐く要素を持っていると、初対面にも関わらず手を舐めてきます(※舐める行為はウサギの愛情表現の1つ)
舐めてくる以外だと手を近づけた時に興味深そうに手のニオイを嗅いでくるウサギも、反応としてはかなり良いです。
たいていのウサギは手を近づけても無視するor逃げるので、興味を持つ時点でフレンドリーな要素を持っている可能性が高いと言えます。
まい
チェックポイント4.飼育スタッフの言葉
懐きやすいウサギを見分ける方法4つ目は「飼育スタッフに普段の様子を聞く」です。
スタッフさんは普段からウサギと接している分、ウサギの様子=性格を把握している可能性が高いからです。
普段の様子を質問した際に「大人しい」「穏やか」「物怖じしない」「人懐っこい」など、温厚さ・おおらかさを感じるような言葉が返ってくると、懐きやすい性格の可能性が高いです。
普段の様子を質問した際に「元気いっぱい」「活発」「警戒心が強い」など、ヤンチャさ・神経質さを感じるような言葉が返ってきた場合は、もしかすると少し懐きにくい性格をしているかもしれません。
健康状態を元気と表現されるのはスゴく良いです。
ただ普段の様子を「人懐っこい」を差し置いて、「元気いっぱい」と表現される場合は、スタッフさんでも手を焼くぐらいの暴れっぷりの可能性が…
少し警戒した方がいいかもしれません。
まい
まい
チェックポイント5.うさぎをお迎えする場所
懐きやすいウサギを見分ける方法4つ目は「ウサギにたっぷりの愛情を注いでいるペットショップ・ブリーダーからお迎えする」です。
淡々とお世話されて育ったウサギよりも、しっかりスキンシップしながら育ったウサギとでは、「スキンシップあり」の方が懐っこいウサギに育ちやすい傾向があります。
まい
実際に我が家の3代目ウサギは一般家庭(野外で生まれ保護された)で育ち、里親さんが愛情たっぷりで生後3ヶ月まで育ててくれたおかげなのか、「…この子は本当にウサギなのかな?」と疑いたくなるほどベタ慣れです。
色んな家庭に引き取られていった3代目ウサギの兄弟達も、見せてもらった動画・写真を見る限り、やっぱり人懐っこい印象を受けました。
また上記に該当するペットショップ・ブリーダーでは、「親ウサギがどんな性格だったのか?」までキチンと把握していることが多いです(親ウサギの様子を見られる可能性も大!)
ウサギの性格は親ウサギに似ることが多いので、懐くかどうか知りたい時に良い目安となります。
まい
チェックポイント6.うさぎの第一印象
見分け方からは少し話が脱線しますが、最終的にはウサギと出会った時のフィーリングを大事にしてください。
しつこいぐらい何度も言いますが、ウサギの性格は個体差が大きいです。ペットショップにいた頃は大人しかったのに、お迎えしたら凶暴化する子もいます。
ぶっちゃけ「ウサギの〇〇種類は懐きやすい!甘えん坊」という情報は当てにならないんですよね…
まい
厳しい言い方をしますが懐くことだけを目的にお迎えすると、万が一懐かなかった時に100%確実に後悔します。
「色々あるだろうけど、この子となら10年先だって一緒にいたい」と思える子をぜひお迎えしてください。
私自身も1代目ウサギの懐きにくさにたくさん悩みましたが、一目惚れしてお迎えしたおかげなのか、抱っこできなくても噛まれて流血しても、最期の時までたまらなく可愛い存在でしたよ。
まい
【最後に】うさぎが懐くかは種類だけではなく飼い方も大きく影響する!
声を大にしてお伝えしたいのですが、ウサギが懐くかは「飼い方」も大きく影響します。
懐きやすいと言われている種類でも飼い方が悪ければ思ったほど懐かないですし、逆に懐きにくいと言われている種類でも飼い方が良ければ懐く可能性が十分にあります。
種類も大事ですが、お迎え後に「しっかりウサギと向き合うことの方がもっと大事(勝手には懐いてくれない)」なのです。
元々の性格的にどうしても懐きにくいウサギもいますが、大多数のウサギは種類に関係なくちゃんと懐きます。
もちろん程度の差はありますがウサギが好む距離感で仲を深め、上下関係を教えるなど接し方を工夫すれば懐く可能性大です。
懐くまでに時間はかかりますし、根気強さも必要ですが、きっとアナタにとってかけがえのないパートナーになりますよ。
人間の性格って元々の気質だけではなく、育った環境・親の育て方の影響も強く受けますよね。
ウサギも同じだと考えると分かりやすいかと思います。
まい
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